ここ数週間、教育に関するニュースが世間を賑わせています。これに関しては多くの教育関係者が様々な想いを持っていると思います。簡単に言い表すことができない部分があります。
大阪の高校での体罰問題に端を発した教育問題。推薦入試直前に「募集取止め」を発表。他の学科の入学枠を増やして対応。普通科に入学した者も同じように体育系の勉強ができるという感じで情報が流れていました。表面的には「対応をした」という形になりますが実質は「看板を替えた」だけではないかという指摘もされています。また、自分たちの学校を守るということで生徒自らがマスコミの前で話をするというのも放送されていました。「有志が集まって意見を述べる」という形でしたが裏では大人が指示をして集めていたというのが事実のようです。「言わされている」部分があるのかもしれません。
今回の事件により該当高校の他の部活動の問題点も挙げられていました。生徒の喫煙・飲酒などの問題行動がweb上に上げられていて「運動ばかりしていたから物事の良し悪しが分からない」「こういう行為があるから体罰が必要だったのだ」とのコメントが多く載せられていて見ていて悲しい気持ちになりました。暴力により洗脳を受けているという辛らつなコメントまでありました。ここから派生して全国的に体罰問題が出てきています。日常的に体罰が行われていたというのは本当に悲しいことです。「暴力」では何も伝わりません。思い通りにならないから、伝わらないから手を上げてその場を収めるというのでは問題の解決にはなりません。
また、公務員の退職金を大幅に減らすという方針が打ち出されました。その施行は2月以降ということなので1月に駆け込みで退職するものが出てきた。「使命感がない」というマスコミ報道もありますし、文部科学省も「遺憾だ」という声明を出しています。本当にそうなのでしょうか?4月施行にすると何億円というお金が余分にかかるので早期実施にした。結局その割を食うのは定年間近の公務員だということです。「税金から給料をもらっているくせに」と言われます。だから自分の生活を切り捨ててでも「公」のために尽くすのが当然だと。本当にそうなのでしょうか?
2ヶ月働くことで150万円以上の損失があるという話でした。それなのに「無責任だ」という言葉で非難するのは本当に正しいことなのでしょうか?この判断は私にはできません。自分自身がその立場に立ったときに何を思うでしょうか。民間企業でこのような状況だったらみんなロスを覚悟で最後まで働くのでしょうか?
人は「弱い立場の者」を作って徹底的に叩く傾向があります。別に公務員が弱いというつもりはありませんが、ここまで一方的にマスコミによって叩かれるのはどうなのかと思います。残業手当も休日出勤も全く評価されません。民間企業でもこのようなことがあるのでしょうか。時間外労働は軽く100時間を超えます。そういう問題点は一切取り上げられずに「表面的な問題」を使って一方的に言われる。どうなのでしょうか。あるいみ「いじめ」に近い部分があると感じています。
先ほどの体罰問題による募集停止なども同じだと思っています。本質的な問題を改善するのではなく場当たり的な対応をして世論を流す。この繰り返しにより問題の解決を先送りにする。で、また同じような問題が発生する。どれだけ対処療法的な対応をしても根本の解決にはつながっていない。大切な部分から目をそらしているだけではないでしょうか。
やり切れません。我々は遊んでいるのでしょうか?誰のための教育活動なのでしょうか?こういう部分を議論せずに表面的な問題点を叩く。ちょっとしんどいですね。
以前から思っていて少しだけblogにも書いていました。が、本当に書きたいことを書くと問題になるのでしょうね。当たり障りのないことしかかけません。なんだか・・・ですね。
大阪の高校での体罰問題に端を発した教育問題。推薦入試直前に「募集取止め」を発表。他の学科の入学枠を増やして対応。普通科に入学した者も同じように体育系の勉強ができるという感じで情報が流れていました。表面的には「対応をした」という形になりますが実質は「看板を替えた」だけではないかという指摘もされています。また、自分たちの学校を守るということで生徒自らがマスコミの前で話をするというのも放送されていました。「有志が集まって意見を述べる」という形でしたが裏では大人が指示をして集めていたというのが事実のようです。「言わされている」部分があるのかもしれません。
今回の事件により該当高校の他の部活動の問題点も挙げられていました。生徒の喫煙・飲酒などの問題行動がweb上に上げられていて「運動ばかりしていたから物事の良し悪しが分からない」「こういう行為があるから体罰が必要だったのだ」とのコメントが多く載せられていて見ていて悲しい気持ちになりました。暴力により洗脳を受けているという辛らつなコメントまでありました。ここから派生して全国的に体罰問題が出てきています。日常的に体罰が行われていたというのは本当に悲しいことです。「暴力」では何も伝わりません。思い通りにならないから、伝わらないから手を上げてその場を収めるというのでは問題の解決にはなりません。
また、公務員の退職金を大幅に減らすという方針が打ち出されました。その施行は2月以降ということなので1月に駆け込みで退職するものが出てきた。「使命感がない」というマスコミ報道もありますし、文部科学省も「遺憾だ」という声明を出しています。本当にそうなのでしょうか?4月施行にすると何億円というお金が余分にかかるので早期実施にした。結局その割を食うのは定年間近の公務員だということです。「税金から給料をもらっているくせに」と言われます。だから自分の生活を切り捨ててでも「公」のために尽くすのが当然だと。本当にそうなのでしょうか?
2ヶ月働くことで150万円以上の損失があるという話でした。それなのに「無責任だ」という言葉で非難するのは本当に正しいことなのでしょうか?この判断は私にはできません。自分自身がその立場に立ったときに何を思うでしょうか。民間企業でこのような状況だったらみんなロスを覚悟で最後まで働くのでしょうか?
人は「弱い立場の者」を作って徹底的に叩く傾向があります。別に公務員が弱いというつもりはありませんが、ここまで一方的にマスコミによって叩かれるのはどうなのかと思います。残業手当も休日出勤も全く評価されません。民間企業でもこのようなことがあるのでしょうか。時間外労働は軽く100時間を超えます。そういう問題点は一切取り上げられずに「表面的な問題」を使って一方的に言われる。どうなのでしょうか。あるいみ「いじめ」に近い部分があると感じています。
先ほどの体罰問題による募集停止なども同じだと思っています。本質的な問題を改善するのではなく場当たり的な対応をして世論を流す。この繰り返しにより問題の解決を先送りにする。で、また同じような問題が発生する。どれだけ対処療法的な対応をしても根本の解決にはつながっていない。大切な部分から目をそらしているだけではないでしょうか。
やり切れません。我々は遊んでいるのでしょうか?誰のための教育活動なのでしょうか?こういう部分を議論せずに表面的な問題点を叩く。ちょっとしんどいですね。
以前から思っていて少しだけblogにも書いていました。が、本当に書きたいことを書くと問題になるのでしょうね。当たり障りのないことしかかけません。なんだか・・・ですね。