県総体最終日。この日うちは200mのみ。それも1人だけです。(笑)今回出場するSは中学時代にかなりの実績があります。私が過去指導してきた選手で一番早かった選手は「26秒9」でした。この子は高校2年生で25秒9に入り3年生で25秒2までいきました。が、Sは中学時代にすでに「26秒24」で走っています。笑えないレベルで速い。
支部大会で26秒91で走り選手権で27秒08。冬に練習が積めていない選手ですからこの時期にこれだけ走れるというのはすごいことだと思っています。今回は26秒中盤まで出して中国狙いだなと私は考えていました。潜在能力は極めて高い。まだ磨かれていないですから、今後のことを考えながら「中国を経験する」事が出来れば良いなと。
レース前に目標を聞いてみました。それぞれのラウンドをどう走っていくか。「予選は27秒04」「準決勝は26秒2」「決勝は25秒台」との返答。準決勝の時点で既に自己ベスト更新を掲げていました。
県総体の1週間前位から明らかにスピードレベルが上がっていました。何度も「チームとして」「リレーで戦う」という話をしてきましたが、そこの部分の意識が入学当初と比べると飛躍的に上がっているなと感じていました。前任校で「小さなエース」と似ている感じがあります。色々と(笑)。細かいところはもう少し人間関係が出来てから書きたいなと思いますが、「極度の負けず嫌い」というのだけは確かです。
予選は向風3.1の中で26秒79。強い。リレーの予選からの走りを見ていましたがカーブの走りがかなりスムーズになっていました。本当に速いなと感じていました。実際のレースでも同様ですね。ここの区間で上手くスピードに乗せられるようになっている。その勢いのまま準決勝は26秒26。自己ベストが26秒24ですから予告通りベスト更新するレベルの走りをしていました。
決勝はアウトレーン。身長が高いですからインレーンよりはアウトレーンの方が走りやすいのは間違いない。レースは絶好の追い風に乗って前半からよく走れていました。直線に入った時に第二集団の中にいます。そこから減速することなく最後まで走りきりました。中学時代にレースを何度か見ていましたがバタて動かなくなっていました。それが無くなっていました。結果は25秒90でした。
え?本当に25秒台?!1年生です。とにかく強いなというのが印象ですね。中学時代の実績があるとはいえほとんど練習ができていません。まだやらないといけないことが沢山あります。それなのにこのレベル。驚くしかないですね。「出来過ぎ」と言われるかもしれませんが、実際問題本当に強いのだけは間違いないと思いますね。脅威的な可能性を感じます。磨き続けたらどこまで強くなるのか?技術的にも体力的にも心の部分も含めて全てで伸び代があります。これはうちに来てくれている選手全員に言えることですが。まだほとんど出来ていないのにこのレベルで競技ができるというのは脅威を感じます。本当に強い。
1年生が結果を残したので「さすがですね」と言われることがあります。いや、私の力はほとんど関係ないと思っています。実際は選手の力がすごいのです。短期間で一気に伸びてきたからといって私の指導が「特効薬」のようにすぐに効いてくると思われると困ります。私のスタンスは時間かけてしっかりと競技力を上げていくことです。短期間での結果は求めていません。
中国時代に活躍したり高校1年生の春に活躍してその後競技が上手くいかなかった選手を大勢見てきています。なかなかしんどい部分です。1年生の春に中国大会に進んだとしても高校3年生で戦えないという状況は辛い。そうならないように長い視点で選手を育てていきたいと思っています。それが譲れないスタンス。短絡的に何かをやって終わるというのは絶対に避けたいですから。
少人数で参加した県総体でしたが女子は「総合8位」となりました。1年生にフルエントリーさせたらもう少し得点が取れたかもしれません。前にも書きましたが「総合優勝」を目指すつもりはありません。結果的に「総合8位」になっただけです。無理をして得点を稼ぐ事に意味は感じません。結果は勝手についてくると思っていますから。とはいえ「総合8位」の症状をもらったので短距離を支えてくれている3年生マネージャーに代表して取りに行ってもらいました。良い経験だと思います。
とりあえず競技に関しては書けたかなというところです。ここからがスタートだと思っています。
支部大会で26秒91で走り選手権で27秒08。冬に練習が積めていない選手ですからこの時期にこれだけ走れるというのはすごいことだと思っています。今回は26秒中盤まで出して中国狙いだなと私は考えていました。潜在能力は極めて高い。まだ磨かれていないですから、今後のことを考えながら「中国を経験する」事が出来れば良いなと。
レース前に目標を聞いてみました。それぞれのラウンドをどう走っていくか。「予選は27秒04」「準決勝は26秒2」「決勝は25秒台」との返答。準決勝の時点で既に自己ベスト更新を掲げていました。
県総体の1週間前位から明らかにスピードレベルが上がっていました。何度も「チームとして」「リレーで戦う」という話をしてきましたが、そこの部分の意識が入学当初と比べると飛躍的に上がっているなと感じていました。前任校で「小さなエース」と似ている感じがあります。色々と(笑)。細かいところはもう少し人間関係が出来てから書きたいなと思いますが、「極度の負けず嫌い」というのだけは確かです。
予選は向風3.1の中で26秒79。強い。リレーの予選からの走りを見ていましたがカーブの走りがかなりスムーズになっていました。本当に速いなと感じていました。実際のレースでも同様ですね。ここの区間で上手くスピードに乗せられるようになっている。その勢いのまま準決勝は26秒26。自己ベストが26秒24ですから予告通りベスト更新するレベルの走りをしていました。
決勝はアウトレーン。身長が高いですからインレーンよりはアウトレーンの方が走りやすいのは間違いない。レースは絶好の追い風に乗って前半からよく走れていました。直線に入った時に第二集団の中にいます。そこから減速することなく最後まで走りきりました。中学時代にレースを何度か見ていましたがバタて動かなくなっていました。それが無くなっていました。結果は25秒90でした。
え?本当に25秒台?!1年生です。とにかく強いなというのが印象ですね。中学時代の実績があるとはいえほとんど練習ができていません。まだやらないといけないことが沢山あります。それなのにこのレベル。驚くしかないですね。「出来過ぎ」と言われるかもしれませんが、実際問題本当に強いのだけは間違いないと思いますね。脅威的な可能性を感じます。磨き続けたらどこまで強くなるのか?技術的にも体力的にも心の部分も含めて全てで伸び代があります。これはうちに来てくれている選手全員に言えることですが。まだほとんど出来ていないのにこのレベルで競技ができるというのは脅威を感じます。本当に強い。
1年生が結果を残したので「さすがですね」と言われることがあります。いや、私の力はほとんど関係ないと思っています。実際は選手の力がすごいのです。短期間で一気に伸びてきたからといって私の指導が「特効薬」のようにすぐに効いてくると思われると困ります。私のスタンスは時間かけてしっかりと競技力を上げていくことです。短期間での結果は求めていません。
中国時代に活躍したり高校1年生の春に活躍してその後競技が上手くいかなかった選手を大勢見てきています。なかなかしんどい部分です。1年生の春に中国大会に進んだとしても高校3年生で戦えないという状況は辛い。そうならないように長い視点で選手を育てていきたいと思っています。それが譲れないスタンス。短絡的に何かをやって終わるというのは絶対に避けたいですから。
少人数で参加した県総体でしたが女子は「総合8位」となりました。1年生にフルエントリーさせたらもう少し得点が取れたかもしれません。前にも書きましたが「総合優勝」を目指すつもりはありません。結果的に「総合8位」になっただけです。無理をして得点を稼ぐ事に意味は感じません。結果は勝手についてくると思っていますから。とはいえ「総合8位」の症状をもらったので短距離を支えてくれている3年生マネージャーに代表して取りに行ってもらいました。良い経験だと思います。
とりあえず競技に関しては書けたかなというところです。ここからがスタートだと思っています。