出口治明先生の全世界史を読む。以前、どこかで、先生は世界史を書きたいんだ、と言っていたことを思い出す。そうか、これか。全部で900頁にもなるが、角川の世界史よりずっと面白い。出口先生独特の考察が入っているからだ。
この全世界史は、人類5千年間の歴史で、1千年区切りになっている。そして、まんべんなく書かれている。どの歴史本でも、近代は詳しく書かれているが、古代や中世はあんまり詳しくはない。従って、この時代は知らなかたことも多い。しかし、人類は、戦争ばっかりして、変わらないねえ。
ところで、出口先生、出口さんは、(以前もこのブログで書いたが)5年前に直接お会いしたことがある。インターネットの保険会社を立ち上げ、後進に後を譲った後、しばらくフリーでいたが、確か、立命館アジア太平洋大学の学長として望まれて行った。このフリーの時代である。
出口さんは、ある本を書いた後、何人かが集まって声をかけてくれたら、どこにでも出掛けていきますと、宣言されていたようだ。おそらく人脈を増やす意味だったんだろう。
そして、診断士の仲間が、実際に、このイベントを開催したら、ほんとに来てくれた。日比谷の図書館だったと思う。5年前の話だ。今から考えると、実に貴重な体験をさせてもらったものだ。(写真は当時のもの)