kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

自ら申し出る

2016-06-25 | 陸上競技
金曜日、この日通勤途中に信じられないくらいの大雨が降りだしました。全く前が見えない。この状況で通常通り運転するのは厳しい。かなりゆっくり進みました。怖すぎる。豪雨ですね。この雨が一日中続くのかと思いましたが到着してからしばらくすると完全に止みました。うーん、なんというタイミング。

それによりまたも電車に遅れが。とはいえ、うちの選手は朝練の時間帯に来ていますから問題なく。それ以後の電車が遅れたようです。とはいっても前日と異なり少し遅れただけですから授業は通常通りの時間帯で開始。

時間の合間を見て「練習計画表」を作成しました。夏休み終了時点までの大まかな流れを作りました。何時から開始と書いていても状況が変われば変更される可能性はあります。これは理解してもらいたいなと思いますが。しかし、大会日程や合宿の日程などは早めに知らせておくほうがよいかなと思いました。7月と8月に「強化期間」を設けようと思っています。それに向けての「心の準備」もさせておきたい。

夏休みに記録会や支部大会もあります。が、長い目で見て一番勝負するのは「県新人」だと思います。調整調整で練習が積めずに秋の大会を迎えるのは避けたいと思っています。大会すべてで記録を出したいという気持ちがあるかもしれませんが「目先のことだけ」考えるのではなくもっと先のことを見据えながらやっていきたいですね。

今年の8月はいろいろと考えて中国選手権への出場もしてみようかと。女子の棒高跳びがあります。秋から本格的に大会が始まるのでそれまでに経験を積ませたいなと思います。7月に広島で講習会があるのでそれに参加してから8月に国体最終予選、その後支部大会に参加して中国選手権。ある程度詰めてやっていくことも必要かなと。周囲からは「参加者が少ないからやっている」と揶揄されるかもしれませんがこちらとしてはかなりまじめに考えています。本気で来年のインターハイを狙いたいなと考えています。

そういう流れもあってリレーも中国選手権に行ってみようかと。毎年、プライベート合宿と重なっていましたが今年は少しずれています。高いレベルの大会を経験させていき今後の勝負のための下地を作っていきたいという思いもあります。かなり多忙な夏休みになるかもしれませんがそれは選手にも覚悟してもらわないといけないかなと。「勝負をする」とうのはかなりの「覚悟」が必要不可欠です。私も選手も「競技に賭ける」という思いを持たなければいけないと思います。

で、放課後。数人が職員室前に立っていました。何かあったのかと思うと「勉強を教えてほしい」とのこと。まー基本的には「狙い通り」という部分があります。与えられて「やってもらえる」という状況ではなく「自分から頼んで教えてもらう」という感覚が欲しかったからです。待っていても誰も何もしてくれない。自らアクションを起こさなければいけないという感覚を持ってもらいたい。その一環としてこういう勉強に関しても同じようにしたいなと思っていました。中国新人の時はまたも中間考査に入ると思います。そうなると勉強ができないと大会出場さえ危ぶまれます・・・。

競技をやりたいのであれば「やるべきことをやる必要があります。強くなりたかったら「練習をする」というのと同じです。競技を一生懸命にやりたければそれ以外の部分が足を引っ張るようでは困るからです。強くなりたいのであればそれ以外の環境を自分で整えないといけない。それができるような選手でなければ強くはならないと思います。

こうやって「受け身」の姿勢から少しだけでも「前向き」な姿勢になったというのは大きいと思います。自ら動くことで初めて周囲も動くのです。家庭での協力も友達の協力も同様。自分が何もしないで待っていて誰かがやってくれるのを待つようではだめです。強くなるのも「誰かに強くしてもらう」のではなく自分がアクションを起こして強くなるのです。ここを忘れてはいけない。いいきっかけになるのではないかと思っています。

結局19時まで3時間近く勉強しました。私も付きっ切り。合間に隙を見て日本選手権の結果を見ていました。冬に中四国合宿でアシスタントコーチをしてもらったY選手が出場しているからです。予選で50秒01を出していました。準決勝はプラスの2番目でしたが見事決勝進出。3年連続です。本当におめでとう。

中四合宿参加者に連絡を回してもらう事にしました。一緒に練習した選手が日本選手権の決勝で走るというのは大きなことだと思います。本人も「インターハイを狙う選手たちの結果をチェックしていて、負けられないと刺激を受けていた」と話していました。プラスに働いていますね。だからこそ他の選手達にも応援してもらいたいと思います。少しでも彼の力になるなら。県記録更新。期待したいと思います。

やっと記事が追いついてきました。ひとまずここまで。
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木曜日?

2016-06-25 | 陸上競技
木曜日、何をしていたのか・・・。記憶が。もうすでに時間が過ぎ去ってしまっています。そうなると思い出せない。前日から期末考査の期間に入りました。朝は勉強会。練習をしないとしても毎日選手同士が顔を合わせる機会は作りたいなと思っています。朝から規則正しい生活ができるようにするというのは重要のことですから。

が、早い段階で「上りの電車が不通」という連絡が入りました。うちの学校は電車で通う選手もいます。朝練があるということで早めに動いていますが電車が来なければ通学できません。こちらで把握している選手に関しては連絡を取りました。「駅で待機」ということでしたのでその旨伝えました。いつ来るかわからない電車をひたすら待つというのはしんどいですからね。思ったよりも早く電車が動き始めました。朝の勉強時間は少ししか確保できなかったかもしれませんが、授業時間に間に合うことができました。これだけで大きな意味がありますね。

結局、電車の遅れにより授業開始が30分遅くなりました。その時間帯は「自習」ということで勉強する時間となります。こういう時間を有効に使えるかどうかは大切なポイントだと思っています。みんながいるからといってワイワイしているようではだめだと思います。周りの空気にのまれずに「自分のやるべきことをやる」という感覚を持つ必要がります。これができるようになるとずいぶん変わります。

話は少しそれます。前任校では「陸上競技部」の選手の周りはかなり気を使ってくれていたようです。女子選手が引退した時に言っていたことですが。部活を引退して何がいちばん変わったか?と聞くと「クラスの友達がお菓子をくれるようになった」と答えていました。「競技のために間食はしない」と強く決めている様子を周りも知っていました。だから「お菓子食べる?」と昼休みなどにも全く言われなかったとのこと。引退して「も大丈夫だよね」と持ってきてくれるようになったと。おかげさまで引退後は大きく体系が変わる選手がいましたが(笑)。それでも周囲が「この子たちはやるべきことがあるんだ」と気を使ってくれていたのだと思います。

それくらいの「気持ち」が周囲に見えていたのだと思います。周りに流されない強い意志を持っているというのもありますが、「邪魔をしたらいけない」と思わせるだけの「覚悟」を持っていることが周囲に知れ渡っていたのだと思います。いつの間にかそういうい雰囲気の中で「頑張ってもらいたい」と思ってもらい、邪魔をしたらいけないという感じになっていたのだと思います。

普段、なかなか勉強時間が確保できない部分があります。が、こういう時間を有効に使ってできないところを一つ一つ潰していかなければいけないはずです。「練習時間」に自由時間の多くを使っているのですから他の時間を犠牲にしてでも「その時に必要なこと」をやる必要があります。それができるようにならなければ「競技者」として成功する確率は低い。「時間があるからまだいいや」「また次頑張ればいいや」と思うような選手であれば成功しないのではないかと思っています。

練習は休みにしていました。家で勉強するための時間。上述のように「時間があるから今はいいや」と思っているような選手は競技も成功しません。この機会を有効に使って勉強時間を確保する必要があります。この日はものすごい雨でしたからどちらにしても練習をすることはできなかったと思います。今の私の感覚からすれば「できないから丁度いいや」と割り切れます。「強くなるためにやらないと」という焦りを捨てる。今は「勉強する時間」であり今は「体を休めて次に向かう時間」だと考えていきたいと思っています。しつこくしつこくこうやって書くことで自分自身に言い聞かせる部分もあるかもしれませんが(笑)。

陸上競技がないと結構やることがない(笑)。退職して部活がなくなったらすぐにぼけてしまうのではないかという心配が・・・。そうなったら趣味で陸上教室でもやるかな。いや、趣味を作らないとだめだ。考えます(笑)。
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何が正しいか

2016-06-25 | 陸上競技
思うことを適当に書き記しておきます。

こうやってblogを書くとわざわざ「叩かれる」ために前に出てくる感じがあります(笑)。自分の考え方を表に出すということはそれだけ他者の目につく可能性があるからです。技術的なことを書くにしても考えを書くにしても「突っ込まれる部分が出てくる」のは当然だと思います。一番楽なのは「何も言わないこと」です。今の私にはとてもじゃないですができませんが。

1年前、このblogに「書き込み」がありました。かなりの内容でした。文章の様子からすると「複数」の人物が私に対する批判的な意見を書き込んでいました。電話などでも同じですが「匿名」であれば何でも言えます。揚げ足を取るような言い方もできます。表現の「一部の抜粋」をしてそこだけを取り上げればあたかも「普段から問題発言ばかりを繰り返す」というように捉えられます。

ニュースなどは顕著ですね。長時間の会見をすべて放送するわけにはいきません。そうなると「編集」される。その「編集」のほうによっては「全く違う会見」となる危険性があるのです。「中立の立場」からの報道であれば問題はないと思いますが「思想信条」によって報道が偏ると大きな誤解を招きます。ニュースから状況を読み取るという人も多くいるでしょうから「イメージ操作」となります。こうなると何をやってもうまくいかなくなる。

私自身、自分が絶対に正しいと思うことはありません。どちらかというと一番信用していないのは自分です。こうやってblogを書いていますが「自分が正しい」と思って書いている部分よりは「これでいいのか」と思いながら書いている部分があります。絶対的な自信を持っているのであれば他者に頭を下げて何かを聞いたりしません。今のままの自分が不完全だからこそ多くの人からアドバイスを聞くのです。

昨年、「お前のblogは自分が素晴らしい指導者だとアピールしているように感じるから不愉快だ」「お前の評判は自分で思っているよりかなり悪い」という「ありがたい教え」が書き込まれました。もちろん、「匿名」です。県内の人物だと思いますが。2年前には県合宿で指導をした後に書き込まれました。当時はインターハイにリレーで行った後でしたから私の練習メニューの紹介という感じで県合宿自体を「tokusho」の練習で行いました。基礎的なことも含めバトン練習も行いました。その時には「そんなことやるなら自分のところだけでやれ。迷惑だ。」と書かれました。

本当に指導を受けた選手が「こんな指導を受けて迷惑だった」と言っているなら仕方ないと思います。が、全く関係ないその練習を見ていない人間から「迷惑だ」といわれるのは間違っているのではないかと思います。それも「匿名」です。批判するのは自由だと思います。が、それなら「どうすれば素晴らしい指導ができるのか」を明確に示してもらいたい。代替案のない批判は「無責任」だと思っています。

こういう仕事をしていたら多くの方と接することもあります。応援してくださる方も多くいますが同時に「批判的にとらえる」方々もいると思います。前にも書いたことがありますがクラス運営をしていたら40人が40人すべて私のやり方や生き方を肯定するとは思えません。そんなことがあれば逆に「不気味」です。宗教ではないので「気に入らない」という人間が出てくるのは当然のことだと思っています。万人に好かれる人間がこの世に存在するのかどうか。

私は万人に好かれる必要はないと思っています。そんなことはほぼ不可能だからです。生理的に受け付けないといわれるとこれは仕方ありません(笑)。もちろん100人いて98人に嫌われるのはどうかと思いますが・・・。今のところ「良い」と言ってくれる人の割合のほうが少しは多いのではないかと思います。これは自分が正しいからではなくなんとなくそんな感じだというだけですが。

こういう性格ですから「人に好かれるように生きる」というのはできません。いろいろな人に迎合して合わせて生きるというのは難しい。「またkanekoが・・・」といわれることも多くあります。それが他者に多くの迷惑をかけているのかもしれません。なんだかんだ言っても最優先事項は「生徒のため」という感覚があります。それはあくまで「私自身の感覚」でしかないのですが。そのことを「絶対に正しいのか」といわれると全面的に肯定することはできません。なかなか大変な話です。

「原理原則」だけに従って生きていけるか。答えはNOだと思います。そんな生き方は私にはできません。今の仕事自体が「生きている人間」を対象にしています。その場その場で対応が変わることもある。四角四面で対応できるのであれば本当に「DVDを見て勉強してください」で終わりだと思います。そこに「感情」を挟む必要がないから。映像で見て「時間は守りましょう」と「文字」でみて「音声」で聞く。それで「身に付く」のかどうか。ここは全くの別問題だと思っていますが。

私自身はかなり「不完全」だと思っています。だからこそ「何かを伝えることができる」のだと思っています。自分自身に足りないものがあるという認識があるからこそさまざまなことを学ばないといけないと痛切に感じる。自分自身の「ものさし」だけで判断をして行動することはない。繰り返しになりますがそういう生き方を「よい」と思わない人も複数いるのだけは確かです。

正しくない。それを認識したうえで人と関わるようにしています。若くても「自分のやり方が正しい」と思い人に頭を下げて聞いたりできない人もいます。それはそれで「その人の生き方」でしかない。誰かが否定してただす必要があるかどうかは別問題。そこまでする必要はないでしょうし。競技などで選手に結果を出させてあげたいと強く願うならそういうタイプの人はあまり指導者には向かないかもしれませんが。否定的な話ではなく「一般論」ですが。

私自身は常に自分を疑っています。これほど信用できない人間はいないと自分で認識していますから(笑)。周りからもそう思われているかもしれません。それでも慕ってくれる生徒や選手、卒業生や保護者がいてくれることは嬉しく思います。それがあるから今の仕事をやっていける。そう思っています。

うーん、何の話??気にしないでください。書きたいと思ったことを書いているだけですから。他者批判にはなっていないと思いますし。また書きます。
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意図的な部分

2016-06-25 | 陸上競技
書いていた記事が何故か消えてしまいました。やる気なし(笑)。思い出して書いておきますが書いた時の想いとは変わってくるので難しい。

テスト週間に入りました。そのため勉強をしっかりとさせたいと思います。この期間の取り組みがすべて競技につながっていくと思っています。目に見えない部分ですが競技をしようと思えばこういう部分は必要です。「全てはつながっている」という話をしています。どこか一つだけ頑張ってそれ以外は頑張らないというのではやはり結果はついてこないと思いますから。

ここ数日間の記事にひたすら書いていた「自分でやる」という感覚を育てるために全体での練習は数日のみ。あとは自分で考えて行動するようにしています。勉強に関しても以前から商業系の科目に関しては分からないとこがあれば個別に教えていました。今回もそのつもりです。が、あえてこちらからは言わないようにしました。必要であれば教える、という話はしていますが「教えようか?」という投げかけはしない。受け身から抜け出す。自分から行動を起こすという感覚を持たせたいと思っています。

全ては繋がっているという感覚。前任校ではひたすらその言葉を口にしていました。今も変わりませんが頻度は減っている気がします。

今回は「自ら動く」という意味もありますが、もう一つ大きな意図があります。うちの今のチームの活動は2年生の頑張りもありますがやはり1年生の「競技力」によるところが大きいと思います。そこは間違いない事実。私としては無理をさせていないつもりです。1年生に300mの走り込みをさせる事もありませんし、150mや120mを何本も走らせるという練習はまだやっていません。私的にはかなり遠慮しながらやっています。

が、実際はどうでしょうか。中学時代にほとんど練習をしていない選手たちに高校での練習をさせている。短い距離中心にやっていますが量的にはこれまでと比べると多いと思います。また、トレーニングに関してもこれまではほぼやっていない所からかなり高い負荷をかけています。本人達が思っている以上に身体に対する負担は大きい。師匠が「1年生は中国大会前後に疲労が出てくる」と以前から言われていました。生活に慣れる事に加え今までよりも高い負荷をかけてきて約3ヶ月ですから疲れが出るのは当然かもしれません。

また、2年生も同様。「戦えるかもしれない」と感じる事でこれまで以上に一生懸命に取り組むようになりました。それにより気づかない負荷が大きくかかっていると思います。今は目に見えないかもしれませんがひょっとしたらどこかに大きな負荷がかかっている可能性がある。

そういう部分を踏まえて「意図的に休ませる」事にしました。自分で考えてやるという事を求めてもさすがに全体でやるのと同じだけの負荷をかける事は出来ないと思います。中国大会を終えて「次こそは」という気持ちになっているかもしれない。だからこそこうやって「意図的に休ませる」部分も必要かなと。こちらが焦って「やらないと強くならない」と考えすぎると良くないなと。なんせ、普段の練習自体が多いのですから休ませてちょうど良いくらいかなと。

前任校でチームが強くなった時、「やりすぎる」選手がいました。家で補強をするようにと指示を出していたら毎日サーキットを2セットずつやる(笑)。400mを走るためにジョグをした方が良いと思って徳山から新南陽まで走って往復する。自転車こぎは練習になると思い、学校から家に帰る間はずっと立ち漕ぎで全力。女子高生、何をやっているのか(笑)。ここまでくれば明らかにやりすぎです。休む事が出来なかった。結果的にオーバーワークになります。私の手を離れたとこでこんなに「やりすぎる」選手は見た事がありませんでした。

が、この子がいてくれたお陰でチーム全員が「家で出来ることをやる」という考え方を持てるようになりました。自分でやるという感覚も持てるようになりました。私が特に言わなくてもハードな練習を行った日には懇意にした頂いていた整骨院に何人かで通っていました。こちらが指示をしたわけではありません。怪我をしないために&疲労を残さないための工夫だったのだと思います。何かが変われば全てが変わっていくのです。

少し話が逸れていますが、今回は意図的に休むという事にしました。私の事を知っている方々からすれば「どうした?!大丈夫か?!」と思われるかもしれません(笑)。あれこれ考える事があって。

うーん、前書いた記事の方が面白い気がする。趣旨も変わっている気がする(笑)。思い出したらまた書きます。多分。
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