やっとここまでたどり着きました(笑)きちんと書いておきたいことを残しておきたい。まーすぐに忘れてしまう部分があるので早く書かないとダメなんですが。
水曜日、合宿最終日。あれこれ気を配ってやっていたつもりですが上手くいかないことが多いということを痛感。ちょっと考えさせられることが多くありました。これに関してはここには触れないようにします。「想うことがあった」という部分だけは残しておきたいと思います。
色々とあって気持ち的には全く乗りませんでした。が、それとこれとは全く別問題なので指導に関しては全力でやります。練習の合間に何度か話をしましたが高いお金を払って参加しているのです。少しでも多くの事を学んでもらいたいなと思っています。それはこちらの義務です。私に出来ることは「選手のために最大限のことをやる」だけですから。それ以上でも以下でもない。
朝練の段階で資料を配布。ヨンパの練習で何をするかというのを配りました。更には選手に書いてもらった用紙にコメントを記入して返しました。この合宿で学びたいことや課題を記してもらったものです。こちらも最大限のことをしたいと思っているので個別にきちんと対応させてもらいました。「課題」に関してはほとんど合宿のメニューの中で伝えることが出来たと思います。足りない部分だけを個別に話をしています。責任を果たす。
練習に関してはサブトラックで。乳酸を蓄積する練習としました。ヨンパでは細かい技術も大切かもしれませんがやはり根本的な「走力」が大きく影響します。今回はインターハイで決勝を狙いたいという選手も複数参加してくれていました。その可能性が十分にある選手達。また、この中で勝ち上がらなければインターハイには進めない。だからこそ目の前のライバルと競争するのです。
それもあって初日からペアを作った時にはひたすら「目標を口にする」というのを繰り返していました。互いにどのレベルを目指しているのかを確認するためです。自分より高い目標を掲げている選手がいればその選手に勝つための努力をしなければいけない。単純にその選手に勝つことが自分が強くなることに繋がるのですから。
細かいことを言うことも必要だと思っています。しかし、単に「勝つこと」を目標にやっていくことも大切。目の前のライバルに勝て。それだけです。
アップに関してはマークランを。サイキングアップを含めてという感じですね。そこから相変わらずのバランスディスク。これは軸作りのためには必要不可欠だと思います。選手達も随分出来るようになっていました。不安定の中で軸を作る。是非とも継続して取り入れてもらいたいですね。お勧めです。
走る前にハードルドリルを少し。確認だけはしておきたい。やはり毎日何度もやっているのである程度できるようになって来ました。意識が高いからでしょう。本人達がやる気になれば随分変わります。この子達のために短期間ですが関わることは私にとって大きいなと感じました。これも出来る限り継続してもらいたい。
そこから走る練習へ。1セット目は150m-150m-150m-120m。間は50mウォークと80mウォーク。60秒から90秒程度の休息です。乳酸をひたすら蓄積させるための練習。苦しい時にどれだけ身体を動かせるかという話をしていました。普通ならスピードレベルが劇的に落ちるのですが今回参加している選手達は最後まで保てていました。ひょっとしたら楽なのかな?と思って確認してみるとかなり負荷は高いようでした。
間に絶対に下を向かないように話しました。ライバルに「自分は疲れています」という姿を見せれば「勝てる」と思わせることになります。無理をしてでも強がる。ここも重要だと思っています。
ある選手の走る姿は迫力がありました。絶対に負けない。この気持ちが前面に出ていました。レーン取りや走る中でも絶対に前を譲らないという気持ちがある。ひょっとしたら本当に日本一になるかもしれないなという感じを受けました。すごい。こういう姿を見てどう感じるか?怪我をしていて練習に参加できていない子達はどう思ったでしょうか?この姿を見るだけですごい刺激になると思います。
2セット目は150m-150m-120m-120m。3セット目は150m-120m-150m-120m。かなりの負荷だったと思いますね。セット間にはもう一度崩れた軸を作り直すための練習を入れました。こういう部分も必要だと。走るだけの練習をするのではなく次に繋がる動きを入れておく。それにより走りの中で体幹の意識が出てくるのではないかと思います。
最後はかなりヘロヘロになっていましたが本当に手を抜かずに走っていました。良い練習ができたのではないかと思います。
私に出来ることは「きっかけ」を与えることだけです。基本は各学校でやってもらうしかない。それぞれの指導者の考え方もあるでしょうから。ほとんど指導が受けられない所もあるはず。それでもこの3泊4日はこちらが出来ることをやる。それが何かの「きっかけ」になって変わることが出来るかもしれないから。
たった60秒のためにめちゃめちゃキツイことをしています。周りから見たら「アホ」です。それでも「アホ」にならないとできない。たった60秒のために高校時代の多くの時間を費やすのです。他に楽しいことはたくさんある。それでも一番きついと言われるヨンパを選んだ。そこに大きな意味があると思っています。
全国どこでも練習はしています。似たような練習も多いでしょう。しかし、その中で「何を意識したやるか」です。それが大きな「差」を生み出すことになる。可能性はある。強くなるためにどれだけのことができるか。そこの部分を意識して継続して取り組む。どうせやるなら徹底的に「アホ」になって欲しいなと思います。
練習は強くなるために自分からやっている。ここの部分は常に頭に入れてもらいたいなと思っています。そんな話をしました。数日間しか時間を共にしていない私の言葉がどこまで届くかわかりません。それでも伝えたいことはある。
選手にとってどのような合宿だったかは分かりません。少しでもプラスになってくれれば幸いです。
うちの選手も合宿終了後は良い表情をしていました。指導してくださった先生方に感謝したいと思います。また、裏で支えてくださった運営の方々にも感謝。
これにて合宿終了。まだ書きたいことはあるかもしれませんが思い出したら書きます。
水曜日、合宿最終日。あれこれ気を配ってやっていたつもりですが上手くいかないことが多いということを痛感。ちょっと考えさせられることが多くありました。これに関してはここには触れないようにします。「想うことがあった」という部分だけは残しておきたいと思います。
色々とあって気持ち的には全く乗りませんでした。が、それとこれとは全く別問題なので指導に関しては全力でやります。練習の合間に何度か話をしましたが高いお金を払って参加しているのです。少しでも多くの事を学んでもらいたいなと思っています。それはこちらの義務です。私に出来ることは「選手のために最大限のことをやる」だけですから。それ以上でも以下でもない。
朝練の段階で資料を配布。ヨンパの練習で何をするかというのを配りました。更には選手に書いてもらった用紙にコメントを記入して返しました。この合宿で学びたいことや課題を記してもらったものです。こちらも最大限のことをしたいと思っているので個別にきちんと対応させてもらいました。「課題」に関してはほとんど合宿のメニューの中で伝えることが出来たと思います。足りない部分だけを個別に話をしています。責任を果たす。
練習に関してはサブトラックで。乳酸を蓄積する練習としました。ヨンパでは細かい技術も大切かもしれませんがやはり根本的な「走力」が大きく影響します。今回はインターハイで決勝を狙いたいという選手も複数参加してくれていました。その可能性が十分にある選手達。また、この中で勝ち上がらなければインターハイには進めない。だからこそ目の前のライバルと競争するのです。
それもあって初日からペアを作った時にはひたすら「目標を口にする」というのを繰り返していました。互いにどのレベルを目指しているのかを確認するためです。自分より高い目標を掲げている選手がいればその選手に勝つための努力をしなければいけない。単純にその選手に勝つことが自分が強くなることに繋がるのですから。
細かいことを言うことも必要だと思っています。しかし、単に「勝つこと」を目標にやっていくことも大切。目の前のライバルに勝て。それだけです。
アップに関してはマークランを。サイキングアップを含めてという感じですね。そこから相変わらずのバランスディスク。これは軸作りのためには必要不可欠だと思います。選手達も随分出来るようになっていました。不安定の中で軸を作る。是非とも継続して取り入れてもらいたいですね。お勧めです。
走る前にハードルドリルを少し。確認だけはしておきたい。やはり毎日何度もやっているのである程度できるようになって来ました。意識が高いからでしょう。本人達がやる気になれば随分変わります。この子達のために短期間ですが関わることは私にとって大きいなと感じました。これも出来る限り継続してもらいたい。
そこから走る練習へ。1セット目は150m-150m-150m-120m。間は50mウォークと80mウォーク。60秒から90秒程度の休息です。乳酸をひたすら蓄積させるための練習。苦しい時にどれだけ身体を動かせるかという話をしていました。普通ならスピードレベルが劇的に落ちるのですが今回参加している選手達は最後まで保てていました。ひょっとしたら楽なのかな?と思って確認してみるとかなり負荷は高いようでした。
間に絶対に下を向かないように話しました。ライバルに「自分は疲れています」という姿を見せれば「勝てる」と思わせることになります。無理をしてでも強がる。ここも重要だと思っています。
ある選手の走る姿は迫力がありました。絶対に負けない。この気持ちが前面に出ていました。レーン取りや走る中でも絶対に前を譲らないという気持ちがある。ひょっとしたら本当に日本一になるかもしれないなという感じを受けました。すごい。こういう姿を見てどう感じるか?怪我をしていて練習に参加できていない子達はどう思ったでしょうか?この姿を見るだけですごい刺激になると思います。
2セット目は150m-150m-120m-120m。3セット目は150m-120m-150m-120m。かなりの負荷だったと思いますね。セット間にはもう一度崩れた軸を作り直すための練習を入れました。こういう部分も必要だと。走るだけの練習をするのではなく次に繋がる動きを入れておく。それにより走りの中で体幹の意識が出てくるのではないかと思います。
最後はかなりヘロヘロになっていましたが本当に手を抜かずに走っていました。良い練習ができたのではないかと思います。
私に出来ることは「きっかけ」を与えることだけです。基本は各学校でやってもらうしかない。それぞれの指導者の考え方もあるでしょうから。ほとんど指導が受けられない所もあるはず。それでもこの3泊4日はこちらが出来ることをやる。それが何かの「きっかけ」になって変わることが出来るかもしれないから。
たった60秒のためにめちゃめちゃキツイことをしています。周りから見たら「アホ」です。それでも「アホ」にならないとできない。たった60秒のために高校時代の多くの時間を費やすのです。他に楽しいことはたくさんある。それでも一番きついと言われるヨンパを選んだ。そこに大きな意味があると思っています。
全国どこでも練習はしています。似たような練習も多いでしょう。しかし、その中で「何を意識したやるか」です。それが大きな「差」を生み出すことになる。可能性はある。強くなるためにどれだけのことができるか。そこの部分を意識して継続して取り組む。どうせやるなら徹底的に「アホ」になって欲しいなと思います。
練習は強くなるために自分からやっている。ここの部分は常に頭に入れてもらいたいなと思っています。そんな話をしました。数日間しか時間を共にしていない私の言葉がどこまで届くかわかりません。それでも伝えたいことはある。
選手にとってどのような合宿だったかは分かりません。少しでもプラスになってくれれば幸いです。
うちの選手も合宿終了後は良い表情をしていました。指導してくださった先生方に感謝したいと思います。また、裏で支えてくださった運営の方々にも感謝。
これにて合宿終了。まだ書きたいことはあるかもしれませんが思い出したら書きます。