十勝岳登山から帰ってきて、入浴だ。この十勝岳温泉は、昭和の時代に発見され、プラチナの価値のあるお湯ということで、白金温泉と名がついた。入口に、沐浴ならぬ、黙浴の看板がある。コロナ対策だ。
温泉分析書は、普通のものとちょっと違う。一言でいうと、温泉に詳しくない人でもすぐにわかる内容だ。本物の分析書は別に掲示されている。泉温は51度、PHは中性、溶存物質はお湯1KLで4g、となかなかの濃さだ。成分20%以上は、ナトリウム、カルシウム、マグネシウム、硫酸塩、塩化物泉で、療養泉として長い、長い名前がついている。
風呂は、露天と室内浴槽が3か所、ぬるめの風呂と、高温の風呂があり、交互に入れる。私は二泊で、朝晩合計5回も入浴した。私の気に入った温泉である