日々好日

さて今日のニュースは

外資ファンドと日本電力株

2008-04-13 14:39:10 | Weblog
この頃、Jパワーと言われる電源開発の筆頭株主のイギリス系投資ファンドの
チルドレンズベストメント社が突然10%から20%に株の買い増しを政府に請求してきた。これに対し日本の経済産業省と財務省は、國の安全保障に関連する恐れが
あると、請求を突っぱねて、問題となっている。
電源開発側はこれを純投資として受け止めて居ると言うが、電源開発外資ファンドが株の40%を越え、発言力は侮れないものになって居るとか。
今盛んに中止か続行かで揉めている川辺ダムの問題にしても、国交省と地元だけではなく、外資ファンドの圧力も考えなくてはならない様になって来る様です。
日本電力株は、外資ファンドにとってまだうま味のあるものらしく、今後は
石油資源等で資金が有り余った政府ファンドも眼をつけて来ると言う。
東電の筆頭株主はすでに外資ファンドのアライアンバーンスタイン社の名があり
事が電力と言う國を左右する事だけに、簡単には容認出来ない気もします。
株は上場した以上誰でも手に入れる事が出来ます。また上場して投資を募り、
資金を得なくては、何の意味もありません。
日本が世界に向けて大いに発展するためには、広く外資導入が必要であります。
外資ファンドは利のある所に向い水の流れの如く襲いかかってくるでしょう。
されど、ひさしを貸して母屋を取られたり、骨の髄までしゃぶり尽くされて放つぱられる愚は見たくないものです。
まして外国政府のファンドが悪意を持っての電力株の支配となると、矢張り警戒
するのが、順当ではないでしょうか?
閉鎖的と言われる日本の株取引市場をどこまで開放するか?
今後の日本経済発展にも関係してくると思います。