kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

始業式&入学式

2011-04-08 | 陸上競技
金曜日、始業式でした。23年度が本格的に始まります。4月1日を迎えたとはいえ年度が変わったという実感はなかなかわきません。やはり学校に生徒が来て初めて新しい年度がスタートするという感じですね。

今年も担任をすることになりました。ミックスホームルームから各科ごとのクラスになります。ある意味非常に難しい部分があります。学科の意識をしっかりと持たせていきたいという想いが強くありました。このクラスを学内で一番良いクラスにしたいと思っています。その事を素直に率直に生徒に伝えました。今回、このクラスの授業が約9時間あります。かなりの責任があると思っています。「こんな生徒になってもらいたい」というイメージがあります。それに近づけるためにはしっかりと生徒と向き合っていきたいと思います。
私は自分が何でもできるとは思っていません。苦手なことがたくさんあります。しかし、誰にも負けないと思えることもある。生徒に多くの価値観に触れさせて、「様々な考え方がある」事を理解させたいと思います。あくまで主体は私ではなく生徒。生徒が成長するのをどうやってサポートしていくかです。自己満足のクラス経営はしたくありません。

部活動とクラスは違います。本質的には同じですが、様々な目的意識を持った生徒がいるのがクラスです。目的意識がない生徒もいます。だからこそこちらの関わり方も考えていかなければいけないと思います。一律の関わり方では難しい。私のやり方が気に入らないという生徒がいてもおかしくない。全員こちらを向かせるというのは困難です。許せるライン、許せないラインを明確にしていきたいと思います。

午後からは入学式。今回は自ら進んで駐車場係になりました。が、狙ったかのように雨…。何なんでしょうか。非常に悲しい気持ちになりながら、雨に負けずに駐車場係をしました。新入生は正式に入学をしました。気持ちが引き締まる部分があるのではないかと思いますね。目標を持って充実した高校生活にしてもらいたいと思います。特に陸上競技部に入ってきた選手は自分の可能性に最大限チャレンジして欲しいと思っています。時間がたっても今の気持ちを持ち続けてもらいたいですね。
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速い動きを意識させる

2011-04-08 | 陸上競技
木曜日、通常なら身体作りに充てる日ですが明日か新年度が始まるのでそれに向けて選手にミーティングをしました。私は朝から会議だったので前日に少し指示を出しておいて自分達でやらせることにしました。

1年生が高校生活に馴染むまでにはやはり時間がかかります。周りの生徒がだらけていればそれに影響を受ける危険性があります。shoko陸上競技部としての自覚を持たせないといけません。まだ高校生活が始まっていませんから実感がわかないかもしれませんが事前に意識させておく必要があります。崩れるのは簡単ですがその前に意識させていかなければいけません。1時間ほどミーティングの時間を与えました。上級生がどれだけリーダーシップを発揮して話をできたかはわかりません。それでも「自分達でやるんだ」という気持ちを持ってやっていかなければ成長はありません。考えられる時間にできたらと思います。

練習はサーキットから始めました。とはいっても私は会議のハシゴの間にサーキット終了前になんとか練習に行けたという感じでしたが…。次の会議が始まる前に動きの指示を出しました。冬期にかなりやっていたのですが、ピッチアップドリルをしました。意識的に速い動きをさせておきたいと思ったので。
距離を踏む練習よりも今年はこの辺りの練習をかなり多く入れました。理由はスピードを上げたいという最も基本的なことです。ハイテクACのフレキハードルを使った練習が注目を浴びました。師事している方が「困る」とかなり言われていましたが(笑)。実際問題、フレキハードルを使えば良いわけではなく何を目的にしているかだけだと思います。結局フレキハードルをミニハードルの代わりに使っているだけというのが多かったりします。少し話がそれましたが目的にあった動きをさせていくことが重要だと思います。流行廃りではなく大切なものを見極めていく必要があります。

久々にやりましたが上級生と下級生の差は歴然ですね。速く動かして処理することができません。ここがきちんとできるようにならないと目的にあった練習にはなりません。女子で数人「これは!」と思うような動きをする選手がいました。面白いですね。体重コントロールをしっかりしていけば間違いなく強くなると思います。それだけのポテンシャルを秘めていると感じました。同じ動きをやらせてもどうしても膝が開きます(これは仕方ない部分がありますが・・・)。速く速く意識させていくと重心移動が小さくなったり、進みすぎて処理できなくなります。この部分をどうするかですね。速く動かして処理する。ピッチアップです。
その流れでスイッチングドリルを。これができません(笑)。どうしてもフォロースイングが遅れてしまう。遅れるので回転が後になる。悪循環です。意識させることしかありません。こういう動きを全力でやるのでかなりエネルギーは使うと思いますが重要な要素です。

最後にショートを数本やって終わり。動きの確認です。スピード的には悪くないなと思いますが、グランドが乾燥して砂が舞うような状態でしたからスパイクを履いても足が滑るようです。本当はもう少し条件が良いところで走らせたいですが・・・。仕方ないことです。

練習終了後もう一度全体を集めて話をしました。前半にミーティングをしているのでそれの確認という感じです。目標を持って自分のために取り組むことを話しました。これが全てを決めると思っています。誰かに影響されてやるのではなく自分が自分自身のために練習をする。それ以外に強くなる方法はないと思います。目標が明確であればその達成の方補が自ずと見えてきます。本気になることができれば全てが変わってくる。また、学校生活がきちんと送れない者は競技でも成功しないという話もしました。これも当然です。チーム内のルールをどれだけ当たり前だと思って守れるか。学校生活のルールが守れないようであればそれを許してはいけません。チーム内で厳しく指導していくことが求められます。上級生が手本を示さなければ絶対に伝わりません。あいまいにやっていたらチームはあっという間に崩れてしまいます。これも繰り返し繰り返し話していくしかないと思います。

新年度が始まります。目標に向けてしっかりと努力してもらいたいですね。
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