kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

基本的な練習

2011-04-05 | 陸上競技
月曜日、軽めにしようと計画していました。動きの確認をしてスピード刺激で終わりにしようと。前の記事にも書きましたが基本的な部分に時間を割こうと考えていたにも関わらずスティックを持ってくるのを忘れていたため予定が大幅に狂いました。丁寧に確認するためにはどうしてもスティックが必要になります。

仕方ないので道具を使わないでペアで動きの確認をさせました。二人一組で脚の動きと重心の移動を繰り返させました。なかなか接地ポイントがはまりません。どうしても前側にずれてしまいます。スティックの代わりにレーンの線を使いながらやりました。連続で動くことが出来ませんから効率がかなり悪い…。短い階段を使ったりしましたがなかなか…ですね。予定よりも時間をロスしました。

その後ウインドスプリントをやってトゥトレ。土曜日動きがいまいちだったので重心移動を無理矢理作り出しました。多少動きが崩れても構わないのでもう少し強引に引っ張っても良いなと感じました。まだまだ不足しているなという感じでした。そのままの流れでショート。見ていると3週間近く練習出来ていなかった者が全く走れていません。あろうことか新入生に負けています…。がっかりです。せっかく走れるようになってきていたにも関わらずまた元に戻る。うちの選手は最初から速かったわけではなく地道に練習を積んで時間をかけて走れるようになっていきます。そのため一度崩れると立て直すのにかなりの時間を要します。難しい。

後はハードルとスタート練習に分かれました。110mHの選手、抜き足が明らかに遅くなっています…。「高く跳んでも構わない」と言われたようです。身長が低くハードルインターバルが届かないならまだしも、どちらかというと身長が高くストライドが広いタイプです。動きが緩慢になってしまいます。意識的に抜き足にポイントを置いて走らせるとインターバルも上手く走れるようになりました。私自身ももうちょっと気をつけて見ていかなければいけませんね。そのままの流れで400mHの練習をさせました。ハードリングは上手いですからあとはインターバルの調整です。1台目まで22歩、インターバル15歩で余裕で走ります。先日の250mでも他校の選手より走れている感じがありました。やはりこちらのほうが全国を狙うには近い気がします。相変わらずピッチが上がりませんから前半遅れてしまうかもしれませんが、最後まで15歩で走りきれるポテンシャルを持っています。これからは短長でもいいかなと感じています。面白いですね。

最後に120mを1本走って終わり。3年生、やはりなんとか新入生に勝てるというレベルでした。致命的です。あまりにも走れていないので午後から別メニューでドリルをすることにしました。感覚が本当に鈍く、自分が走れているのかいないのかも把握できていません。身体の感覚も同様。全く動けなくなるまで痛みを訴えません。痛みに強いのではなく分かっていないからです。脊柱起立筋が硬くなっていたことにも全く気づきませんでしたから…。ドリルをやって少しずつ前に移動し始めても「朝と同じ」と言うだけ…。スピードが出てきても「変わらない」と答えるだけ。かなり難しいですね。それでも2年生に手伝わせながらなんとか走れる状態にまで持ってきました。我ながらしつこい(笑)。諦めてしまえばそこまでですが、面白くないので…。当人はほとんど分かっていませんでしたが。

ちょっと疲れました。
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かぞえうた

2011-04-05 | 陸上競技
昨日Mr.Childrenの新曲が配信限定で発売されました。この曲の収益は全て東北大震災の復興支援のために寄付されるそうです。この震災後に作られた新曲です。暗闇の中で何も見いだせない。でも辛いことばかりを数えるのではなく、明るい希望を見つけてそれを数えていこう、というものです。アーティストは自分の想いをメロディーに乗せて贈ることができる。これは本当に素晴らしい事だと思います。自分にできることを精一杯やる。多くの人がこの歌に力をもらって次に向けて進める事を祈ります。


かぞえうた
作詞・作曲 桜井和寿


かぞえうた
さぁ なにをかぞえよう
なにもない くらいやみから
ひとつふたつ
もうひとつと かぞえて
こころがさがしあてたのは
あなたのうた
 
たとえるなら
ねぇ なんにたとえよう
こえもないかなしみなら
ひとつふたつ
もうひとつと わすれて
また ふりだしからはじめる
きぼうのうた
 
わらえるかい
きっと わらえるよ
べつにむりなんかしなくても
ひとりふたり
もうひとりと つられて
いつか いっしょにうたいたいな
えがおのうた

僕らは思っていた以上に
脆くて 小さくて 弱い
でも風に揺れる稲穂のように
柔らかく たくましく 強い
そう信じて
 
かぞえうた
さぁ なにをかぞえよう
こごえそうな くらいうみから
ひとつふたつ
もうひとつと かぞえて
あなたがさがしあてたのは
きぼうのうた
ひとつふたつ
もうひとつと ゆれてる
ともしびににた
きえない きぼうのうた
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