kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

いろいろ

2016-06-16 | 陸上競技
思うことがたくさんあります。ここに書けないような内容も。かなりイラッとする部分。前に比べると我慢できるようになりましたがこれだけ「揚げ足取り」のようなことがあると。まー良いんです。本当はまったく良くないけど。

火曜日は中国組はほぼ休み。朝の段階で「想い」を引き継ぐという話をしました。この意味がきちんと分かるようになると良いなと思います。今の自分達が存在するのは多くの人の支えがあるからです。ここの部分は絶対に忘れてはいけない。今、私が目の前の選手たちを指導できるのはこれまで出会ってきた教え子達のおかげです。多くの「想い」があります。

実際に県総体の結果、多くの教え子が見てくれていました。「すごいですね」とか「おめでとうございます」「これからが楽しみですね」という言葉をもらっています。多くの教え子が素直で一生懸命に物事に取り組んでいました。学校は違っても私と一緒にやっているという事で彼女達にとっては「後輩」なのだと思います。前任校で必死にリレーでインターハイを目指してきた。その時の「想い」は決してなくなりません。

顧問が替われば方針も明らか変わる。当たり前のことだと思います。前任校ではリレーが組めない。投擲中心で県内で圧倒的な力を示しています。重きを投擲に置くというのは当然の選択。短距離は今の3年生を最後に誰もいなくなります。県内で一番最初にセパレートのユニフォームとなった短距離チームはしばらく活動を停止することになると思います。

だからそこれまでの「tokusho」の「想い」を次につないでいくために冬期練習は毎週のように一緒に練習をしていきました。今の2年生に「tokusho」の「想い」を引き継ぐためです。これは周りから批判されることなのかもしれません。お前の想いだけで他の人間を振り回すな、と。実際に最初この頃は戸惑いもあったと思います。「嫌だ」と思う選手もいたでしょう。自分達のやり方とは違うという部分を受け入れていくというのは簡単ではないですから。

それでも頻度が増えるたびにお互い仲良くなりました。tokushoの選手には後輩がいません。うちの女子には先輩がいません。お互いに「縦の関係」がない。体育会系の厳しいことを求めているのではなく、「教え伝えられる」という部分がないというのはチーム作りに取って大きなマイナスだと思っていました。そういうこともあり県内の大学で競技を続けている教え子や兵庫で競技をしている教え子とも一緒に練習をしました。力のある選手と一緒にやることで自分達の目指す所を明確にしてもらいたいからです。

正直、いきなりインターハイと言われても現実味は湧かないと思います。中国大会さえも見えていなかったのですから。それでも新入生の加入もありここまできました。厳しい部分はありますがインターハイを狙う、と発言しても大丈夫な所まで。新天地で結果を出していないのに偉そうなことばかり言うな、と快く思っていない人も多くいたと思います。中国に進んだことで多少なりとそういう声は小さくなったかもしれません。

しかし、中国大会を目指しているわけではありません。これで結果を出したとは一切思っていません。インターハイでラウンドを進んだ時、勝負できた時が初めて「スタートライン」だと思っています。だからこそ多くの人の「想い」を引き継いでいきたい。頼れるものは全て頼って強くなりたい。そう思っています。

中国大会を迎えます。これからです。見守ってください。また書きます。
コメント
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