kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

大阪へ

2016-12-17 | 陸上競技
金曜日、朝からかなり寒い。今年初雪です。運良く?先日パンクしたので既にスタッドレスタイヤに交換していました。道路はそれほど積もっていないのであまり関係はなかったですが。

朝練はドリルをやろうと思ったのですが冷たい雨が降り続けていたので諦めて室内へ。が、ここも寒い。ドリルのようにゆっくり身体を動かしていたら凍えてしまいます。補強に切り替え。

前日の流れの中である程度できるようになっていました。普段であれば苦手な種目を諦めて適当にやってしまう部分があります。この日は何度もチャレンジしていました。こういう部分だと思います。少しずつですが進んでいるなと。

放課後、レンタカーを借りて大阪に向けて出発。G先生の地元?に。G先生に以前からお願いしていたのですが「大阪の高校の練習に参加したい」というのが実現しました。去年くらいからずっと言っていたのですがタイミングが合いました。持つべきは交友関係が広い知り合い(笑)

本来であれば女子のリレーメンバー4人を連れて行くつもりでした。しかし、日曜日が検定。2年生はなかなか連れて行くことが出来ません。1年生3人は担当の先生、保護者に話をさせてもらい許可を得ました。半ば強引なところもあるかもしれませんがこのチャンスを逃すことはできませんから。

県内で細々とやっていく。これも必要なのかもしれません。しかし、今回の最大目標は「自分達は圧倒的に弱い」というのを痛感するという部分があります。県内という小さな枠の中で見ていたらどうにもなりません。県で1位になったとしてもそれが中国地区ではどうなのか?もっというと全国レベルではどうなのか?

近畿地区は尋常ではなくレベルが高い。今は中国地区もKC高校があるので全国トップレベルの地区になっていますが。それでも近畿は全てにおいて高い。うちの選手は練習にさえついていけないかもしれません。そういう環境の中で「自分達は圧倒的に弱い」というのを肌で感じさせたいと思っています。

なぜなら目指すべきは「全国で勝負する」事だから。ここの水準で物事を考えなければ絶対に追いつけないと思います。県新人で100mでワンツーフィニッシュ?春の総体で1年生最高順位で中国大会?小さな事です。それが県を出た時には何の役にも立たないのです。近畿であればブロック大会に進むことさえできないレベル。

それを感じなければいけないと思っています。私が言葉でどれだけ伝えたとしとも最後は本人達が実感しないといけないのです。戦うのはこのレベルなのだというのを感じなければいけないと思います。練習の雰囲気を感じてもらいたい。そのために強行日程ですが大阪に来ました。

うちの「ぬるま湯」に浸かっている状態から「本気で陸上競技に取り組む」という選手達から多くのことを学んでもらいたいと思います。

私のワガママに近い提案に賛同して下さった保護者には感謝の気持ちしかありません。1年生3人は来週から中四国合宿もあります。できる限り金銭的な負担を少なくしようと思ってやっていますが、こういうチャンスは絶対に逃したくない。その事を理解して頂けるというのは本当にありがたい。

多くのことを学べたらと思います。楽しみです。
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雰囲気が変わる

2016-12-17 | 陸上競技
忘れないうちに書いておきたいなと思うことがあるので。中身が薄くなるかもしれませんが(笑)

前の記事の続きになります。競技に関して初めて本気で話し合いをさせました。一対一での話だったのでそれなりに感じることがあったのではないかと思います。

その状況の中でトレーニングを「4人1組」にしました。これは意図的にです。普段は男子だけ、女子だけという形になります、しかし、前段階で真剣にな話をしています。その中でお互いに感じることがあったのではないかと思います。特に女子だけでペアを組むと意識レベルが上がり切りません。まー私が求めるレベルだからというのもあるかもしれませんが。

シャフトトレーニングもシャフト補強も4人1組でやる。その中でお互いに指摘し合う関係が作れました。普段は別々にやりますからどうしても「甘え」が出てしまいます。それがこの日は克服できていました。

男子と女子が一緒のグループでやる事でお互いに意識します。シャフト補強などでは男子が先にいってその後ろで女子がやる。普段であれば女子は弱い部分が出てしまって止まったりしてしまいます。それは「女子だけ」でやるから厳しい発言ができなくなるからです。4人1組にした事で男子が女子にも声かけをしていました。それによりしんどくても女子が頑張れる。

雰囲気が一変しました。声も出す。更にはお互いが厳しい指摘をしていました。こういう雰囲気の中で練習が積めると全く違ってくるのです。普段は甘えが出る選手に対して私が声かけをしながらやらないといけない。それでもこの日はそれぞれが出来ることを一生懸命にやっていたように感じます。

普段からこれくらいの練習が出来れば違うだろうなという感じでした。一番顕著だったのはペアになっている選手に細かく指摘していたことです。男女関係なく「あと◯メートル。最後まで!!」という声が何度も聞こえていました。これはかなり重要なことだと思っています。男女関係なく指摘していました。

やはり「真剣に話し合う」事により競技に対する意識が高まったのだと思います。さっき話したことが練習の中で実現できているかというのは自分の中で問いながらやるからかもしれません。綺麗事ではなくです。

見ていて「変わったな」と実感できるものでした。久々に見ていて楽しいと素直に思えた部分です。

最後は選手がどうしたいかなのだ思います。練習らしいことをやれば良いのか??そういう感覚であれば何をやっても変わらないと思います。ここ最近ずっと感じていた感覚。「与えられる事に慣れてしまっている」のではないか。違和感がありました。この日の練習を見て「自分達で作る」大切さを再確認。

これがどれだけ続くのか分かりません。本物にするために。ここが重要だと考えます。

中心軸を「自分自身」に置かなければいけない。改めてそう思います。これからです。良い練習だったと思います。
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