自然観察指導員講習会in宮崎の初日、宮崎県綾町の照葉樹林文化館でスタート。初日は、午前中自然観察、午後は講義だ。受講生は21名、九州からの参加者が主だが、関東地方からも何名か参加している。
まず、午前の自然観察会、雨天のため、軒のある建物で、見える山の風景をスケッチする。スケッチなんて何十年振りだろう。感じたことを文字にしてもいいと。私は聴こえる音、さらに擬音を書いていく。雨はピシャピシャ、森はモクモク、雲はフワフワ、吊り橋はキリッ(人工物はこれだけだ)。
(この風景をスケッチする)
(子供のようなスケッチですが、子供より悪いか)
次は山の中に入って、自然観察。足元にある枯葉を剝がしていく。何枚か剥がすと、土が出てくる。これを観察、他の班の方が微生物を見つけた。葉っぱを分解する役目だ。印象的な言葉、「森はごみを出さない」、街中なら、枯葉はごみだが、森では土に還る。ごみはでないのだ。
午後は講義、パワポは、足元にいたであろう微生物の拡大写真。
自然観察指導員の役割の講義は、参加者にできるだけ教えないで、気付いてもらう。これって、ビジネスでいう「コーチング」だ。そして、五感を使い、どんどん書いていく。
自然が好き、人が好き、そして、感性が豊か、これで指導員になれるそうだ。ウウム、私、3つ目の感性が豊か、は怪しいな。明日の最終日は、終日、野外活動。5分間のミニ自然観察を企画し、演習するそうだ。感性、良くないから、大丈夫かな。明日も雨、降らないといいが。