最近気になっている資格がある。防災士と温泉ソムリエだ。どっちも露出度が高い資格だ。
防災士は、よく、防災関係の人の肩書に使われている。「防災士」って、なんだがか国家資格のようで、弁護士、税理士のような「士業」の名だ。防災士でメシを食ってる人は、ほとんどいないと思うが、カッコいい資格に見える。
取得は、私の場合、サラリーマン時代だったが、通信教育を受け(その通信教育の著者の一人が、自分の上司だった影響もある)、講習を2日間、最後に試験、そして取得費用が、当時で5万円と、費用のハードルが一番高かった記憶がある。それでも「防災士」。
一方、温泉ソムリエ、趣味の世界で自慢する人が多い。登山ツアーでは、ガイドさんと添乗員がペアになるが、添乗員が私は、温泉ソムリエだと自慢するという。ほかにも同じような話を聞く。この資格は、ネーミングが成功している。そして、一般の方はどんな資格か、どうやったら取れるか、知らないから自慢するようだ。とんでもないぞ。
温泉ソムリエは、半日講習を受ければ、誰でも資格を取れる。費用は私の場合は、当時2万3千円だった。こちらも時間の割にはお高い。サラリーマン時代に、表参道で取得した。こちらの資格は、今はさらにステップアップして、私の場合は、温泉ソムリエマスターになっている。
防災士と温泉ソムリエ、最近よく耳にする、資格の紹介でした。