kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

色々と

2012-09-07 | 陸上競技
火曜日、この日から2年生は就業体験で様々な事業所で働くことになっていました。時間的に余裕がある者は朝練に参加してから行くように指示を出していました。午後の練習が不足するのは明確なので補えるところで補っておくということですね。この辺りは今の選手は本当によくやります。朝練開始時間からは難しいので7時前後から行って事業所に向かう者もいました。本当に必要だと思えばこのような行動もできるのです。

この日は2年生が不在のため授業が限られていました。そのため初めて「厚生休暇」を取りました。夏休み中にとれる休暇らしいのですがこれまで取ったことがありません。時間的にほぼ不可能なので(笑)。どうしてもやりたいことがあったので休みを取りました。誤解がないように書いておきますが休みを取ったらかといって授業をしないということはありません。基本的に授業最優先です。その授業には絶対に出ます。それ以外の時間に自由にしたいというだけ。

この日はクラスのみんなで(?)飼っている熱帯魚の世話をしました(笑)。もう少し賑やかにしたいという欲求がめちゃくちゃ強くなっていました。時間的にそこまで余裕がありませんでしたから何もできていませんでした。ペットショップに行き魚を買い足しました。見ているとめちゃくちゃ楽しいですね。クラスの生徒が好きな魚もいるのでそれらを買い足し、ついでに水草も購入。学校に戻り生徒と一緒に砂の入れ替えをしたり掃除をしたりとお世話を。

学校で熱帯魚を飼う。批難される部分があるかもしれません。しかし、クラスの生徒にとって(正確には私自身の精神衛生上)大きな存在です。クラスの中で熱帯魚を見る。前日と様子が違えば「先生、熱帯魚が~」と報告しに来てくれる。毎日のように餌をあげてくれる。その中で色々な会話が生まれます。癒しの部分もたくさんあるのでこの熱帯魚がクラスの中にいるだけで随分違ってくると思っています。常に共通の話題になる部分です。
飼い始めたのは数年前、私がめちゃくちゃ病んでいた時です(笑)。クラスの雰囲気も重くなっていてこのままで良くないなと考え飼うことにしました。それからもう何年かたっていますし、生徒も入れ替わっています。それでも飼いつづけることができている。色々な意味があると思っています。生徒にとっても結構大きな存在になっていると信じています(笑)。

練習は身体づくり。県新人までの最後のトレーニングとしていました。少し練習内容を割愛しながら進めていきました。今やっている走トレーニングに結びつくように意識して練習を進めていきました。ここ最近は時間をかけて練習を見ることができていなかったのでこの日はしっかりと見ていきました。一つ一つの動きに指示を出していく。ある程度流れの中でやっているのでそれをできるだけ止めないようにしなければいけません。動きのタイミングだったり重心の移動の感覚だったりをしっかりと意識させました。

途中で就業体験から選手が戻ってきて練習に参加しました。ほとんど休まずに動き続け通常1時間半くらいかかるメニューを45分で終えました。この勢いならいつも45分でできるのではないか?という疑問が生じたので本人に聞いてみると「めちゃくちゃしんどいので毎回は絶対できない」と言っていました。弱気ですね(笑)。全体の練習に追いつこうという意識があったからできたのだと思います。ヘロヘロになっていました・・・。

BOX補強も行いましたが、これは今後の練習の中で大きな意味を持つようになるのではないかと思っています。感覚的に思うだけなのでどうかは分かりませんが。今目指す動きの部分でこれがきちんとできれば全然違うだろうなと思うところが多々あります。どのように結び付けていくかがイメージできるようになると全然違ってくると思います。トレーニングと走りが別々のものになってしまわないようにしたいと思っています。まだまだやることはたくさんありますね。

何とかこの日は思い出せました。よし。
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新学期始まる

2012-09-07 | 陸上競技
めちゃくちゃ内容が遅れています。現在金曜日、始まって1週間が経過したところでやっとblog更新にたどり着きました。いやー疲労(笑)。記憶をたどりながらの更新になるので曖昧な部分が多々ありますが仕方ないかな~。お許しを。

月曜日から学校が始まりました。夏休み中の登校日は全て出張だったので全員と会うのは1学期の終業式以来です。三者懇談などがありましたから個別には話をしていましたが、全体が集まって話をするという事はありませんでした。ひとまず全員元気そうで良かったなという感じです。大掃除をして始業式、各クラスでのLHRという形で進んでいきました。この日は色々と思うことがありクラスの生徒には話をしておきたいなと考えていました。

2学期というのは非常に多くの行事があります。その中で最も大きいのは「進路決定」だと思っています。就職するにしても進学するにしてもこれからの進路を決めてその道に進んでいきます。周りから進められるのではなく自分自身でしっかりと考えてやっていかないといけない部分です。本当に大事な時期です。しかし、本人たちにその自覚があるのか?生徒によっては夏休み中にほぼ毎日学校に来て面接練習をしたり試験勉強をしていました。一方では服装が乱れ、「進路決定の時」という自覚がない者もいる。これで本当に良いのか?投げかけました。

夏休みに卒業生と話をしてある企業のことを聞きました。企業イメージを大事にしているという話です。企業イメージが大崩れしている企業に関しては一般市民から迫害を受けるところもあるようです。聞くに堪えないような会社の状況もある。逆に社員が企業イメージを保つために意識的に行動する会社もある。会社に入ったら「周囲から見られている」という感覚が大事なのです。この部分がないと取り返しのつかないことになるのです。

高校生は自分たちの置かれている立場を冷静に判断することがなかなかできません。学内では注意を受けるから服装を正すというだけの感覚の者も多くいるのが実情です。一歩外に出て管理下を離れるとスカート丈が短くなりきちんとした行動ができなくなる。これでは困るのです。本当は学外でこそきちんとできないといけない。制服というのは「おしゃれ」をするために着用するわけではありません。ユニフォームなのです。実際の所、本校の生徒だけではなく近辺のほとんどの学校では「徹底した服装指導」は行われていないと思います。その中で意識をさせてきちんとするというのは本当に難しいところです。私一人でどうにかなるわけではありませんが、しっかりと話をしていく必要があると思っています。

クラスの生徒はこれから就職試験を受けます。面接試験なども受けるので企業側からは顔を覚えられることもあるでしょう。学外で自分の会社を受験した生徒の服装が乱れている様子を見たら企業側はどのように感じるでしょうか?自分は気が付かなくても車で通り過ぎる瞬間に制服で判断する可能性はあります。うちの制服を着ているな~と思って顔を見たら面接を受けた生徒だった。印象が全く違う。本当にこのような生徒を採用していいのか?となる可能性は大いにあります。裏表があるような生徒は良いことにはならないのです。

最低限のルールが守れないというのは今後困ります。今の時期に徹底しておきたいと考えています。とはいえ本当に難しい部分なんですけどね・・・。繰り返し繰り返し言い続けていくしかないでしょう。辛抱強くやっていきたいと思います。

練習は・・・。何やったっけ?(笑)。それくらい記憶がなくなっています(笑)。記憶をたどると基本的な動きの確認をひたすらやったような気がします。朝練と午後練で同じようなことをやっていきました。見ていると「分かってないんだろうな」と感じる者もいます。実際に感覚的なことがありますから全員が同じように理解してできるようになるのは不可能です。それでもこちら側は色々な手段で理解させていかないといけないと思っています。時間がかかります。

特に「できている」と思い込んでいる者は難しいですね。動きの感覚がずれているのにその部分が分からない。正しい動きをしていると思って練習をしているのでどれだけ言ってもなかなか変わりません。癖づいている部分もあると思うのですがこれは非常に難しい。あとは「ひとまずやっている」というのも難しい。言われたから動かしている、でもどのようなことをやっているのかは分かっていない。難しい部分ですね。しっかりと繰り返しやっていきたいと思っています。これまでも何度もやってきていることです。繰り返しやる中である程度の感覚はつかめると思っています。繰り返し繰り返しですね。

多分こんな感じの1日だったような・・・。すみません。
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