kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

中国合宿3日目

2006-08-17 | 陸上競技
中国合宿も折り返して残り半分。

kanekoの怒りは60%程度まで上がりましたね。気持ちが入らずに練習するのは全く意味がない。何のために島根の地まで来たのかを理解しているのか!?積極性を失ったら何も残らない。気持ちが入らない走りは何も生み出しません。疲れはピークかもしれませんが、意識すべき事はあるはず。気持ちが後ろ向きになっているから「行きます」の一言が言えなくなる。他の選手は声が出るのに出ないのは気持ちが逃げてしまっているからでは?
途中で「このままやっても意味がないな」と見切りをつけて他の練習を見ていたら、次の1本は走れる(まーピッチが落ちていたので走れていたという判断は難しいが)。結局集中して「走るぞ」「絶対に負けない」と思った1本は強いが、それにムラがあるんですよ。今のうちのチームを表しているような走りですね。
ラストは最後の1台でつまづいて転ぶ…。やっぱりね…。離されてしまって気持ちが逃げるとこうなるんですよ。ハルはまだ1年生です。この辺の甘さは仕方ないのかもしれません。でもね、何をしにきたのかを考えないといけない。玉野光南の選手達は積極的に前に入るのにまだまだ遠慮してしまっている。もったいない。結局、このレベルの選手達と戦わなければいけないのに「相手は強い」と先入観が大きいんですよ。

プチ切れしたのでこれを機に午後からは少し積極性が出ました。少しは成長したでしょうか…。こうやって注意を受けることで、自分がどうすべきかを考えることができます。これで意味がわからなければ、それ以上の競技力のアップはないでしょう。

まだまだ強くなる要素を秘めているチームだと思っています。それを引き出すのは誰でしょうか?最終的には自分自身でしかないんですよ。それを忘れてはいけない。誰かが強くしてくれるわけではないんですよ。自分で気持ちを出さなければ何も変わりません。強くなりたいですか?何かを意識的に変えなければ強くはなりません。

あと1日…。何か変わるのか?ここで変わらなければチームも変わらないでしょうね。本隊はかなりお疲れの様子。仕方ないですね。あと数日乗り切ってください。こちらも「走れない」という気持ちを追い出さなければ強くはならないでしょう。どうなるか楽しみですね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする