kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

練習見学2

2016-12-19 | 陸上競技
少し細かく。

練習に関して。このことに関してはM先生に了承を得ているのである程度書いても大丈夫かなと思っています。G先生が私がblogを書いていることをM先生にバラしてしまったのでなかなか書きにくいのですが(笑)

今回はうちのために普段とは異なる日程で練習をしてくださいました。普段は練習時間は2時間。長くはやらないようです。ケアに1時間程度かけるのでトータル3時間。気になったのでもう一度前関西に練習見学をした時のことをblogで確認してみました。やはりその時にも「2時間練習」という内容が書いてありました。

当時はよく分かっていなかったのですが「2時間」の意味ですね。練習時間が短い。そう判断してしまうには浅はかだと思います。短い。が、その中で何をしているのか。ここがすごく大切なことなんだと思います。長い時間やれば良いというわけではない。しかし、短ければ良いというものでもない。今回の見学によって「短い理由」が明確になった気がします。

「身体作り」と「意図的な練習」がかなり組み込まれていました。それを休みなくやり続ける。質の高い練習を高い意識で継続するというのは簡単なことではありません。ここは「チームの雰囲気」と「M先生の存在」が大きく影響しているのだろうなと感じました。

練習の前半部分は「体幹トレーニング」中心。一つ一つの「負荷」が高いというのではなく「精度が高い」という印象を受けました。高い負荷をかけるとどうしても足りないものが出て来る。それよりは「正確にやる」という方が大きい。改めて感じました。

これはblogにも良く書くのですか「狙い」がはっきりしている練習になっているのかどうかです。世の中は情報があふれています。ダイナマックスを使った練習も様々な内容が紹介されています。私は一応見に行って実際にどのような意識でやるのかを聞きました。それでも実際にやらせると「精度」が低くなる。周りを見るともっと「精度」が低く「やるだけ」になっている。

その時に「ある程度できている」と私自身が満足している感覚があったのではないかと思います。実際は「やっていることは自己満足」でしかなかったなと。H高校の練習と比べると60%の感覚でしかなかった。これでは「差」が生まれるのは当然のことです。

60%の「精度」でもそれなりに成果を出していました。しかし、関西で戦うためには「100%」の「精度」の練習をしていかなければいけなのです。トレーニングや動きに関して「妥協しない」という部分。徹底しなければいけないのです。

それなのに私自身が「これくらいやれれば大丈夫」という感覚になっていました。ぬるま湯に浸かっていたのです。いつの間に「やっていない所よりはやっている」というとぼけた感覚になっていたのです。いや、本当にやるのはどこまでなのか?ここを突きつけられた気がします。

私の感覚では「結果が出せるようになるのは2年生になってからかな」と思っていました。が、M先生にも話を聞くと「1年生の夏くらいからは劇的に動けるようになる」と言われていました。これが「60%」と「100%」の違いなのだと思います。ここは私自身が深く反省しなければいけない部分です。逆にいうとこれから半年間「100%」の練習が出来ればどうなるのか??

県内ではそれなりに戦えます。しかし、全国に行くと太刀打ちできない。ここなのだと痛感しました。関西で勝ち上がって行くことを考えたら結果的に「全国で戦える力」が必要になります。近畿を通過すれば間違いなくインターハイの予選は通過すると思います。それだけの高い水準を求め続けることが「結果」に繋がるのだと。

長くなりそうです。記事を変えます(笑)
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練習見学

2016-12-19 | 陸上競技
土曜日、朝から大阪のH高校へ。昨年からずっと行きたかった高校で練習を見させてもらうことにしました。G先生が以前大阪で働いていた時に親しくされていたM先生の学校へ訪問させてもらいました。当初9月に伺う予定でしたがシーズン中はお互いなかなか難しいということもありなんだかんだで12月。

いつもは私が1人で見に行くパターンが多いのですが今回は選手を連れて行きました。県内で何番になったという水準から抜け出していきたいというのがあります。そのためには「自分達の力」を知る必要があります。全国で活躍するチームに行くというのは本当に大きな意味があります。

細かい内容は少しずつ書いておきたいなとは思っています。が、「練習の流れ」と「精度の違い」に関して明らかな「差」を感じました。他にも様々な部分で勉強になったのですがやはり大きかったのはここかなと。

以前、関西の高校を見学させてもらった事があります。秒単位で練習をしている感じがあり「これは無理だ」と感じていました。その時には「練習の流れ」について聞くことができませんでした。今回はその部分について話を聞けました。なるほどという感じですね。

また「細かい部分」まで気を配るという部分がありました。ここも大きい。「同じようなこと」をしています。が、精度が違うのです。ここの差は本当に大きいなと感じました。

補強をする。その中で「何を意識しないといけないか」という所が明確になっていました。うちの選手はやるだけで精一杯。特にスタビ系の動きが弱いなという感じがありました。「固定する」という部分。以前は良くやっていたのですが最近はここの部分が明らかに少なくなっていました。

色々な意味で中国地方にはない雰囲気があります。練習の流れにしても選手の取り組みの姿勢にしても違います。一番感じたのが「選手の表情」です。みんな「楽しそう」なのです。これはM先生の人柄もあると思います。良い表情で練習をやっています。悲壮感がない。なるほど。強くなる雰囲気があります。

見ているこちらが楽しいなと思えました。うちの選手はやるだけで精一杯だったと思うのでそこまで感じることはできなかったと思いますが(笑)。この辺りのことも少しずつ記録していきたいと思います。

まずは総論的にざっくり書いておきます。記録としてある程度のことは自分の中で記しておきたいなと思うので。少しずつ細かく書いておきたいなとは思います。
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