日々好日

さて今日のニュースは

光市母子殺害差し戻し審死刑宣告

2008-04-22 14:19:43 | Weblog
日本全国がかたずをのんで見守っていた光市母子殺害差し戻し審の判決は22日に
広島高裁で死刑の宣告が言い渡されました。
私達の感覚では当然の事と歓迎しますが、罪を償う為とは言え、命を絶つ事を宣告すると言う事は大変な事でも有ります。
しかしもしこれが我が身に降りかかっていたら、自分の最愛の妻が子が、凌辱に
遭い殺害されたとなれば、被害者の夫本村氏の様な冷静な行動がとれるか疑問です
26枚の傍聴券を求めて3886人もの人が高裁前に並び一時はパトカーまで出動
する騒ぎだったとか。いかに世間の関心の高さがうかがえます。
判決の出し方も異例でいきなり主文を飛ばしますで始まり、理由には入り死刑の
宣告となりました。
この判決は従来の量刑基準からはずれ、厳罰化へ大きく踏み出す画期的な判決と
言われ、来年から始まる裁判員制度に大きく影響及ぼすと言われそうです。
年々多発する残忍な犯罪の犠牲になる被害者の権利意識の高まり、今までは
被害者より加害者の権利保護が優先で被害者は隅に追いやられていました。
また出獄者の再犯等で世論は厳罰化を求め、社会生活の安全を願う様になりました
世界の趨勢は、死刑廃止の流れにありますが、年々激化していく兇悪犯罪にストップをかけるためには、今の日本の現状では死刑廃止は社会の混乱に繋がる恐れがあるのではないでしょうか。
この様な兇悪犯罪の再発防止のためにも、今回の死刑宣告を歓迎します。
日本の法曹界の良識を信じて良かったと思います。



日韓首脳会談

2008-04-22 12:06:59 | Weblog
韓国の李大統領が、米国大統領との初会談の帰路の途中で日本を訪問し、福田首相と首脳会談を行いました。
近くて一番遠い國と言われ,盧武鉉前大統領は日本糾弾に終始し日韓関係は最悪の
状態でした。
今回の大統領は経済優先で過去より実利的な成熟した関係の構築に合意した。
水を差すわけではないが、前大統領が就任して日本を訪問した折も何かその様な
発表があった様な気もします。
今回は経済提携協定(EPS)締結交渉再開準備をする。日中韓首脳会談を年内に
日本で開く。北朝鮮の核放棄にむけお互いに協力する。李大統領は拉致問題解決し
日朝国交正常化を目指す日本の立場を支持する事を表明しました。
その他に地球温暖化の国際的枠組作りへの参加。日韓青少年交流制度の拡大。
在日韓国人への地方選挙権付与の検討等が話合われた。
ごく当たり前の事を、当たり前に話し合えないこれまでの経緯からすると、大変
結構な事です。
しかし個々に国益が絡んでくると、今までの日韓両国に横たわるお互いの不信感や
どうしても拭い切れない感情が噴き出す恐れがあります。
小さい事ですが、対馬海峡における漁場をめぐるトラブルや凶悪なスリや強盗集団
の来日問題、今でも韓国のある地方は日本人立ち入り禁止の立て札のある処があると言うし対馬にもマナーの問題で韓国人来店お断りの札が下がっている店もあるとか。
角突き合わせて、喧嘩してもお互いに得な事はありません。
日本人の3分の1は朝鮮系の血が混じっていると言われ、謂わば兄弟同士でもあります。
お互いに切磋琢磨して同じ兄弟として世界に羽ばたいて行きましょう。