資格マニアの徒然草ブログ

目標としていた70歳で五百資格は2年前倒しで達成、今年は百名山完登が目標、徒然なるままに書いていきます。

個人が私財で再建した伊賀上野城

2021年07月09日 | 城郭検定資格とその活用

 前夜は奈良で配偶者と落ち合い、今日は奈良からスタート、三重県の百名城巡りだ。午前は、伊賀上野城、取り付きからお城に上ると、天守閣がそびえる。この天守は戦前に個人が私財を投じて、再建したものだ。初代は、筒井定次、二代があのお城作りの名人、藤堂高虎が作ったが、竣工間近かで暴風雨で倒壊、以降は天守、作られなかった。しかし、昭和10年、川崎克氏が、三度(みたび)建築したもの、風格のある天守だ。 

 そして、中に入ると、武具などが展示されている。高虎が秀吉から貰った兜、あまり実用的じゃないね。天守からは城下が一望だ。

 そして、このお城の名物は、高石垣、さすが藤堂高虎、すごい高さの石垣を築いた。

 天守を出ると、忍者博物館がある。伊賀らしい、ここに入場。忍者屋敷のからくりがあったが、これって、私が子供のころ、お祭りのときにに田舎の神社の境内に忍者屋敷が建てられて、こわごわごわと覗いたものだ。

 それに水蜘蛛、まきびし、手裏剣などが展示されている。忍者は秘密文字を持っていた、これってすごい。

 手裏剣投げがあった。子供のころ、少年雑誌の裏表紙に忍者ものの通信販売があり、手裏剣を買ってみると、先端が安全加工してあって、投げてもポタリと落ちてしまった。今度は、尖っている。投げると、壁にぐさりと刺さる。これは本物の手裏剣だ。子供のころの夢がようやく実現したようだ。