応募前職場見学に生徒を連れていくことに。一応担任としての職務を遂行します。補習と面接練習、そして引率。休み期間に入ったといってもなかなか余裕がない。
応募前職場見学。これは就職希望者が実際に希望する職場に行ってその雰囲気などを感じるためのものです。実際に話を聞くこともできます。資料を読むだけではなく実際に先輩の話を聞く中で感じる部分もあると思います。
1週間で2社訪問しました。普段話が聞けない内容を聞ける。これは貴重な機会です。学校の中だけで何かをするのではなく「現場」で話を聞く。普段とは異なる職種の話を聞くことで自分がやっていることに見直しになります。
ある企業での話。一番最初に「うちの会社はうそをつかない、誤魔化さないというのがモットーです」と言われていました。建設関係の建材を卸す会社です。シンプルですが重要なことだと思います。できないのに「できる」ということはしない。風通しの良い職場にするために重要なことだと言われていました。表面的な話ではなく「根本」の部分。ここが重要。
また、ある会社では「社員を育てる」という話を。忙しい支店で働かせるのではなく「余裕がある」ところで働かせる。そこで時間をかけて「仕事を覚えてもらう」とのことでした。マンツーマン指導で教えていく。分からないことはすぐに質問できる。「責任」のある仕事です。先輩に話を聞きながらやっていくことで少しずつキャリアアップを図ることができる。
やればやるだけ「結果」が出せる。目に見えて評価を受けることができる。こういう部分は生徒にとっては「やりがい」を感じるかもしれません。力をつけて別の視点で働くことができる。望むなら県外でも活躍できる。そういう雰囲気の中で何をするのか。自分自身のために「努力」をすることで大きく未来が変わっていく。
普段はなかなかその手の話を聞くことができません。
「うそをつかない」「誤魔化さない」という部分の話は金曜日に選手にもしました。色々な含みがありますが。結局「うそをつく」ことで次のうそが必要になります。その場だけを誤魔化しても次の段階でまたうそをつく必要がある。誤魔化すことは何も生み出さないのです。
練習をする。ここで「誤魔化す」と前の記事にも書いた「石を置く」ということができません。その場を「やったふり」でやり過ごしても試合のときに「全く走れない」という状況になる。これは何か意味があるのか?「うそをつく」ことで周囲からの信頼も得られません。その場だけのためにうそをついても意味がない。
キャリアアップ。これも同様。しっかりとやっていかなければいけない。本当に学ぼうと思えば「しっかりと付いて教えてもらう」ことができる。自分自身のために「力を高める」のであれば「学ぶ」という姿勢が必要になる。言われてからやるのではない。スキルアップは全て自分のため、自分自身に返ってくる。
練習に参加していたら勝手に強くなるわけではない。色々と「意味」を理解してやることで中身が変わってくる。その部分は外から学ばせてもらう部分です。普段から話をしていることが現場でも生きてくる。やはり「生きてくる力」を身につける必要がある。理想論を押し付けるのではなく「実際に必要なもの」を伝えていく。ここが重要なのだと改めて感じます。
エネルギーが尽きつつありました。しかし、まだやるべきことがある。私自身が「石」を置いているのかどうか。そこも見直さなければいけないと思います。
勉強になります。また機会があれば応募前職場見学に行きたいなと感じています。自分自身のスキルアップも重要。
ちょっと更新。
練習に関して。ある程度のことを続けています。特別なメニューはありません。それでも少しずつ少しずつ。
木曜日に少しだけミーティングをしました。普通の内容です。一人体調不良で欠席。勿体ないですが仕方ない。毎日毎日きちんと話ができればいいなと思ってはいます。
前任校から何度も利用している「スラムダンクの勝利学」の内容を使ってミーティングを。「目標に向かって石を置いていく」という部分を使いました。
物事への取り組みに関して「”全力を尽くす”という自分の努力次第でできるとことに重きを置く」という部分がありました。このことは絶対に身につけてもらいたいと思います。しかし、それは競技場面だけで発揮することはできない。「日常あらゆることに全力を尽くす心の習慣を身につける」必要がある。頭でわかってもそれが実際にできるかどうか。
「目標」があって「自分の力」が分かる。これが本当に強くなるための条件だと思っています。高い目標を掲げているだけでは上手くいかない。自分の力がどのレベルなのかが分からなければ「実現不可能」なのかも設定できない。そこを踏まえて「自分が何をするか」を考える。
目指す試合までの日数は分かります。いつもいうのですが「試合の前一日」も「試合の1か月前の練習」も同じように大事です。大事ではない日はない。その日その日に「やるべきことをやる」のです。ここで「石を置く」というのは「やるべきことをやる」ということです。休む時は休む。追い込む時は追い込む。大切ではない一日はない。
だからこそ「毎日を全力で過ごす」ことが重要になる。繰り返しになるが「全力を尽くす」という経験があるかどうかというのは大きいと思う。これは「走る」ことにしても同じ。練習で「全力」で走る経験をしておかなければ試合で「全力を尽くす」ことができない。全力の出し方が分からないという選手も出てくると思う。
そして「組織」として「役割」を果たす。人が複数いれば「やるべきこと」は違ってくる。それぞれが「自分がやるべきこと」をしっかりと果しておかなければいけない。求められる「石」が違ってくる。それぞれが毎日毎日、自分の置くべき「石」を置いていく。
置き忘れてしまえばその日の「石」はもう二度と置けない。それでも人は試合が近づいてきたときに「石」を置こうとする。もう置くべき「石」はなにのに。時すでに遅し。日々を大切にしながら「石」を置き続ける。それができるかどうか。
「全力を尽くす」ということ。「石」を置き続けるということ。この部分の話をする。取り組みの姿勢は常日頃の「考え方」からなる。そうであれば「考え方」を変えていく必要がある。ミーティングをする。ここに意味があるかどうか分からない。しかし、私の「やるべきこと」は「取り組みの姿勢」を見直させること。技術指導だけをするつもりはない。
まとまらない。記録だけしておく。