kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

地区大会前日

2009-04-24 | 陸上競技
数日前は金曜日から雨予報でしたが、なんとか持ってくれました。地区大会前日なので、試合を意識したアップと刺激を入れたかったので良かったですね。

最初に簡単に試合に向けて集中を高めるような話をしました。これまで何度も話してきた内容ですし、安定して力を発揮するために必要な話だと思います。

以後は各自で動きを確認してから共通練習、バトン、専門に分かれて実施。私は治療に連れていくため前半のスピード刺激までしか見ていませんが、動いている者はかなり動いていたと思います。動きを確認したりする時間を確保して感覚をつかませようとした部分が上手く結びついてくれたらと思います。

選手同士で指摘しあったりして、動きの修正もしていました。ほとんどの選手が客観的に見て良かったと思いますね。

もう少し思う事がありますが、また明日の朝にでも書きます。なんせ眠たくて(-_-メ)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

時間外労働100時間以上=要面談

2009-04-23 | 陸上競技
なんだか分かりませんが、正規の労働時間以外(朝と放課後、土日祝日)に100時間以上働いたら医者と面談しろという話になりました。何なんでしょうか…。あまりにもバカらしくて話を聞く気にもなりませんでした。批判ととられるかもしれませんが…。

一月の時間外労働が100時間を越すと健康を害する危険性があるそうです。精神的にも良くないので100時間を越す者は医者と面談をして対応策を考えていきましょうとの事です。時間外労働を減らすとか残業代を出すとかではなく、形式的に「面談をする」との事。何を目指しているのかって話です。

分かりづらいかもしれませんが、放課後の部活や土日祝日の部活は全て「サービス」です。昼休みに生徒に対応するのも「サービス」。どう考えても「教育」というのは時間がかかるのです。それを今更何を言っているのか?形式的に時間を調べて何の意味があるのか?「時間外労働の申告は各自で判断して」みたいな感じですが、4時間時間外労働をしても0時間と申告しても構わないみたいです。さらに意味がわかりません。ならやらなくてもいいじゃないかという感じですが、「報告」は義務付けられているので絶対に時間を入力しなければいけません。

「保証問題にも関わるので…」と言っていました。長時間の労働により死に至った場合、「過労死」として公務災害に該当するかどうかの判断基準になるようです。100時間なんてあっという間です。毎日朝1時間、放課後3時間程度は部活に従事していますし、休みの日は5~6時間は部活に関わっています。わけの分からない事をやっていたら、「勤務時間が終わったら一切仕事はしない」という雰囲気になっていくと思います。ほとんどお金にはなりませんし、出るほうが多いですから。生徒のためを思って何かをやる事ができなくなるなる危険性があると思いますね。

その上給料は3%カットされています。自分達の生活がきちんと確立できなければ「教育」に力を注ぐ事はできないと考えています。別にお金が欲しいというわけではありませんが、わけのわからない作業を義務付けられるなら金銭面の保証をしろって話です。

「教育」に対して「情熱」を持っていたとしても、このような状態が続けば意欲も減退していくのではないでしょうか。その上、「部活中の指導において、発言に十分気をつけてください。保護者からの苦情がありますから。」とまで言われました。義務付けられた「時間外労働」においての「発言」まで言われるのか?私なんて選手と馬鹿話もしますし、冗談も言います。「言葉」だけをとらえられたら「問題発言」だと言われるかもしれません。

上の人のために働いているつもりは全くありません。全ては子供達のためです。「この人のためなら」と思える人物のためなら、どんな事があっても頑張れます。しかし、「形式的」な部分だけで関わっている人のためには頑張れません。なんだかんだ言っても一人の人間ですから…。

きっと近いうちに我々がblogを書くのも禁止になるのでしょうね。批判と捉えられるかもしれませんから。しかし、事実を述べているだけです。教員は優遇された職業ではありません。子供が好きでなければ絶対にできません。

「形式的」な事ばかりが増えていきます。楽しくはありませんね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

調整練習とタイムテーブル作成

2009-04-23 | 陸上競技
今日は調整練習として軽めにしました。

試合前ですが朝練習は実施しています。これは生活リズムを作るという意味合いが強いですね。冬期練習中も補強中心でやっていましたが、シーズンに入るのでウォークとバトンパスだけでもと考えて実施しています。県総体や中国大会では早い時間帯にレースがあるので、この時間帯にアップをすることになります。年間を通じて早い時間帯で動くようにリズムを作るようにしてきました。練習負荷云々というのではなく「意識付け」です。これが当たり前になれば生活のリズムが安定します。無駄に夜更かしをすることもなくなりますしね。

午後も基本的にかなり軽めに。動きの確認とその感覚を生かしてのウインドスプリントのみ。ほとんどのものが地区大会に参加するのである程度の疲労抜きをしました。少しだけマイルのバトン練習もしましたが、疲労するレベルの練習ではないので問題はないはずです。

早く終わったメンバーは学校に戻って地区大会のタイムテーブルと出場選手の一覧を作成。こういうことをしながら次第に試合の雰囲気になっていくと思います。いつも同じ練習をしていない長距離や投擲選手が何に出場するかもしっかりと知っておく必要があります。練習が違っても同じチームとしての看板を背負って地区大会に出場するのですからこのあたりの意識をしっかりと持たせていきたいですね。個人で戦う種目だからこそチームとしての意識が必要になります。学校対抗ですからね。そういえば上級生が新入生のビデオの撮影の仕方を教えていました。こういう基本的な部分をきちんと上級生が伝えていく必要があります。顧問がやることではありません。分ってきていますね。

misatoは一人別メニュー。shimaと2人で練習を見ていました。完全に回復してはいませんが、以前と比べるとかなり走れるようになってきています。痛みが出るのでなかなか加速段階が作れませんでしたが、今日は比較的良かったですね。回復の兆しが出てきました。あと1カ月でスピード練習も入れていけるようになると思うのでチーム力はかなり上がると思います。無理はさせませんが。

地区大会、県総体、中国のマイルのことを考えるとメンバー選考は熾烈になります。2年生の「甘さ」を日誌で厳しく指摘しました。理解しなければいけません。misatoを特別視している間は戦えなということをしっかりと考えてほしいですね。ここに関しては書きませんが、どこを目指して戦うのかを2年生も考えていく必要があります。本当にその舞台に立つ気があるのか?misatoが戻ってきたらすぐにメンバーを明け渡すような「弱さ」では戦えないことをもっと理解するべきです。本当に戦うならこれからが本当の勝負ですから。

普通の状態なら十分すぎる意識だと思いますが、もうワンランクあげてから大会に臨みたいですね。本当の勝負はこれから!!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

女子の「想い」

2009-04-22 | 陸上競技
女子の取り組みについて書くことが多いですが、取り組む意識の高さははかなりのものだと思います。自然とそのことについて触れる事が増えていきます。お許しを。

今日のミーティングでも全体に話をしましたがmisatoやshimaが強くなって戻ってこなければマイルでは使いません。今日の日誌に2年生が昨日の練習が終わった後「rinaに負けて悔しい」「私がチームのエースになる」と真剣に話をしたと記していました。それを聞いていたmisatoも「自分ももっと強くなりたいと感じた」と書いていました。全員が必死でマイルを走ろうとしているのです。中途半端な「心」と「力」で選べば「本気」で狙おうとしている選手に失礼ですからね。各自が分かっているはずです。

女子の雰囲気は「自分がやってやるんだ」という部分から作られていると思います。通常ならライバルなので「自分だけが強くなればいい」と思うのでしょうが、1人だけ強くなっても届かない事は分かっています。昨日の練習の最後の150mでは互いを意識してライバル心剥き出しの走りだったと興奮気味に話していました。誰かが前に出たらそれを追い掛けて抜いて、さらに後ろから抜いて…と話していましたが結局誰が勝ったのか全く分からない説明でしたが(笑)。

何度も書いていますが、akaneの成長がチームとマイルに与える影響が大きいと思います。うちのエースともいえるrinaと一緒に走って負ける事がありません。昨年は250m走ると最初の100mで力尽きてバラバラになってしまう走りしか出来ませんでしたが、今は300m位までは圧倒的な力を示します。ここに刺激を受けて周りも負けないように勝負を挑むようになりました。大きいですね。

3月初めにmisatoが脚を痛めました。本人にとってはかなり辛い出来事ですが、2年生にとってはチャンスを与えられた状態になりました。今までマイルを走りたいという話だけでしたが実際に走れる可能性が高まってきました。その辺りから2年生の中での争いが激化した感じがあります。新入生が走れるようになってきている今、さらに競争が激しくなります。激戦です。

先日400mの枠を勝ち取ったyuka、練習では5~6番手になっています。競争の激しさを物語っています。今日の日誌に「これまではrinaに付いていくという気持ちがあった。付いていく=負けを認めている、のだから絶対に勝ってマイルは私が走る」と書いていました。これくらいの気持ちでチーム内で意識して競争すれば気は抜けません。気を張り詰める事が良いとは思いませんが、競争がないグループではそれより上はありません。

先程書いた昨日の150mを走る前に女子はそれぞれの「想い」を口にして宣言していました。「絶対にトップで走る」「rinaには負けない」と言葉で示してからスタートしました。これもいつの間にか始まっていた事です。走りと走りの間の数分間に歩きながら自分の「想い」を次々と口にします。これを聞いている男子も「絶対に負けられない」という気持ちになるようです。互いに影響を与えているのです。

前を走る者だけではありません。shimaが「先頭争い」に参加できない事に対して自分の「想い」を書いていました。前で走らなければ、下級生に刺激を与える事もできません。そこに対する「悔しさ」をかなり書いていました。先頭で走る者だけが強くなるのではダメなのです。後ろを走っている者が勝負の輪に入っていかなければ争いは激しくなりません。チームに貢献出来ないのです。ここで全体の伸びが止まるのは許されません。争いに参加して戦うべきです。本人が1番分かっています。戦わなければ届かないのですから。

女子が特別強いとは思いません。しかし、意識レベルはかなり高いと思います。ここまで意識して練習に取り組んでいる女子は県内にはそれほど多くないと思います。「県内」と書くと「戦うのは中国」と怒られるかもしれませんが…(汗)。

「強くなりたい」という「想い」が溢れています。私もその「想い」に応えられるように成長していきたいですね。

目指す場所は1つだけ。これも日誌に選手が書いている言葉です。多くの人の期待と応援を胸にしっかりと前を向いていきたいですね。良いチームだと自負しています。みなさんの応援を背負う資格は十分あります。油断せず慢心せずしっかり取り組んでいきたいと思います!!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

目標に向けて

2009-04-22 | 陸上競技
今日はかなり軽目の練習にしました。朝ウエイト、午後はミーティングとウォークとマッサージにしました。

ミーティングは地区大会のタイムテーブルを配ってから大会についての話をしました。例年とは少し違うタイムテーブルになっていますし、うちの選手が出る種目についての取り組み方について考えさせました。全ては総体や中国に向けての流れをつくるため。1本1本が上の大会でのリハーサルです。「地区大会だから…」という意識を持っていては1本1本が無駄になります。きちんとしたレース展開をしなければいけません。総体で中国では高いプレッシャーの中で何本も走らなければいけません。身体の負荷もそれなりにかかります。2日目は男子100mが3本ありますし、女子は短時間で400mを2本とマイルがあります。3本きちんと走るという経験をしておくのは大きい。意識させます。

あとはもう一度「目標」についての確認。「目標」は複数の事を一度に成し遂げようとすると1つの「目標」も達成できない。「かっこよく」「かわいく」思われたいなんて普通の高校生と同じような事をしていては「目標」には近づけない。1つの事に集中してエネルギーを使うからこそ「目標」を達成できる可能性があります。1人の中でも「目標」に対して「力」を注ぐ事ができるかどうかで結果は変わってきます。これはチームの中でも同じ事だと思います。「全員で中国」「女子マイルでインターハイ」という大きな「目標」に向けてチーム内の「力」を集めることが出来るか。新入生を含めて全員が「目標」を達成できると信じて取り組めた時、「力」が集まり可能性が高まるのです。1人でも自分には関係ないと思っている者がいる限り届かないと思います。「目標」に向けて「力」を集めるのです。

あとは「目標」を達成するまで諦めないこと。どれだけ時間がかかっても大変な事でもやり遂げようと思えば努力できます。どんなに苦しくても諦めなければ近づく事が出来るのです。misatoの話もしました。力があっても故障で思うように走れない。それでも絶対に諦める事なく「今まで以上に強くなって戻ってくる」という気持ちがあります。ここの強さが「目標」に近づけるために必要だと思いますね。

この姿を見て何も感じないならそれまでの選手ということです。きっと伝わっているはず。だから2年生が争い始めたのだと思います。

書き始めたら長くなってしまい、話の中身が変わりそうなので今日話した内容だけ書いておきます。また別に書きたいことがあるので後で書きます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

厳しい言葉の裏側に

2009-04-22 | 陸上競技
ある選手に「自分の場所に戻ってこい」と日誌に書きました。様々な意味が含まれています。「戻って来なければそこまでの選手だったということだと思って諦める」、と。客観的に見て冷たいと思われるかもしれませんね。大切な事はその裏側にあるのですが。

この手の事を日誌に書くと本当の意味を理解できない選手は反発します。意味を考えませんからね。字だけを見て「先生は私の努力を認めてくれない」「何も分かっていない」と感じる者もいました。そこには指導者と選手の信頼関係が成立していなかったのだと思います。

以前貧血状態を繰り返す選手がいました。どれだけ話しても貧血状態となり走れなくなります。私に対する信頼もなかったのだと思います。貧血状態から回復してきた時に「次はないと思いなさい。次に貧血になったら私は指導を諦めます。絶対に届かなくなるのが分かっていて指導するのはお互いのためにならないから。」と日誌に書きました。かなりの確率で反発して来るだろうと分かっていました。ここで言われている事の意味をきちんと理解できるように「心」が成長していたら、本当に戦えると思っていたからです。

結果は予想通り大反発。日誌を渡した次の日の朝は普通通りの態度。その日の日誌を昼休みに出しに来た(私がいない時に机に置いてあった)時に初めて反発。つまり日誌を学校で初めて見て休み時間で書いたのです。この辺りからすでに競技に対して真剣になれていないのが伺えますが…。

日誌には「自分がどれだけ努力しているかわからないくせに結果だけで判断する指導者」と酷く言われました。分かってはいましたが非常に残念でしたね。時間をかけて伝えてきたモノがいつまでたっても伝わらないというのに「情熱」を失いました。「考え方」を変える事が出来ない指導者としての力不足も強く感じました。

私は普段から選手との会話をします。コミュニケーションを取るように心掛けています。その中できちんと説明をしているつもりです。この件に関してもかなり話をしていました。私の力不足できちんと理解させる事が出来なかったのです。指導者としての「力」が無いと言われたらその通りだったのかもしれません。しかし、こういう部分は「結果」だと思います。どれだけ「努力をした」と思っても最終的に貧血になってしまえば一番苦しむのは自分自身です。「自分なりの努力」ではなく、「正しい努力」を必要とするのです。「自分は頑張っている」と思っても、結果的に貧血になってしまえば「努力が足りなかった」事になります。身体のケア等は競技に取り組む意識と大きく関係します。「自分なりの努力」ではあまり意味はないのです。

最終的にこの選手はまた貧血になりました。非常に残念でしたが…。もっと繰り返ししつこく言えばよかったのかもしれません。性格的に心配性なので反発されてもかなり言い続けていましたが…。ここに「厳しい言葉の裏側」にある本当の意味を理解する力があるかどうかが影響してきます。「次はないという覚悟で全力でやってみなさい」という投げ掛けが「認めてくれない」となる間は絶対に成長できません。私に「認めてもらう」事が部活の目的ではないはずですから。

この選手を批判するために書いたのではありません。誰にでも起きる危険性があることだと思っています。相手が伝えようとしている事の意味を理解できない限りは反発は生じると思います。

今回の「自分の場所に戻ってこい」「戻って来なければそこまでの選手だったということだと思って諦める」という意味がどれだけ理解できるでしょうか。意味が分からず反発するなら本当にそこまでの選手です。今の女子のマイルに62秒かかるエースは不要。すぐに戻ってくるわけではありません。そんなことは分かっています。戻ってくるなら「過去の自分」よりも強くなって戻ってきてもらいたい。そう思って書きました。「絶対に自分の場所に戻ってくる」と日誌には書いていましたから理解は出来ているはずです。

私は「できる」と思って厳しい事を伝えています。「自分の場所に戻ってこい」というのは「お前がいなければ戦えない」という期待をしているから書いている。多くの人が「わざわざ書かなくても分かっている」と感じているかもしれませんが(笑)。

そういえば以前(半年前?)女子の日誌を見た男子が「こんなことを書かれたら凹む」と言っていました。弱いですね~(笑)。もっと酷いことをたくさん言われているはずですが(笑)。

長くなりました。お許しを…。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

刺激を入れる

2009-04-22 | 陸上競技
午前中は雨、ここは予報通りです。昼前から雨は止みました。ここも予報通り(笑)。競技場が使えないのではないかと見越していたので、徳山大学のグランドを借りる予定を立てていました。移動等も含めて開始までに時間がかかってしまいました…。仕方ないですね。

グランドの風は不安定で非常に強い。どれだけ吹いていたでしょうか。バックストレートで横風が強いのでかなり走りづらかったですね。時に突風が吹きましたが、走れるだけで十分だと思います。

練習自体は実践に近い形でスピードを意識して走りました。バトン練習をしてから150mのMAX。少しアップが足りなかったかなというのもありますが、まずまずの走りが出来ていたと思います。男子は短い距離で調子が上がってきています。arimaとotaniを中心に良い感じで走れています。あとはきちんと力を出すだけですね。ここが大きな課題です。男子は特に…。硬くならずに力を出し切れればかなりの走りが出来ると思います。

この辺りから肌寒くなっていきました。強風に加えて寒さ…。辛いですね。その中で私はshimaと一緒に600。最近の身体の疲れはこの600から来ているのではないかと思うくらいきつかったですね(涙)。まずまずのペースで走りましたが風が強く走りづらかったですね。+200も一緒に走りましたがこの辺りは限界に近くなんとか引っ張ったという感じです(-.-;)。

短長はレース感覚で少し長めの距離を走りました。akaneの強さが際立ちます。冬期を乗り越えて随分強くなってきています。元々それなりにスピードがありましたが、基礎筋力が上がって来たこともあり動きが保てるようになってきました。blogに書いてますからすでに「秘密」ではありませんが、うちの「秘密兵器」です(笑)。1本勝負ならrinaと互角かそれ以上の走りが出来ると思っています。

最後に刺激としてオープンでセット走をしましたが、スタブロから走る時よりも力の差が出ませんでした。オープンで競るとかなり力が出せるのだと思います(当たり前)。ここに上で戦うための「兆し」を感じています。400の持ちタイム以上の走りが出来るのではないかと。期待しすぎと思われるかもしれませんが、ある程度は走れるようになってきているのは事実です。

あとは3年生が戻って来るのを待つだけです。今のままであれば1・2年生だけで組んでも十分です。昨年のチームベストくらいは出せると思いますし、4人のフラットのタイムを足しただけでも越える位の力になると思います。3年生が62~63でしか走れないならメンバーには入れませんし、期待はできません。冷たいようですがここはきちんと伝えていますし、本人達も自覚しています。お友達ごっこをするつもりはありません。「記念にレースに出してあげよう」とも思っていません。全員が戦力だと思っていますから1本1本戦っていきます。

微妙な気象条件でしたが刺激を加える事ができました。あとは体調を整えていきたいですね。大切なのは「心」の状態をどうするかだと思います。男子は「力まず」という部分を各自が意識しなければいけません。ここをしっかりとやっていきたいですね。

寒かったですが走れてよかった(笑)。ぐったりし過ぎた私は予想通りblogを書く前に力尽きて寝てしまいました…。疲れた…。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日誌から知る

2009-04-20 | 陸上競技
今日選手の日誌を見て初めて知ったのですが、土曜日の練習終了後女子は自分達でミーティングをしたようです。わざわざblogに書くまでもないかもしれませんが、今日選手の日誌に書いたコメントとも重なる部分があったので少しだけ書きます。

土曜日のミーティング、水曜日にmisatoに練習で差を詰められて2年生がどう感じているのかという部分についてだったようです。スピードが出ないmisatoに詰められて、何故勝とうとしなかったのか?追い付かれたらそれで終わりなのか?本当に強くなろうという気持ちがあるのかを3年生から問われたようです。

今のチーム状況としてはrinaがトップですが、他のメンバーも大差はありません。練習を再開したばかりのmisatoに並ばれるというのは「?」という部分だったと思います。

土曜日の練習ではmisatoがshimaに勝てず一番後を走っていました。その時に「いくら力があったとはいえそれは過去の話。今はチームで一番弱い。その現実から目を背けず受け止めろ。そこからが本当のスタートだ。」と話しました。厳しいようですが「何とかなるよ」なんて声かけは不要だと思います。そこで「私はダメだ」と思うような選手なら今目指す所には届きませんから。もちろん全ての選手にそんな関わり方をするわけではありません。今だから出来る関わりだと思っています。本当に「目指す場所」があるならこの程度の事で止まっている暇はありませんからね。

ミーティングでは「想いの強さ」について話したようです。misatoの強さは「想い」から来るのだとshimaがまとめたようです。以前のmisatoには「弱さ」が目立ちましたが、今は「想い」が強い。だから「絶対に勝つんだ」と思って前を追います。それを3年生は2年生に求めたかったのだと思います。私の口からではなく選手の口からこの部分が出て来るというのが重要だと思います。

私は2年生の日誌に「本気でrinaに勝つ気で勝負を挑んでいるのか」と書きました。「強くなりたい」「マイルメンバーに入りたい」と想うだけでは絶対に強くはなれません。そのためにどんな気持ちでどんな行動が出来るかが重要だと考えています。「マイルメンバーに入る」なんて低レベルな話をしているようでは戦えません。rinaに勝たなければ戦えないのです。他県のチームにはrina以上の選手がたくさんいます。ここで戦えないようでは「目指す場所」には届くはずがありません。口で「勝ちたい」「強くなりたい」というだけではなく、きちんと取り組む姿勢で示していかなければいけないと思います。

3年生には「力」があっても「想い」が全て出せない2年生に「もっと強くなって欲しい」という気持ちがあると思います。それが今のチーム意識です。自分だけが強くなれば良いと思う者はいません。全体の力を上げなければ戦えないことがわかっているからです。

「目標」に向けてどう動くか?ここが全てだと思います。今は全員で目指すモノがあります。止まっている暇はありません。そんな時間があれば強くなるために出来ることがある。そう考えています。

周りから無理だと言われても、私と選手は「インターハイ」に行けると信じてやっています。少しの疑いも持ちません。misatoの日誌に「遠い場所だとは思わない。どんな事をしても近づきたい。」と書いていました。ここがこの娘達の想いです。だからshimaとmisatoがミーティングをしようと言い出したのではないかと考えています。やるのは選手です。それは私にやらされてやるものではない。各自が自分に与えられた「責任」と「役割」をどれだけ理解できるかです。

全ては「目指す場所」のためです。全てを賭けています。神様がいればきっと見てくれていると思います。まだまだ満足も止まる事もできません。やることはたくさんあります。

目指す場所に向けて…。「心」を定めていきたいですね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

雨の中&足の痛みから回復

2009-04-20 | 陸上競技
今日は朝の時点で午後から雨予報。天気自体も曇りで間違いなく雨がふるだろうな~という感じでした。

なんとか持ってくれないかなと期待しましたが、残念ながら6時間目が始まる位から雨が本降りになりました。それでもどうしてもやりたいことがあったので強行しました。また馬鹿な事をと言われるかもしれませんが、スピード刺激を入れておきたかったので。

外で走る時間を最小限にしたかったので、朝練の時点で基本的な脚運びを繰り返し練習しておきました。地区大会の前ですからもう一度原点に戻って動きの確認をしておく必要があると思ったので。午後練習の最初にも廊下で動きの確認。木曜日にもやっていましたから感覚的なものが再確認出来ているかんじですね。

雨の中で短い距離を中心にスピード刺激を加えました。本数はそれほどでもありませんが、かなりスピードを上げました。地区大会が近付いているのもありますが動き自体も良いですね。オーバースピードで無理矢理動かしているのも影響していると思いますが、刺激としてはかなり良いものが入れられた感じを受けています。

先日から練習を再開したmisato、昨日は本人が希望したのでmatuzaki先生の所に治療に行かせました。戻って来てからmikiを補助に付けて練習をさせましたが、痛みがひどくてバランスが取れなくなる全く走れなくなったという事でした。メールで状態を聞いただけだったので「前日走ったら次の日にこれだけ痛みが出るようではもうしばらく無理かな」と覚悟していました。

しかし、今日の朝から痛みがあまり無いといって普通にドリルをやっていました。おかしいな…と思っていたら、午後も良い感じで走っていました。加速段階で崩れていた部分がなぜだかわかりませんが、安定していました。スピードもそれなりに出ていました。本数を重ねるにつれて動きも良くなってきていました。

終わった後も痛みがほとんどない。元々原因がはっきりしない痛みだったのですが、何故だか分かりませんが痛みが引いた様子。昨日と今日の様子をmatuzaki先生にメールで知らせていたのですが、ひょっとしたら昨日の痛みは「好転反応ではないか?」と思って確認してみました。以前見てもらった選手(この時は内臓疲労でしたが)が、治療後に身体の怠さと吐き気を訴えていました。翌日には見違えるように良くなりました。信じられませんでした。

今回の件、昨日の治療後には痛みがひどくなって走れなくなっていましたが、今日は痛みをあまり感じずに久々にきちんと走れました。好転反応ではないかと感じで確認をしたら、「間違いなく好転反応でしょう」と返事をいただきました。不思議ですが2度目です。科学では分からないことがたくさんあります。明日以降の様子を見ていきたいですが総体までにきちんと走れれば問題はないので焦らずやっていきます。

エースだけに頼らなくても戦える状態になってきているのが強味です。無理をさせずにすみます。全体の伸びを感じます。特に意識レベルの向上が大きいですね。日誌にはキツイ事を書き続けていますが、きちんとそれを受け止めてくれています。心強いですね。

明日は雨が止んでくれると思います。走れたら良いですね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

挑戦

2009-04-19 | 陸上競技
400とマイルの選考会でメンバーに入らなかったshima、先日のblogにも書きましたが400mHと800mに挑戦します。通常考えたら「何をやってるのか」と思われるかもしれませんが、スピードが上がり切らない中で持続系の能力は上がっています。ここを最大限に生かしていくために800mに挑戦する事にしました。元々持久力は高いので適性はあると思っています。

800mに関しては勢いだけでは行けそうにないので多くの人に聞きながらやっていく事にしました。これまで経験がある方々からアドバイスをもらうことで、失敗する可能性が低くなります。天性のモノだと言われますが「人」には恵まれています。周りには力を貸して下さる多くの方々がおられます。助かります。

最大の問題は800mをやる選手がいないので、練習パートナーがいないこと。基本的にはは短長と一緒にやります。耐乳酸トレーニングは短長でやれば対応できると思っています。これも師事している方から以前聞いていました。スピードを高めて乳酸に耐えて動かし続ける。うちの400m系の女子は4人くらいは800mも走れると思っています(元々長距離選手でしたし(笑))。

短距離系の部分は大丈夫なのですが「距離への不安」をどうするかという部分が気掛かりでした。様々な人に聞いていくと「600m」という距離を使っていくのが良いみたいです。これも各選手によって違うと思いますが、一先ず地区大会まではこの距離を使いながら感覚をつかむことにしています。で、誰が一緒に走るのかというと選手がいません。それぞれの選手にはやることがありますから…。仕方ないので私が一緒に走ることになりました。というかそれ以外に選択肢はありません(笑)。何とかして走れるようにしてやりたい気持ちがありますから、ペースメーカーとして走ることにしました。

ペース自体は私もわからなかったのでhiraya先生に聞いてから、「慣れる」という意味で抑えて走りました。まだ2回しかやっていませんがまずまず走れます。1分50~53秒ペースですから800でいうと2分30~35秒くらいでしょうか(もう少し速い?)。shimaに確認したら「全力ではなくてレースペースで良いんですよね?!」と話していました。私が作るペースに合わせているだけだと思います。多分あと4~5秒上げても普通に付いてくると思います。1分45~48秒で回るのは今の時点でも可能だと思います。結構適性があるのではないかと感じました。

問題があってあまりペースが上がると私がキツイということ(笑)。どのレベルまで引っ張る事が出来るかが問題です。shimaが「先生と本気で勝負をしたい」と言っていましたが、お断りです(笑)。負ける気はしませんが。女子より速いとう部分では自慢にもなりませんし。不安は400系の女子が60秒を切り始めたら本気で負けてしまうのではないかという部分(笑)。絶対に勝負しませんけど(笑)。

地区大会はとにかく通過出来れば良いと思います。400mのスピードが全くないわけではありませんから、結構走れると思っています。地区に2~3人強い選手がいますから、付けるところまで付いていって粘る走りができればと考えています。

こういう姿勢をチームメイトを見ることでチームに刺激が入ります。「強くなろう」という姿勢を示す。大切な事です。やることは違っても目指すモノは同じです。しっかりと取り組んでいきたいですね。私も強くなれるかもしれません(笑)。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする