これも興味がない人が多いと思いますが。作物を育てるのと同じタイミングでレッドビーシュリンプを育て始めました。
最初の2か月間はかなり順調。☆になるエビはいませんでした。しかし、ある時から「ぽつぽつ死」と言われる状態になっていました。毎日1匹ずつ☆になっていく。これは本当につらいものがあります。育てるのをやめようかと思うレベルになっていました。ショックが大きすぎて。
原因は複数考えらえました。最大の要素は「ヒーターを切ったこと」だと思っています。まだ暑くないのに数日間切ってしまった。それにより一気に水温が下がってしまったこと。レッドビーシュリンプは繊細なので温度差が出るとどうしても衰弱してしまうということです。いろいろなサイトを見てみると2℃の温度差さえ危険だと。これはかなり難しい。
そして一度衰弱してしまったエビはなかなか復調せずに☆になってしまう可能性が高い。生き物を育てるという中で「配慮不足」があったと思います。甘かった。
それもあってもう一度しっかりと勉強してみることに。
他の要因を考えると「酸素不足」もあったのかなという気はしていました。エビは底のほうで生活をします。そこにきちんと酸素が届いていなかったのではないか。これまではろ過装置を水に浸かるようにして循環させていました。しかし、これでは空気をそこまで送ることができない。ろ過装置の位置を上げて「滝」のように上から水が落ちていくような形に。
そうやって勉強している中で気になることが。
エビを育て始めるときに「30Cmキューブ」(水槽の大きさ)で育てるという話をしていました。そこで進められたのが「流木」に「ウィローモス」を括り付けて配置するということ。進められて購入して入れていた流木が下の写真。
分かりにくいかもしれませんが。水槽の大きさの割に「流木が大きい」のです。これにより水槽内で「流れ」が悪くなっていたのではないか。ろ過装置の吸水口のところに流木が重なっています。それにより、ろ過装置の反対側の部分に「流れが止まっているところ」ができているのでは??と考えました。
調べてみると「止水域」というのがあるようです。水の流れが悪くなりエビに悪影響を与える「有害物質」が蓄積していく。生き物が生活をしていくと「アンモニア」などが発生していく。それをバクテリアが分解していくのですが、バクテリア自体が不足していると分解が進まない。その部分もあるのかなとは思います。
また、えさをあげるとその食べ残しなどをバクテリアが分解する。まだ、水槽を立ち上げて2か月です。そのバクテリアが不十分だったのかもしれませんどうしても「餌」をあげたくなってしまうので水槽の中に餌の食べ残しが生まれます。それを分解できない状況が生まれる。
その部分が「止水域」に蓄積していたのではないか。確かにろ過装置を流木が邪魔をしていました。☆になり始めたころから流木の反対側(写真の手前側)にエビが来なくなっていました。
そこで思い切って流木を取り除く。小さくて循環の妨げにならないものを配置しました。流木は隠れ家にもなりますし、ウィローモスはエビたちの餌になります。必要ですが「水槽の大きさ」にあっていないものを配置することで悪影響だったのかなと。下の写真のような大きさに変更しました。
さらにはろ過装置の下に「ろ過材」を置く。ここにバクテリアが生息しやすい環境を作りました。このろ過材にバクテリアが住み着くことで水の中の有毒物質を分解していきます。もうしばらく時間がかかると思いますが、エビだけではなくバクテリアにとっても過ごしやすいことが大切。
そしてエビ水槽の環境を整えるために別の水槽を準備していました。その水槽を使いながらあれこれやっていたので。使わないと勿体ないなと思ってペットショップへ。魚を育てようと思っていたので「ベタ」を購入。これはあまりエアレーションが必要ないので。本来は必要なのかもしれませんが。ひとまずヒーターだけで対応できる生き物を。
ベタは「闘魚」ともいわれるので単独での飼育が必要です。その辺りも調べながら。これもまた書いていきたいと思います。
かなり勉強しました。必要な知識なのかどうか分かりませんが。とにかく調べまくりました。色々なことがつながっていきます。別の知識を「やりたいこと」に生かしていくことができる。様々なことが生かせる。そう思っています。
地道にやっていきます。