kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

上手く書けないですが

2016-06-13 | 陸上競技
書きたいことが頭の中で上手くまとまらない。スッキリしませんね。

色々と思うことがあります。私は投擲の指導ができません。もっと勉強しないといけません。教えてもらえる環境を提供することはできます。前の記事にもあるように「個」で対応しようと思うと短距離系の種目であってもかなりの時間が必要になります。棒高跳びも同様。教えてもらう環境を提供できますが本当は私が指導できるようにならないといけないと思っています。

例えばハードル。これは指導できます。先日ある保護者と話をしたのですが「ハードルの指導ができる」というのは知ってもらえていませんでした(笑)。いやいや、専門はハードルですから。ここ数年は短距離系の指導が中心になっていますがハードルの指導もしたいのです。ハードルができるタイプの選手がいればこの種目で全国を狙ってみたい。当然です。

以前から「わざと目立つように練習をする」というのはしていません。ハードルの指導ができるからといってそれを中学生が知っているかどうかは別問題。私のところでハードルをやってみたいと望む選手は少ない。知らないから。短距離系も同様だと思います。私は「それなり」に短距離指導ができます。「選手に恵まれている」というのはあると思いますが前任校で「継続的に結果を残していた」というのはそれなりに「理由」があると思います。まーそういうことは保護者は知らないと思います。高校の指導者でも私のことを知らない人はたくさんいるでしょうし。

以前、競歩の指導者と話をする機会がありました。競歩で勝負をしようと思えば「長距離が速い選手」が取り組む必要がある。どうしても競歩は「走るのが遅い選手がやる」というイメージがあります。語弊があるかもしれませんが。長距離で勝負ができる選手であれば長距離種目で勝負をしているはずです。が、全国で活躍するのであれば「長距離が速い選手」でなければいけない。「出場する種目がない」から競歩に出るというのはよくない。県内ではそれが存在するため、本当に指導する指導者からすれば面白くないと思います。競歩という種目を本気で考えるときには「長距離が速い選手」が取り組む必要があるのです。

これと同じことがほかの種目にも言えるのではないか。単純に「県総体に出場しやすいから」という理由で種目に取り組む。砲丸投げなどは「投げればいい」という感覚でいれば簡単だと思います。奥が深い部分は度外視して「とりあえず投げる」だけで県総体に出場できるのであればそれほど難しくないかもしれません。師匠は多岐に渡った種目指導をされますが「それぞれの種目で勝負する」ことを考えて多くの種目をする。単純に「県総体に出る」ことだけ考えていません。ここがすごいところです。最低でも中国大会を目指す中で取り組んでいますからそれぞれ真剣にやります。

ハードル。技術的な部分があります。それをやっていたらそれなりに形になります。が、本当に勝負しようと思ったら最優先は「スプリント能力の向上」が必要不可欠だと思っています。ハードリングを磨いてもたかが知れています。これは県レベル以上の合宿でも話をしています。中四国合宿でインターハイ入賞選手が来たときにもその話をしました。インターハイで優勝した選手は400mを53秒台で走る。入賞する選手は55秒台で走る。55秒台でもかなり速いのですが53秒台とは2秒差がある。こうなると「勝ち目」が少なくなるのです。

もちろん、400mHは戦略である程度対応できます。が、最後の最後の勝負は「スプリント能力」によると思います。なかなか指導する機会がないですが今私が指導するのであれば「スプリント能力の向上」に重きを置きたいと思っています。以前110mHでインターハイに出場したことがあります。このときは100mが11秒0台までいきました。それに伴いハードルの記録も飛躍的に伸びました。技術指導もしますが最優先事項は「スプリント」だと思っています。

棒高跳び。これも指導したことがあります。正確に言うと棒高跳び選手の「スプリント」の指導をしただけですが。12秒後半だった選手が3年生の時には11秒2まで行きました。が、これに関しては棒高跳びの練習をほぼやっていないので4mしか跳べませんでした。これに関しては「技術練習の不足」が原因です。中国地区で一番足が速い棒高跳び選手だったと思います(笑)。もっとはやくG先生に出会っていたら違う結果になっていたかもしれませんが。技術的な要素が多い種目に関しては「スプリント」が上がったとしてもそれを生かす「技術」がなければ意味をなさないのです。助走は30m程度。速ければ速いほど良いというものではありません。当たり前ですね。

トラック種目であればやはり「スプリント能力」は必須。今はショートスプリントに特化しつつありますが可能であればもう一度マイルチームを作って全国を狙いたいと思っています。やはり自分がやっていた種目に対する思い入れがあります。ロングスプリントであっても「スプリント能力」を磨く必要がある。長い距離ばかり走ってロングスプリントを育てるというのは私の観点からはズレます。ハードルに関してもロングスプリントに関してもスピード重視の練習をしていきたいと思っています。それは私の「こだわり」なのかもしれません。

ハードリングだけ練習をする。これは今のスタンスとは違うかなと。練習の中にハードル練習を入れるのはありだと思います。それにより間違いなく上手くなる。ハードルドリルなどは今のうちの練習の中では中心にあります。ある程度のドリルをやっておけばハードルも跳べるようになると思います。実際に必要な動きは跳ぶ中で身に着けられます。もちろんその「前段階」がきちんとできていればの話ですが。

うーん、何の話??(笑)。まとまらないのです。書きたいこと、感じていることはたくさんあるのですが言葉を選んだり立場を考えたりすると思うように書けません。うーん。難しいですね。まー思うことを適当に書いていますので他意はありません。読み飛ばしてもらって結構です(笑)。
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やること

2016-06-13 | 陸上競技
前の記事の補足を書いておきます。別になくてもいいんですが。

土曜日は中国大会前の刺激となっていました。本当は時間を短縮して短めにやれるといいなという感じなのですが。短縮することだけを考えても意味がなくなります。やるべきことは変わらない。疲労を抜くための練習量は減らします。前日は中国組は練習メニューを変更して終了させました。これは「現場での判断」です。練習メニューを与えて「練習をさせる」という形であればこのような判断は難しいと思っています。現場で見ている&選手とコミュニケーションをとりながらだから判断ができると思っています。

逆に「もう少しやったほうがいいな」と思うこともあります。この日の練習のように「構え」からの感じが悪いなと思えばそこ克服するための練習を取り入れる必要があります。これは「メニュー通り」ではできないことだと思います。処方箋。これは各自にあった薬を提供するためのものです。薬というのは「同じような症状」の患者に提供されます。全く同じではない。「大多数」に適したものを与えるのです。練習メニューというのも実はこういう部分があります。「全体的に良いと思われる練習メニュー」を提供する形で練習を進めていきます。

そうなると「Aには合う」が「Bには合わない」ということも生まれてくると思います。タイプが違えばやることも違う。やる種目が同じであればメニュー自体がすべて同じで良い。実際は違うと思いますが多くの人数を預かるチームであればそうなるのは当然です。私はキャパが小さいので10人前後が精一杯かもしれません。これでも全員を細かく見ることができない。数人で指導する場合が一番やりやすい。

先日「パーソナルトレーナー」と話をしました。福岡で指導しているときには同時展開できるのは「最大3人」だと言っていました。できれば一人ずつ見たい、と。全くの同感です。指導するのであれば人数が少ないほうがやりやすい。もちろん、「メニュー提供」だけであれば問題はないと思います。見なくても「与えらえたことをやればいい」というだけであれば難しくないからです。

この日の練習はそれぞれ分かれました。中国大会に出場する選手の練習を優先しましたから男子は自分たちで練習する形となりました。メニュー的には「並走」です。バックストレートでのペアを決めてバトン並走を繰り返しました。本当であればもっともっと走り込みをさせたほうがいいのかもしれません。細かい部分を見ながらやったほうがいいのかもしれません。が、どうしてもできません。ここに関して「不平等だ」と言われたら事実だと思います。うちの男子は良い子が多いですから素直に練習に取り組んでくれていますが。

部員数が30人を超えると間違いなく1人で見るのは無理だと思っています。強豪校ではそれが当たり前なのかもしれません。男子と女子がいればやり方も随分変わってくる。本当は「個」としてすべてを指導していくのがいいのだと思っています。が、集団で活動をする場合はこれは難しい。不可能だと思っています。

100mに出場するNのスタートを見る。その同時展開で400mのスタート地点では他の3人がスタート練習をする。バックストレートでは男子が並走をする。フィールドでは高跳びとやり投げが練習をする。これ同時にすべて見るというのは今の私には難しい。それぞれに声をかけるようにしていますが・・・。今Miをリレーの1走にする。ほとんどスタート練習をしていないので「1から」やらないといけない。さらにはどこの時点で「落としどころ」を決めるかというのも難しくなる。短期間で全てはできません。今の時点で「できる最大限のこと」をやっておくだけです。

週に1度見ただけで劇的に動きが変わるということは少ないと思います。やはり大切なのは毎日の練習。できる限り全員の動きを見ようと思っていますが簡単ではありません。私自身がもっと指導力が上がっていけばできるようになるのかもしれません。今はイメージできませんが(笑)。合宿などで指導することもありますがこれは短期間に詰め込む形で指導します。意欲がある選手は劇的に変わるかもしれません。単に参加している選手は変わりません。「目的意識」が明確かどうかですから。

見ている中で感じたことをやるようにしています。「個」を極力大切にしていきたいと思っています。例えば練習中に「表情が曇る」ことがあれば「何かあった」と判断します。できるだけ声をかけに行って対応します。土曜日の練習の中でも何度かありました。これに関しては見ていないと分からないと思います。以前と比べるとかなり意欲的になっています。普通のことでは「気持ちが乱れる」ことはない。しかし、「特別なこと」があれば「木本が乱れる」ことも生じます。即時的に対応できるかどうかは大きなことだと思っています

指導者としての立場。そこで「やること」は何か。一番難しい部分だと思っています。私は「普通の指導者」ですから「万能薬」や「特効薬」を与えることはできないのです。大会前に慌てて何かをやる。これは良いことではない。かといって「気づき」があれば即座に対応しなければいけない。このような指導が適切かどうかですね。

考えることはたくさんあります。もっと上手く表現できるといいのでしょうが・・・。まとまりません。お許しを。
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ポイント練習

2016-06-13 | 陸上競技
土曜日、この日は学校で商業の実技大会があったため練習は夕方からとしました。中国大会1週間前、さすがに自分達でやっておけとは言えません。細かい所を見たいなと思っていたので時間をかけないといけないなと。これに関しては色々と思われることがあると思います。それでもこちらもやらなければいけない事がある。一応与えられた事は果たしました。

練習にはtokushoの選手も参加。県総体後、一日で走ってたはずです。顧問と本人から「一緒に」という申し出があったので。うちにとっても大きな刺激になります。自分よりも速い選手と走るというのは様々な部分で学ぶ事があります。そういう刺激を受けながら自分たちが強くなるために何をするかですね。この日はtokushoのマネージャーも参加。短距離に関してはこのTが最後になります。中国大会が終わったら投擲のマネージャーとなるようです。うちの選手とも仲が良いので来てもらいました。気配りもできるマネージャーです。本当は短距離マネージャーを続けていければ良いのですがなかなかそうはいきません。難しいですね。

練習自体はフリーアップからいつもの流れで。小学生もいたので安全を確保しながらです。大きな大会に進めば会場はごった返します。その中で自分達のアップをしていかなければいけない。そういう意味では練習になります。専用のグランドがないというのも色々な意味でプラスなのかもしれませんね。

動きをやっている時に気になるところがあったので少しだけ止めてチェック。構えからの姿勢なども含めてです。前は良くやっていたのですがここ最近はやっていませんでした。チューブを使って軸を作る練習です。加速段階の身体の傾きを意識させる練習。前足体重にならない、腰が引けるなどの基本的な部分がアヤフヤなままでやっていたら次に繋がりません。見ている中で動きを修正できると多少なりと変わってくるはずです。

そこから並走へ。女子のリレー、1走をMiに戻します。うちが本気で中国で勝負しようと思えばこの子の走りが必要不可欠です。様子を見ながら走らせていかないといけません。県総体と同じような事を繰り返すわけにはいきませんから。元々動きの速さはありません。足運びに癖があるのでそこを修正しながらやっていかなければまた同じ事をしてしまいます。股関節を上手く使えるようにする事と動きの修正を同時展開でやっていきたいと考えています。まだ膝が前まで出てきません。時間をかけながらやっていきたいと思います。

動き的にはかなり良くなって来ているかなと感じています。見ていると「力が出せれば今年も勝負できる」という感覚があります。もちろん油断はできませんが。バトンに関してはかなりスムーズに行きました。2本ずつ行こうかと思っていたのですが変更して1本だけ。男子は2本行きましたが少しずつ改善されてきています。もちろんまだまだですが。手の出し方が安定しない1年生もいます。これは本気で意識しないと変わらないと思います。取り敢えずやるというバトンであれば効果は出ませんから。繰り返し繰り返し。それしかありません。

2→3走の所は尋常ではない向かい風。なかなか難しい。これだけ向かうと実際のレースでは3→4走の所も詰めないといけなくなると思います。3走がスピードに乗れなくなりますから。ここは本人達とよく相談しながらやっていく必要があります。最後に判断するのは選手です。状況の把握は必要不可欠。常に意識しながらやらないといけません。

そこからスタート練習へ。普段なら200mのスタート地点を使って練習をするのですがあまりにも向かい風が強くてやりにくいので400mのスタート地点を使っての練習としました。100mに出場するNは追い風でのスタート練習。距離が離れているので私は小走りに対応。Nのスタートで重心移動がもう少しなので押すことに。既に15m程度しか付いていけません(笑)。走ったら負けるかなという感じ。情けない話ですが練習していない私では勝てませんね。以前に比べてそれなりに出れるようになりました。まだ時間をかけてやっていく必要はありそうです。

最後に全体で一緒に走ることに。女子に関しては男子に引っ張ってもらうようにしました。全員で何とかしようという感じですかね。ちょうど良い感じで引っ張ってもらう。Tに関してはうちの男子と一緒に走る。まー相手になりませんでしたが少しは付いていけるようになったでしょうか。一人で走るよりは間違いなく刺激になります。風も吹いていたので走りの感じとしてはかなり良かったですね。これくらいの動きが出来れば問題はないかなという気はします。

書きたいことはあるのですがひとまずここまで。これに関する事はまた書きます。お許しを。中身がないなー。
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