精神科医、和田秀樹さんの「70代からの元気力」を読む、この方、80代の本も書いているようだが、とりあえず70代から。文庫本で、電車の中で読むためだったから、登山のザックに入れておいた。つまり、9月から私と一緒に登った本だ。
私ももう67歳、70歳台が近づいている。ここのところの目標は、五百資格、百名山、百名城などがあるがいずれも60代台の目標だ。70歳までには達成するか、体力的にもう辞めるかになる。従って70代の目標は今のところ、ない。まだまだ人生長い、どうしたもんか、と手に取った本である。
結論は、「肉と光を意識する」こと。年を取ってくると肉の消費が少なくなる、意識して肉を食べよう。外食も多く。もう一つの光とは、外出だ。散歩でもいいし、社交でもいい。意識して外に出ること。
このような生活が、セロトニンと男性ホルモンを増やし、若々しくいられるそうだ。年を取ると、男性は男性ホルモンの分泌が少なくなるが、逆に女性は増加する。男性は元気がなくなり、女性は元気になる。
登山や水泳をしてて思うが、高齢になるほど女性は元気だ。登山ツアーなどは8割方女性だ。そして、元気。この違いはセロトニン・男性ホルモンの分泌にあるのか。
そして、自分はもう年だから、これはもう止めた、と思わない。体がきつくてもうできないと思った止める、それまでは、年だからという理由だけじゃ、止めないこと。朝起きて、一日ぶらぶらと何もしないのが一番いけない、意欲の低下が老化を加速する。毎日感動を持って、生活する。
朝の散歩から始まる運動や、社交、外食、旅行、軽登山、寺社巡り、資格取得、美術館巡り、楽器の演奏、ブログ記事の執筆と、まだまだ多彩な活動ができる。楽しい70代にしていきたいものだ。