kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

教えを請う

2016-06-10 | 陸上競技
水曜日の続き。

この日は専門練習も当時並行でやっていました。高跳び、跳躍が安定しません。最初の段階でG先生が「踏切の基礎」を教えてくれました。以前一緒に食事をした時にお願いしていたのです。本当にありがたい。教えてもらった動きが全くできません(笑)。不器用というのもあるかもしれませんがやはり慣れが必要なのだろうなと思います。中国まであと少しですが出来ることを少しずつやっていきたいと思います。

その後、棒高跳びの練習が終わったあとにまたもG先生に「助走」について教えてもらいました。最後の部分で流れてしまう。踏切の位置を変えるというだけでなく、最後の処理の仕方について教えてもらいました。課題として指摘はしていましたが流れの中での修正というのが出来ませんでした。元々速く動くのが苦手です。だからと言ってできないままで終わらせるわけにはいきません。朝練などを使って教わったことを徹底しておきたいと思います。

また、やり投げ。社会人選手が競技場に来ていました。うちのやり投げ選手、なかなか専門的に教わることがありません。私がもっと勉強していけば良いのだと思いますが。短距離系で手一杯。そういう状態だったこともあり自ら社会人選手に質問をしに行っていました。積極的です。強くなるために様々な人の協力を得たいと思っています。そしてこうやって助けてもらえることは本当にありがたい。課題を幾つか指摘してもらったのでそこの部分を繰り返しやっていきたいと思います。

教えてもらえること。これは本当にありがたいと思っています。何度も書いていますが私は自分1人で選手を抱え込んで指導していくつもりはありません。信頼できる方々の力を借りながら進めていきます。誰も彼もというわけではなく。短距離に関しても普段気づかないことを信頼している人から言われて気づくこともあります。単なる「批判的な意見」を鵜呑みにするつもりはありません。こういう取り組みをしていると「hoshoの選手の動きは~」と言われることも出てくるでしょう。それが単なる批判なのか前向きな話のかをきちんと受け止めてやっていかなければいけません。

そういえばこの日は前任校の陸上競技部の教え子が会いに来てくれました。3年間担任&部活顧問をした子です。この子がいた時からtokushoは県内でかなり有名になりました。まー高校陸上だけですが。無名チームが県で上位に入るようになり県体で総合優勝しています。この子は58秒台で400mを走って優勝。思い入れがある子です。

話をしていると「卒業して7年経つ」と言っていました。早いものです。今年25歳になるとのこと。一年に何回か会っていましたが今回は昨年末に会って以来。会う度に同級生が結婚するという話になります。早いなーという感じです。今回もそんな話になり、「お前はいつするの?(笑)」という流れ。すると手を出してきて薬指に指輪が付いているのを見せてくれました。すでに婚約して年末に籍を入れるということ。

なんで早く言わないんだ!!と言うと「直接言いたかったんで!」と。うーん、ありがたい話です。卒業して何年も経過しほとんど会うこともなくなっています。前は職場が近かったので時々会っていましたが今はほとんどなし。それでもこうやって報告をしてくれるというのは幸せです。この子達がこうやって少しずつ大人になっていく姿を今でも見れるのは本当に幸せなことだと思っています。ありがたい。

そういえば「先生、口調が優しくなりましたね」と言われました。まー確かに。かなり優しくなっていると思います。自分で言うのもどうかと思いますが。この子達はいつも「先生怖い」と言っていました。サングラスをして怒るからどこを向いているのか分からない。自分達の行動が悪いのが分かるだけにとにかく気をつけて動いていた、と以前言っていました。その割には私に対する扱いは悪かったりするんですが。

話は逸れますがこの子の一つ下の400m県チャンピオンの教え子、今の職場の近くで働いています。連絡があり「先生、コンタクトの取り置き期限が過ぎますよ!」とのこと。数ヶ月間完全に忘れていました。この子達は私の性格を把握しているので事前に動いてくれます。こういう教え子に恵まれるというのは本当に幸せです。まー教え子に頼るような人間で良いのか?!という話もありますが(笑)。

この子たちにとってはこんな私でも一応「恩師」ということになるのでしょうか。私もきちんとした生き方をしてこの子達の手本になるようにしなければいけません。かなり難しい話ですが(笑)。教え子と会うと一瞬で当時に戻ります。若くはないですが若返る気がします。

話がまとまりませんがこんな感じで(笑)。
コメント
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