kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

国体合宿

2006-08-13 | 陸上競技
今日で怒涛の5日連続合宿生活がひとまず終了。ふぅ、さすがに少し疲れましたね…。

国体合宿の中で感じたことは、強くなろうとする選手は基本的に取り組む姿勢が違うということですね。何とかして強くなろうという気持ちが前面にでます。kanekoが選手に求めているものが確実にあります。光のfujimotoは高い集中力を持っていて走りの中で「絶対に負けない」という気迫を出せます。結局気迫というのはその1本にどれだけ集中できて、最後まで諦めたり妥協したりしない姿勢から生まれるものでしょう。

チームTOKUSHOに足りない競争心、これが出てくれば目指す所が見えてきます。しつこいくらいに言うのは、あと少しでそこまで到達できるから。1人1人が「自分がやらなければ」という強い気持ちを持たなければいけません。練習を休みにしていますが、気持ちだけは切れないようにしなければいけない。結局ここで全く身体を動かさないというのは、何も「自覚」がないから。自分がチームにおいてどれだけ大事な存在なのかを考えてみれば、クーラーにあたってずっとテレビをみて過ごすことはできないはず。どれだけ分かっているだろうか?ジョグと補強は最低限の話でしょう?必要に応じて2回練習の者もいるはず。強い気持ちを持ってください。明後日から普通に練習しますよ。うちの「普通」ですから分かっているでしょう?

今日の夜はこの夏唯一の家族サービスともいえる海峡花火を見に行きました。途中で息子が寝てしまい1時間半は抱っこしてました…。なかなか一緒に過ごす時間がないのでたまにはこういう時間もないとね。

どう考えてもうちの子供と一緒にいるよりうちのお姫様達といる時間の方が長いな~。間違いなく夏休みの半分以上の時間を一緒に過ごしてます。たまにはkanekoを驚かせる気迫を見せてくださいよ。お笑い系ばかりなので気迫よりもホンワカが見えますね(笑)
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合宿で感じたこと2

2006-08-13 | 陸上競技
良かったと思うことはまだあります。

走る練習の中でりのぷーの気持ちの強さが出ましたね。あれだけ走ることは今までなかったが、最後まで走り続けました。一番印象深かったのはやはり折り返し走。走力では120%勝てないし、もう走れるかどうかまで力を使い果たしていたにも関わらず、一番先頭のグループに自分から入ったんですよ。もちろん、ついていけるはずはありません。かなり遅れていました。それでも次の1本はまた先頭に入る。きっと誰も気付いていなかっただろうが、kanekoはその「負けてたまるか」という気持ちを嬉しく思います。普段は若干マイナス思考ですが、こういう時に気持ちが前面に出るのはkanekoが普段からいう「必死になる」ということを理解しているからでしょう。
普段、一人で練習をしているからこうやって競り合う事は少ない。誰かと一緒にやれば一番気持ちが出るのかもしれませんね。そんな強い気持ちがあるなら日頃の練習で、競り合っているチームメイトにもっと叱咤激励があっても良いですね。客観的に見て指摘をしてやる事でチームは強くなります。それがチームで戦うことになります。
練習中、もっと注意してやりなさい。走っている本人達は「一生懸命」なんですよ。それが「強くなりたい」という気迫が出ているかどうかは客観的にみないと分からないんですよ。気持ちの見えない選手に指摘をしてやりなさい。仲良しグループからの脱却ができるようになりますよ。

最終日のハルは気迫がありましたね。それまではイマイチでした…。「脚が痛い」という肉体的なマイナス要素があり、やはりそれを恐れて走れなかった。実際問題、かなり痛みがあったのでしょう。あれだけ臀部の筋肉が硬くなっていたら走れるはずがない。完全に気持ちは「痛いから走れない」という状態だったでしょう。少し話しをしてから取り組む気持ちが間違いなく変わりました。痛さを言い訳に逃げなくなりました。本当に気迫がありました。何とかして前を走ろうとする姿勢がありました。
うちで一番そういう感情が表に出るタイプですが、最近は何か「弱さ」が出てしまっていて「とりあえず走る」というレベルでした。でも最終日は気持ちが身体に勝った。そうすれば秘められた力が一気に出てくるんですよ。大学生だって脚が痛かった…。それを表に出さない強さがありました。その中から何かを学んでくれたでしょうか?涙を流しながらでも自分を越えようとする姿勢は今までなかったものです。
あとは「課題」にどれだけ真剣に取り組めるか?kanekoが与えた課題を本気で取り組めれば絶対に強くなります。県で負けることはなくなるでしょう。それだけ「大きな課題」なんですよ。24時間、kanekoが付いているわけではない。自分で考えて行動に移してみなさい。これはとももやまもとも同じ。まだ心から「強くなりたい」と思えていない。大事なレースで負けて、「もっとやっておけば良かった」と思っても遅いんですよ。だから毎日のように「自覚」を促している。
結局、本人がやる気にならなければ何も変わらない。どれだけ話しても本人が「変わらなければ」と思わなければ何も変わりません。その事実を受け止めて下さい。

良かった部分と合わせて課題も指摘しました。それは何故か?現状に満足して欲しくないから。更に強くなるためです。今の練習の成果を最大限に高めるために必要なものは「雰囲気」と「気迫」です。練習自体は全国どこでもそれほど変わりはありません。1本1本の集中力とその効果を高めるためのチームの必死さがあればもっともっと強くなります。自己満足の練習や試合結果ではなく、最大限の努力をして更なる高いレベルで争う事で掛け替えのない「大事なもの」を手にできるでしょう。

嫌な事ばかり言う顧問ですが、なんのためにそこまで言うのかをしっかり考えてみなさい!結局は誰の力になるのか?楽しいだけでは得られないものがある。必死になって最大限にトレーニングをして始めて気がつくものがあるんですよ。そのことを理解してください。どこを目指しますか?仲良しチームではなく互いに高めあうチームにならなければ。
来週kanekoは練習を見れません。土曜だけです。自分達でこの日記の意味を考えなさい。そして自分達で意識を高めて練習をしなさい。それができれば間違いなく強くなりますよ。与えられた練習内容を単にやるだけでは何も変わりません。kanekoがいない間にチームとして変わりなさい。これだけ強くなるヒントを与えています。あとは自分達次第です。「仲良しチーム」から「戦うチーム」になれるか?指摘しあいながら仲間同士で競争できるチームになりなさい。

伝わるか?今がチームとして変わるチャンスです。
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合宿で感じたこと

2006-08-13 | 陸上競技
引き続き感じたことを。

まずkanekoは今回集まった指導者陣のレベルの高さに非常に刺激を受けました。普通は考えられない位の合宿コーチですよ。hayashi先生は短距離の指導のトップレベルの方です。その方から直接指導を受けられることはやはり貴重な経験です。また今回の合宿を主催されたkida先生は毎年インターハイ選手を育てておられ、その視点は的確であり、鋭い視点からkanekoに様々な事を教えて下さります。感謝。kubota先生、ogawa先生、fujiwara先生、hamada先生、kajiwara先生と指導力のある先生方と時間をともにしてkanekoは非常に学ぶことが多かった。
選手も得るものがたくさんあったのでは?いつも言われる事を異なる言い方で指導を受けることで感じる事があったのではないか?

練習の面で際立ったのはそれほどありませんでしたが、kanekoが高く評価をしたい部分がいくつかあります。

まずは気持ちが入った時のおーまちの走り。まー元が中距離選手なので持続力が高いのもあるんですが、「本当に大学生に勝つ気があるのか?」と話してからの走りはかなり強かった。誰もついてこれませんでした(みんな疲れていただけかもしれませんが)。あれだけ必死になれば間違いなく走れます。褒めるのはこの部分だけ。おーまちはムラがありすぎる。言われてから意識出来た部分もかなり甘いし、他の選手に気持ちを与える事ができなかった。チームを引っ張っていく立場の人間が「明るさ」だけで周りを引っ張ることはできない。周りに厳しさを持って刺激を与えなければ強くなれない。ながひー↑の実力からすればもっとおーまちと競り合ってもおかしくない。だったらそれに対して声をかけても良いんじゃないか?
おーまちにながひー↑が勝てないのは当たり前ではない。それが当たり前になれば競争心は芽生えない。仲良しグループになってしまう。あの気迫を周りに示す事でチームを強くするのがリーダーとしての役割ではないか?強いチームにするためにキャプテンが声かけや指摘をしなければ何も変わらない…。それを自覚してチームを変えなければいつまでも弱いままです。

続きはまた後日…。眠い…。
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