kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

歩く中で

2006-08-05 | 考える
今日は普通なら練習を休みにするはずですが、あえて選手を集めて1時間のウォークの時間を作りました。kanekoは今年自分の実家に帰る暇がないので今日1日は時間をもらって休みました。

まーkanekoが何も言わない中で何かを考えて歩いてほしかったというのもあるんですよ。歩く中でタイミングを合わせることだけでなく、合宿を終えて自分達の目標や取り組み方を再確認して欲しかったんですよ。
1時間の間に単に雑談をしながらではなく、秋に自分達がどうするのか、どこを目指してこれからの練習に取り組むのかを考えて欲しかった。何も言わなかったけれどそんな雰囲気に自然になっていくチームになって欲しいというkanekoの願いです。
kanekoから一方的に与えられた目標や意識では結局「やらされている」練習から抜け出せない。自分達で何かを考え、それを実現していくチームになっていければ間違いなく強くなります。基本的にkanekoは選手に関わる部分が多い。だからこそ全く関わらない「自由」な時間を与えることで、考えるという行為を各自がしてくれれば更なる成長がある。

「自由」とは「好きな事を勝手にやる」わけではない。やはり与えられた環境の中での制約を受けるものなんですよ。「任せる」というのは「好き勝手にやる」ことではない。信頼されて任されている時間なので、何をすべきかを考えて欲しい。それが選手の成長につながるんですよ。

合宿で思ったこと、それは選手に「大人」になって欲しいということ。自分がやっていることと周りの行動を比較検討し、何をすべきかをしっかり考えて行動がとれる人間になって欲しい。速く走る、遠くに投げるだけではない「大事なもの」を手に入れてほしい。

きっかけになるかな?今うちの選手は自分達で何を求めて練習をしているのだろうか?目標は何だろうか?もう一度自分達で考えて欲しい。次につながる1日になってくれる事を祈る。
コメント
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