土曜日の練習の途中、跳躍選手に跳躍練習をさせていたのですがある程度行ってから走練習へと切り替えました。やはりスプリント練習も必要となりますから。狙うのは2種目です。どちらか一方だけやっておくというわけにはいきません。本当はスプリントだけが良いのですが(笑)。
他の男子は3セット目、跳躍選手だけは1セット目という感じです。それまでにかなり跳躍系の練習をしているので疲れもあったと思います。1本目の150mで前から出た選手を抜くことができませんでした。私はスタート地点から見ているので中間の走りが確認できません。こういう部分ではマネージャーがいてくれると本当に助かるのですが・・・。いつもよりもスピードが出ていません。2本目以降はある程度修正ができましたがそれでもマーク走やバトン走のときとはスピードが違います。少し話をすると「跳躍練習をしてから少し膝が開く感じがあったのを修正できなかった」と本人が言っていました。これまではそれなりに意識して走っていたのでしょうが、ここまで細かい部分を自分から私に言うことはありませんでした。
その後、修正走を2本行ったのですが1本行った後、本人が私のところに来て「今の膝が開いていましたか?」と聞いてきました。これも初めてです。正直驚きました。たいしたことではないと思われるかもしれませんが、性格的に自分から動くということはほとんどありませんでした。それが自分の動きをどうだったかと聞いてくる。競技に対しての想いが行動に現れているのだと思います。まー動きを意識しすぎて珍しく走りが硬くなっていたのでその部分だけ指摘。次の1本はきちんと修正できていました。特別に私が目をかけているというわけではなく本人の行動が明らかに変わってきているのです。それに伴い競技力も上がる。ある意味当然の結果だと思います。
また、女子選手と話をしているときに以前動きの感覚が違ったときがあったと言っていました。もともとピッチで走るのですが重心の移動が十分できる前に足が動くので進みきれません。中間以降その場足ふみのような動きになります。その部分を修正していて上手くいったときに「違和感がある」と言い続けていました。速く動かさなくても前に進むからだと思います。たぶんこれまで「走る」ということでここまで考えたことは無いはずです。まだ十分ではないですがかなり意識できるようになってきています。疲れないと走った気持ちにならないのかもしれません。タイミングが合ってしっかりと前に進めればそれが一番です。無駄に疲れる必要はありません。この「感覚の違い」をきちんと分かるようになるかだと思います。
残念ながらまた動きが戻っているのです。一時的な変化でしかなかった。話を聞いてみると「上に浮かないように」と他の選手に言っているのを聞いて自分も浮かないように意識し続けていたようです。しかし、走りが全く違います。どちらかというと腰のポジションが下がり気味になってつぶれてしまう感じの走りをします。指導していた選手は油断するとすぐに浮いてしまい走りが変わってしまう選手でした。「考える」「工夫する」というのも自分にあったものでなければ動き自体がよくない方向に進んでしまいます。
もともと膝が上がらない、前に出ない走りをします。この選手が前に進むためには他の選手と同じ動きでは走れないと思います。今までの自分の感覚を変えていかなければいけないのです。感覚がいいときの動きはドリルで少し違う意識があったようです。この部分をもっともっと自分にあった感覚に変えていかなければいけないと思います。10人いれば10人の感覚がある。その部分は指導する者が個別に話を聞いていかなければいけないなと感じました。
自分のための練習をしなければいけません。本気でやろうと思えばそれに見合った行動の変化があるはずです。もっともっと自分が何をしないといけないのかを冷静に判断する必要があります。言われたことだけをやればいいというわけではない。しかし、自分にあっていない感覚を作ったところで動きは変わりません。自分の走りの特徴を理解した上でどのような動きをしなければいけないのかを考える。高校生レベルではなかなかできないと思います。そのため我々指導者がきちんと選手と向き合って何かをしていく。ここが大事です。
一方通行の指導にならないようにしたいと思います。できるだけ選手が自分の感覚を私に伝えてもらえるような雰囲気作りも必要かもしれません。どうせやるなら自分が強くなるための練習をする必要があります。基本的な部分をしっかりと押さえて選手にあった動きや感覚を作っていかなければいけないなと感じました。
他の男子は3セット目、跳躍選手だけは1セット目という感じです。それまでにかなり跳躍系の練習をしているので疲れもあったと思います。1本目の150mで前から出た選手を抜くことができませんでした。私はスタート地点から見ているので中間の走りが確認できません。こういう部分ではマネージャーがいてくれると本当に助かるのですが・・・。いつもよりもスピードが出ていません。2本目以降はある程度修正ができましたがそれでもマーク走やバトン走のときとはスピードが違います。少し話をすると「跳躍練習をしてから少し膝が開く感じがあったのを修正できなかった」と本人が言っていました。これまではそれなりに意識して走っていたのでしょうが、ここまで細かい部分を自分から私に言うことはありませんでした。
その後、修正走を2本行ったのですが1本行った後、本人が私のところに来て「今の膝が開いていましたか?」と聞いてきました。これも初めてです。正直驚きました。たいしたことではないと思われるかもしれませんが、性格的に自分から動くということはほとんどありませんでした。それが自分の動きをどうだったかと聞いてくる。競技に対しての想いが行動に現れているのだと思います。まー動きを意識しすぎて珍しく走りが硬くなっていたのでその部分だけ指摘。次の1本はきちんと修正できていました。特別に私が目をかけているというわけではなく本人の行動が明らかに変わってきているのです。それに伴い競技力も上がる。ある意味当然の結果だと思います。
また、女子選手と話をしているときに以前動きの感覚が違ったときがあったと言っていました。もともとピッチで走るのですが重心の移動が十分できる前に足が動くので進みきれません。中間以降その場足ふみのような動きになります。その部分を修正していて上手くいったときに「違和感がある」と言い続けていました。速く動かさなくても前に進むからだと思います。たぶんこれまで「走る」ということでここまで考えたことは無いはずです。まだ十分ではないですがかなり意識できるようになってきています。疲れないと走った気持ちにならないのかもしれません。タイミングが合ってしっかりと前に進めればそれが一番です。無駄に疲れる必要はありません。この「感覚の違い」をきちんと分かるようになるかだと思います。
残念ながらまた動きが戻っているのです。一時的な変化でしかなかった。話を聞いてみると「上に浮かないように」と他の選手に言っているのを聞いて自分も浮かないように意識し続けていたようです。しかし、走りが全く違います。どちらかというと腰のポジションが下がり気味になってつぶれてしまう感じの走りをします。指導していた選手は油断するとすぐに浮いてしまい走りが変わってしまう選手でした。「考える」「工夫する」というのも自分にあったものでなければ動き自体がよくない方向に進んでしまいます。
もともと膝が上がらない、前に出ない走りをします。この選手が前に進むためには他の選手と同じ動きでは走れないと思います。今までの自分の感覚を変えていかなければいけないのです。感覚がいいときの動きはドリルで少し違う意識があったようです。この部分をもっともっと自分にあった感覚に変えていかなければいけないと思います。10人いれば10人の感覚がある。その部分は指導する者が個別に話を聞いていかなければいけないなと感じました。
自分のための練習をしなければいけません。本気でやろうと思えばそれに見合った行動の変化があるはずです。もっともっと自分が何をしないといけないのかを冷静に判断する必要があります。言われたことだけをやればいいというわけではない。しかし、自分にあっていない感覚を作ったところで動きは変わりません。自分の走りの特徴を理解した上でどのような動きをしなければいけないのかを考える。高校生レベルではなかなかできないと思います。そのため我々指導者がきちんと選手と向き合って何かをしていく。ここが大事です。
一方通行の指導にならないようにしたいと思います。できるだけ選手が自分の感覚を私に伝えてもらえるような雰囲気作りも必要かもしれません。どうせやるなら自分が強くなるための練習をする必要があります。基本的な部分をしっかりと押さえて選手にあった動きや感覚を作っていかなければいけないなと感じました。