kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

県新人最終日

2012-09-17 | 陸上競技
日曜日、県新人最終日でした。この日は前日天候悪化のため数種目が実施できなかった反動がきました。朝の段階からマイルのタイム予選。めちゃくちゃハードでした。今やっている部署に関しては色々と思うことがあります。少し書こうと思いましたが削除しました(笑)。これにかんしては誰か愚痴を聞いてください(笑)。

この日のメインは200m。とはいっても出場しているのは男女1人ずつですから多くはありません。うちから国体に出場する110mHの選手もオープン参加として出場します。本来であればもう少し細かく見たかったのですが朝からバタバタでほとんど見ることができませんでした。さすがに申し訳ないですね。

この日レースがない選手は朝から練習をするように指示をしていました。「試合」とはいえ何もないのであれば身体を動かすのは当然です。大会の翌日は間違いなく休息日に充てるわけですから、何も出場せずに普通に観戦だけしていたら連続で休むことになります。ここに関してはある程度の指示を出して自分たちで行わせました。100mで5位となった選手、最初の数本はめちゃくちゃ走れていました。悔しさもあったでしょう。今後、大きく変わってくる可能性を感じました。


女子の200mでは決勝に残ることができました。風が強く条件が一定しない中でのレース。前日に100mに出場したりと現時点では「体力的に厳しい」という中で良く走れたと思います。残念なのはラウンドが進むにつれてタイムが落ちてしまった部分。何本も走るという練習が不足しているのは確かです。来年度のことを考えるとこの選手が「中心選手」としてしっかりと走ってもらわないとうちが上で戦うことは不可能です。今の段階ではまだまだ力不足です。この冬にどのような取り組みをしてくれるかですね。チームメイトに自分よりも速い選手がいるというのは伸びるチャンスだと思います。悔しさがあるのであれば伸びてもらいたいですね。


200m予選、この段階からかなり雨が降っていました。下関の競技場は構造上、ずぶ濡れになりながらもスタート地点に戻らなければいけません。200m出場選手以外は何もありません。しかし、上で観戦しているだけ。何をやっているのか?という話ですね。前日も競技が終わった者が一人でシートのところに座っていました。他の者は投擲の応援に行っていたにも関わらずです。「周りを見る」ということができません。また、「先を見越した行動」ができないのです。競技云々の問題よりもこちらのほうが気になります。何度も言い続けているのですが・・・。
すぐに連絡して「荷物を運ぶように」と指示をしました。「応援する」だけが仕事ではありません。常々「サポートする」ように言っている。この意味を上級生が早く気付いて指示を出すなり自分で動くなりしなければいけないのです。フィニッシュしてから荷物を取りに来ました。待ち時間に身体が冷えるということまで考えないといけません。天気がいいときであっても気配りで荷物を運ぶくらいはできるはずです。問題はここから。女子の200mで準決勝に進みました。なんとかプラスで拾われて決勝へ進むことができました。が、準決勝終了後、誰も荷物を取りに来ていません。何をやっているのか?先ほどの注意が次につながっていません。問題です。ここ最近何度も書いていますが「同じことを繰り返しすぎる」のです。注意を受けたことが次につながりません。そして、誰一人そのことに気が付かないのです。上級生、しっかりとしてもらわないとチームはできません。

競技終了後、バタバタして学校に戻りました。今回は全員が車に乗れなかったのでtakeshige先生に数人を乗せてもらうことになっていました。通常であれば競技場で少し話をしてから「次に向けて」考えていきます。この日は渋滞などがあるという状況で急いで戻ったため何も話をしていません。takesige先生の到着を待って話をしようと思っていました。通常考えれば「部員を運んでもらっている」のですから、全員で待つのが普通です。お世話になっている顧問の先生が戻ってくる前に帰るなんてことは通常の指導の中からは考えられません。が、気が付いたら3人ほど選手が帰宅していました。お礼を言うでもなく最後の話をするでもなく帰宅です。ちょっと考えなければいけません。それが全て2年生だったことが更なる問題です。「それなりにやっている」わけではありません。自分の行動がどのようなことにつながっていくかをしっかりと見極めなければいけない上級生が「迎えが来たらから帰る」というのでは・・・。

競技の振り返りよりも問題点の羅列になっています・・・。が、絶対に見逃してはいけないことです。競技力だけ上がればいいとは思っていません。それに見合うだけの「人間性」が必要なのです。競技成績と今後のことに関してはまた別途書きたいとは思います。

あえてblogに書いています。不快に思われる方もいるかもしれません。このblogは不特定多数の方も見ておられるのは十分承知の上です。選手はこのblogを読んでいるはずです。そのなかで口で言われているメッセージをもう一度確認してもらいたいと思っています。なぜそのようなことを言われるのか?ここが分からなければ「一方的に批判されている」と言われて終わり。このblogをどのように利用するかだと思っています。

変わるチャンスです。本当に強くなるために、成長するためにしっかりと今回の「失敗」を生かしてもらいたいと思います。また書きます。
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県新人2日目

2012-09-17 | 陸上競技
県新人2日目、この日は100mとハードル。朝から天候が危ぶまれていましたが午前中は全く問題なし。

この日の朝食前に女子には「体重管理」のことを話していました。これはずっと前から言い続けていることです。1年生アンカーは走れるようになってきたのは間違いなくこの部分が影響しています。が、他の者は相変わらず「やっている」と思っているだけ。上級生がこの状況では先はないという話を散歩の途中にかなり話しました。が、朝食で「炭水化物の過剰摂取」と言えるほど食べていました・・・。この状況で体重管理は絶対にできないですね。「嫌み」のように言い続けてもそれを「冗談」としてしかとらえていない、または「必要だと感じていない」という感じを受けました・・・。めちゃくちゃ厳しいですね。それでも言い続けるしかないのですが。

400mHの女子は9名の出場でした。一時期は準決勝まで行っていた種目が気が付けば最低ラインを割っています。決勝には8人進めますから予選落ちになるのが1名。非常に寂しいですね。うちの選手は持久系の練習が全くと言っていいほどできてません。それでも決勝に進めればと強く思っていました。前半からなんとか流れに乗って組の3位となり決勝へ。タイム的にも全体の5位です。73秒ですが自己ベスト。これから先戦っていくためにはあと5秒は短縮しなければいけません。決勝でも73秒台で走り5位に入賞、これまでの経歴からすれば大きなことだと思います。
しかし、これは満足できない部分です。来年は間違いなくもっとレベルが上がるでしょう。今のままの取り組みレベルでは中国どころか決勝も危うい。厳しいようですが「自覚」が不足しています。体調管理や周囲への気配りができていない状況では「次」はありません。繰り返し言い続けていますが、なかなか伝わりません。それでも戦える可能性のある種目であることは間違いありません。なんとか「戦えるレベル」に持っていけたらと思います。まずは「大事なこと」を理解してもらわないといけないですね。

女子100m、1年生が2人出場。どちらも準決勝に進出しました。目標は2人とも決勝に残ること。それくらいの水準にならなければ上のレベルでは戦えません。1人は12秒61で組のトップで通過。全体で2番目の記録でした。中間移行のスピードは抜群です。もう一人は準決勝で13秒17で全体の9番目。あと一歩のところで決勝進出を逃しました。体格的に恵まれていはいませんがこれから先戦える可能性は十分にあると思っています。早いうちに12秒台に持って行けたら今後面白いのですが。
決勝前はあまりにもバタバタしていて声をかける時間がありませんでした。とはいえ、準決勝と同じ走れができば何とか表彰台に登れるだろうという感じでした。が、実際のレーススタートで完全に出遅れてしまいました・・・。これまではスムーズに加速で来ていた部分が周りに先に出られて別人のように硬くなりました。中間以降でも隣の選手に並びかけて離される。力みまくっていました。結果的に12秒72かかり5位となりました 。予選が12秒69ですからこの日一番悪いタイム。残念です。

1日3本走ること、上級生に気後れしてしまったことについて話をしました。今後の大幅な伸びのことを考えると「高い授業料」になったかもしれませんが、貴重な経験だったと思います。「大丈夫」という慢心もあったかもしれません。これは私自身にもありました。とはいえ、県大会では指導者が直接選手のところに行くのは難しい。特に私が担当している部署は難しいのです。自分自身で乗り越えていかなければいけない部分もあります。一冬越えてどこまで強くなれるか?今回の失敗が次に生かせなければ意味がありません。可能性はかなりあると思っています。「11秒台」を出せる潜在能力があると思っています。まだまだこれからです。

男子の100m、前日に幅跳びで3位に入った選手が出場。ここ最近かなりスピードが上がってきています。十分表彰台に登れるチャンスがあると思っていました。優勝候補が棄権していましたからその確率はさらに上がります。とはいえ、春先には11秒8でしか走れなかった選手です。県レベルの準決勝・決勝は経験していません。どうなるか分かりませんがなんとなく「大丈夫」だと感じていました。準決勝、スタートで出遅れました。スタートの直前にテニスコートから大きな放送がなり続けていましたから集中が切れていたのではないかと感じました。少し話をすると「集中しすぎました」とのこと。うーん、ここ最近切り返しが上手くなってきました(笑)。笑っている場合ではないのですがその部分だけ修正できればなんとか戦えます。
決勝、またもスタートで出遅れました。先ほどの女子100mのことが若干頭をよぎりました。が、ここからが抜群の中間を見せました。完全に遅れていたところを一気に盛り返して3位でフィニッシュ。11秒15の大幅ベストです。幅跳びが3位、100mが3位と大きな飛躍を見せてくれました。もちろん、お世話になっている先生方からは「これだけスピードがあるのだから助走スピードをもっと上げろ」とひたすら指摘されていましたが(笑)。なんとか2種目で戦える可能性が出てきたと思います。

夜はお世話になってきた先生方と食事。「少し指導スタイルが変わった」と言ってもらえました。一生懸命になればなるほど視野が狭くなります。私の性格的に間違いない事実です。この部分を温かく見守ってくださる方々に恩返しができたらと思います。もっともっと勉強して指導できるようになっていきたいと思います。

色々な勉強になった1日でした。
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県新人1日目~女子種目~

2012-09-17 | 陸上競技
県新人の1日目実施種目においてうちの女子が出場するのは4継だけでした。前の記事にも何度か書いてきましたが400m選手が思うように練習が積めていませんでした。可能性としては予選を通過して決勝を目指すというレベルだったと思いますが、今の状況ではとても2本持つかどうか予測ができません。また、2週間前から腰が痛いということで練習が積めなかったのでメンバー変更してハードルの選手を入れていましたが、1週間前に食中毒となり練習を長期欠席。このような状態でメンバーに入れるほど優しくはありません。結果的に400m選手をメンバーに戻すことに。

この際、本人に確認をしました。この状態で400mと4継の両立は不可能、どちちらか一方を選ぶようにと。専門種目を捨ててでも4継にかける気持ちがあれば可能性はあると思っていました。悩んだ結果(私的には悩むレベルではないですが)、4継のみに出場ということになりました。この段階を踏まえて火曜日の練習前に女子だけミーティングをしました。これには私は参加せず。目標の再確認です。練習日誌に「4継」と書いてはいましたが、目標となる具体的数値が一切記載されていませんでした。「4継に出場する」ことが目的ではなく、3位以内に入って中国新人に出場することが目標となっているはずです。この部分の徹底がされていないと間違いなくミスをします。心のつながりと、方向性の一致がチーム内で図れないというのは致命的だと考えています。どのような内容の話ができたかは少しだけ聞きましたが、この段階で顧問が入ってもう一度みんなで目標を決めようというのでは先はありません。自分たちで「目標の再確認」が必要だと思っていました。

この日のレースは予選・決勝の2本です。これまでは1日目に予選・準決勝が行われて決勝は2日目でした。しかし、参加チームの大幅な減少により予選だけの実施となりました。この段階で大きな「差」が生まれてきていると感じています。「中間層」となるチームが大幅に減っているのです。これは私が関与する部分ではありませんが、51秒台を出すチームか54秒以下のチームかの水準で分かれています。競技者が減ってきているというのは間違いないと思いますが少し寂しいですね。偉そうな書き方をしていると思われるかもしれませんが・・・。

朝の段階で3走の早出が気になりました。前日もかなり早出。一番難しい区間だとは思いますが、安定感がありません。2走のスピードが出ているので追いついてくれていました。本人には「早出」の感覚はありません。渡らない限りはどうにもならないので大きな不安がありました。

予選、うちのチームは2組目。実は1走、足首を痛めほとんど練習ができていません。実際に練習ができたのは1週間前。これも誤魔化しながら負荷をかけてきました。走れなくても練習はできますが実際にやらないといけない部分とは異なってきます。仕方ないことですが。スタート練習自体は1か月程度できていません。その段階で1走を任せないといけない。ある意味「賭け」です。しかし、この選手が走れない限りはどちらにしても中国への切符は手に入りません。結果的にはここ最近で一番いい走りをしてくれました。しかし、3走が早出。届かないかと思いましたが大幅減速してギリギリで渡りました。アンカーが良く走ってくれて組の2位でフィニッシュ。タイムは50秒88!!支部新人から一気に1秒近く更新できました。選手たちの目標は「50秒8」、この段階で目標記録へ到達です。

手放しで喜べる状況ではありません。優勝候補のチームはバトンミスをして記録を大幅に落としていました。そのチームを除いてうちのチームが3番目です。「中国新人に出場する」というだけであれば4位でも行けますが、勝負をするという意味では毎年決められている「3位以内」にこだわる必要があります。風の条件なども指示しておきました。とはいっても以前のように付きっ切りで何かをするのではなく指示を出して終わり。最後は「自分たちで戦う」という意識が必要になりますから。

決勝の招集が始まる時刻に天候が一気に悪くなりました。雷が鳴り響きとても競技ができる状況ではない。一時中断となりました。このタイミング、かなり有利になると考えていました。すぐに選手のところに行って細かい指示。言われなければほとんど考えていません・・・。すぐに「筋温を保つ」という指示を出しました。本来であればロングタイツを持ってきておく時期です。これは細心の注意を払って私が言っておかなければいけなかったのかもしれません。上級生から下級生にしっかりと教えられていれば問題なくできたことです。これが「チーム力」です。が、十分ではありませんでした。先を見越した行動ができるようにならなければいけません。ジャージ、ウインドブレーカーの上下は持ってくるようにと数人に伝えていましたが召集所に持ってきていない者がほとんどでした。すぐに持ってこらせて待機。「勝負」にこだわるのであればスタート地点に立つ前にできることは全てやっておかなければいけません。まだ「甘さ」が見られますね。

決勝、予定よりも40分以上遅れて開始。条件としてはかなり厳しいですが天候は完全に持ち直しました。3走にあ1足長は絶対に詰めておくこと、風を見てそれ以上詰めることと指示をしました。1走が良く走ってくれました。前を走るチームをかなり詰めて2走へ。ここのバトンはほぼ完璧。流れができました。2走も若干の追い風に乗って前を詰めてくれました。問題の3走の所、またも早い。予選よりも危ういのではないかと思うくらいの早出でしたが、何とか渡りアンカーへ。4位でバトンをもらいましたが前を行く選手を大きく詰めて逆転、あと一歩で2位に届くところまで追い込みました。3位となりきちんと表彰台に乗って中国新人へ。1年間逃してきたリレーでの中国出場を果たしました。タイムはなんと50秒23。この時期のタイムとしては過去最高だと思います。新人で50秒台に入ったことはありませんでした。正直驚きました。

選手たちは喜んでいました。当然でしょう。私も納得できる記録だと思っています。が、手放しには喜べません。3走のミスは致命的です。再三指摘されているにも関わらず安定しません。これがなければ50秒を切れていたかもしれないからです。記録は狙えるときに狙っておかないと次はありません。また、試合に向けての準備が不十分であったところも多々あります。「満足」してしまえばここで終わりです。まだまだやることはたくさんあります。

とはいえ、かなりハイレベルの記録が出ました。いい流れで1日目を終えることができました。反省点も多くありますが全体として考えると合格点かなという感じですね。
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県新人1日目~男子種目~

2012-09-17 | 陸上競技
金曜日から県新人が実施されました。台風が近づいてきていて天候が非常に不安定。この中でもやらなければいけないことは変わりません。ここ最近色々と思うことがあるのですが、これに関しては直接色々な人に愚痴っているのでここには書きません。文字を並べるだけではこちらの思うことが歪曲して伝わってしまう危険性がるので・・・。

この日の種目はかなり絞られていました。現時点で部員数がそれほど多くないので出場する種目も減ってきます。男子の4継は決勝進出の可能性のあるレベルだと思っていますが、いろいろな条件が重なり棄権することにしました。リレー中心にチーム作りをしてきたうちとしては不本意な部分もありますが仕方ないですね。その分、個人種目でなんとか勝負してもらえたらと思っていました。

この日は400mと幅跳び。400mは2人出場。予選から電気計時でのベスト記録を更新することができました。狙った大会で記録が出るというのは大事です。ここ最近上手くかみ合わずに微妙な結果が続いていました。この夏休みにしっかりとやってきたという気持ちが選手にあったのであれば、こういう結果が自信になっていきます。400mは1人決勝に進出しました。準決勝通過順位は4位。中国新人へ進める可能性があります。これまでの大会では「力」があるのに全く発揮できず予選落ちなどをしていました。安定がありませんでしたが、少しずつ「力」が出せるようになってきているのではないかと思います。

決勝は後半追い上げましたが届かず6位となりました。タイムは51秒62、大幅自己ベストです。もちろん、あと一歩で中国というところでしたから残念な気持ちは強くあります。競技で判断されるのは「結果」です。中国に進めるかどうかは本人にとっても大きなことだと思います。もちろん指導する側はそこを目指しています。しかし、今回は51秒台中盤まで記録を上げることができたというのが大きな収穫です。力的には50秒台が出てもおかしくないと常に思っています。51秒台は春先に出せる記録でした。今回の記録が本人にとって少しでも自信になればいいなと思います。本当の勝負はこれからです。

男子の幅跳び、これは今回のうちのチームの中心種目でした。夏の国体最終予選でこれまでの記録を大幅に更新し、上のレベルで戦える可能性が見えてきていました。その後の支部新人でも安定した記録を出していて常に6m70は跳ぶくらいのレベルに来ていました。今回は6m90~80を狙える位置にいるのではないかという感じがありました。ある程度は私も分かってきてのですが、こういう場面であれこれいうのは避けたいなと思っていたので、練習を良く見てもらっているsonozaki先生に試合中の指示をお願いしました。他校の選手にアドバイスをしてくださるというのはなかなかできることではありません。うちの幅跳び選手の大幅な伸びと安定の要因の1つにsonozaki先生とfujiwara先生の協力があります。「餅は餅屋」です。

私自身が「知ったかぶり」をして偉そうなことを言うよりも専門家にアドバイスをもらうほうが良いと思っています。一人で抱え込んで選手の可能性を潰してしまうよりも、顧問としてできることをするというのが大事だと最近は強く感じています。私は身体づくりと走力アップがメインです。専門的な技術は頼りたいと思っています。頼る中で私自身も勉強になりますからね。

競技の話から少し離れてしまいましたが、この日も比較的安定して6m70台から60後半で記録を残していました。安定感は抜群です。sonozaki先生のアドバイスでは「助走スピード不足」が見られたようです。先日の支部新人では100mを11秒0で走っています。そのスプリントを生かした助走ができていないということでした。だからある程度の安定で終わってしまっているのだと思います。これまでからするとめちゃくちゃハイレベルで安定していますが本来の力からすればもっと記録を伸ばせるのだと思います。6m74で3位入賞、高校生活で初めて表彰台に乗ることができました。が、結果としては本人も納得できてはいないでしょう。

このことに関しては様々な方からアドバイスをいただきました。今後の練習では「スピードを生かした踏切」をしっかりとやっていかないといけません。ゆっくり走って身体が浮いたとしても実際の試合とは異なってきます。ハイスピードで入ってそのスピードにつぶれないように踏み切る。多分めちゃくちゃ難しいことだと思いますがそれを中国新人までみっちりやっていきたいと考えています。もちろん、他の指導者に頼りながら(笑)。

ここ最近少し指導スタイルが変わってきた気がしています。上手く言葉にできませんが(笑)。この日はもう一つ大きなことがありました。これに関してはまた別に書きます。
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