前日、地元の病院で、初めて、MRIという装置に入った。エコー検査で、頸動脈の血管が半分詰まっていたそうで、その精密検査だったが、結果は、ほとんど何でもなかった。でもそれとは別に、脳梗塞の跡が見つかった。ええ? 脳梗塞? 自分じゃ全く気がつかない。無自覚で、脳梗塞なんてあるんだろうか、と不思議に思っている。内科でちゃんと管理してもらいなさいという指示。どうも結果、シックリ来ないな。(後でネットで調べたら、無自覚の脳梗塞というのがあるそうだ)
翌日、この日は軽い山旅、配偶者と選んだのは、JR相模湖駅からバス、そして標高差5百mの石老山(せきろうざん)。バスを降りて車道を約30分歩き、登山口へ。この当たり標高は2百m、紅葉が始まっている。
そして、いきなりの急登。相模湖が眼下になって来た。
ロープ場もあり、意外に手ごわい。
石老山の前に、大明神展望台へ。
この山は数年前に登って以来、二度目だが、この展望台、展望台という割に展望が利かない。樹木が育ち過ぎで、手入れしてないようだ。
大明神へ。祠がある。
ここから、石老山までは、小さな上り下りを繰り返す。これが結構きつい。その名の通り、石が多い、それも大石だ。
そして正午ちょっと前に山頂へ。また少し太ったかな。
うっすらと、富士山が顔を出す。手前は丹沢?
富士山を眺めながらの昼食は、パンとコーヒー、リンゴにチーズ。外で飲むコーヒーはインスタントなんだが、実に美味い。食後は下り。この山の特徴、巨大な岩が散在している。
最後は、この山の植物の一覧、今は秋、ほとんど花はない。
帰りのバス停に行く途中、一軒の家の前、新聞の切り抜きが貼ってある。平成27年に、当時の皇太子殿下も、この山、登ったそうだ。麓のお寺から1時間15分で山頂、皇太子殿下、結構速いな。
という訳で、相模湖駅からバス、周回コースで約5時間、累積標高差6百mのやや軽めの登山でした。