kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

頼る

2012-09-23 | 陸上競技
金曜日、この日は練習というよりは他の部分で感じることが多かった一日となりました。

朝練では基本的な動きの確認ばかりやりました。とにかく意識できるように地道に動きを作るといった部分をやっていきました。この時点で午後の練習に最初から参加できないというのが分かっていたので、私がいない間は基本の繰り返しをさせようと考えていました。そのための動きの確認に時間をかけました。

午後からは会議があったので、前半はお任せ。朝練からの流れですね。そのために時間をかけていたのですから。午後練習に顔を出した直後卒業生が来たのでかなり話し込みました。今回派陸上部の卒業生ではなく、渡しがこの学校に赴任した時に入学してきた生徒です。もう10年くらい経過していますから生徒というよりはもう立派な女性です。ちょっとお願いがあってきてもらうことにしました。

実はこの卒業生、かなり前からカイロをやっています。ホッカイロではなく、カイロプラクティックです(笑)。Facebookでやっているんだなーという感じで知ってはいたのですが、うちの今後のことを考えた時に色々と力を借りたいということで私から連絡をしてきてもらうことにしました。理由は「身体の調整」についての話を聞くためです。以前から連絡を取り合っていたのですがやっとお互いの日程調整が出来てこの日の放課後に来てもらうことになりました。

今まで身体の調整などは選手に任せていた部分がかなりありました。が、やはりこちらが求めている部分は十分に出来ていません。高校生レベルでは練習をすることだけで満足してしまいますからね。その後の身体のケアの部分は間違いなく不足しています。私もそれなりに勉強してきたつもりですが、やはり「餅は餅屋」、専門的に毎日患者さんと向き合っている人物に話を聞くのが一番だと考えました。私が言うのと専門家ご言うのでは同じことを言っても選手への浸透度が違うと思います(笑)。

話をしながら練習を見ていたのですが、全体的に身体のバランスが悪すぎると厳しく言われました。一番悪いのは先生だけどねと更に厳しいことを(笑)。これまでもある程度意識して見ていましたが、ここ最近はバタバタししていて細かい部分の確認を怠っていたというのはあります。本来であればそこまで選手が自分でコントロールできたらいいのでしょうが、なかなか難しい部分です。現時点でかなりひどい者は個別に呼んで調整をしてもらいました。見てみると明らかに骨盤の位置と肩の位置がずれています。ここはもっと私が気を配らないといけなかったのかもしれません。甘かったですね。

話を進めていく中で私の想いについてかなり話をしました。その部分を理解してくれて今後定期的にサポートしてもらえそうな感じになってきました。まずは近いうちに選手への身体についての細かい指導をしてもらえることになりました。人体模型を持ってきて話をしてくれるそうです。選手への指導が一番効果があります。また、その時に個別に調整方法を教えてくれるということでした。本当にありがたいことです。とにかくこの冬期はしっかりとした練習を積んでいきたいと考えています。そのため2週間に一度くらい来てもらって身体のケアに充てる日としたいと思っています。出張施術なので割高になるはずなのですが、考えられないくらいほ破格値でケアしてもらえることになりました。他では絶対にあり得ません。卒業生がうちの陸上部を応援してくれるのでボランティア的な感じでやってくれそうな感じです。本当にありがたいですね。私が無理にお願いして助けてもらうという感じになっていますが、これから先に向けて強力なバックアップ体制が作れそうな感じがあります。なかなかできることではありません。本当にありがたいですね。

その後、別の卒業生が来てくれました。これも先程の子と同じ学年。結構付き合いが長いです(笑)。この子はプロのデザイナーとして働いています。向こう側から連絡をとって来てくれて私にほんの小さな頼みごとがあるということでした。楽勝の話でした。その代わりに私が別の要件をお願いしました。絶対に渡しの頼みごとのほうが負担が大きい(笑)。図々しくお願いしました。

どうしても作りたいものがあってそれを陸上部の卒業生や在校生と共有したいという気持ちがありました。趣旨を説明したところ、連絡した卒業生はぜんいん「欲しい」と言ってくれたので形にしようと。うちの部への思い入れがある者はこういうことに関してはかなり協力してくれます。離れていても原点はここにあるのだというのがあるのだと思います。常にその「想い」を心に持って生きて行ってもらいたいと思っています。それを形にしたいと思ってデザイナーに頼みました。これまためちゃくちゃ快く引き受けてくれて進んでいきました。多くの人、卒業生に支えられて生きているんだという感じが強くありますね(笑)。

頼る。本当に信頼している人にしか出来ないことです。信頼できる人物が周りにいるというのは本当に恵まれています。その中で選手が最大限の力を発揮できるようにしていけたらというのが私の想いです。

すごく中身の濃い一日でした。支えられながら生きていきたいと思います。自立しろという突っ込みはなしにしてください(笑)
コメント
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