kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

ポイント練習での手応え

2009-06-13 | 陸上競技
今日は中国の1週間前のポイント練習。強めの刺激を入れることができる最後の練習になります。この練習をどう取り組むかで中国の結果が大きく変わってくると思います。

練習の最初に中国組みに話をしました。昨日バスケ部の監督から言われたメッセージを伝えました。「何が何でもインターハイに行け」とだけ言われましたが、そこには大きな期待と激励が含まれています。これまで一度も言われたことはありません。選手の日頃の取り組みを見てからの応援だと思います。かなり厳しい方ですからあまりこのような事は口にされません。そこの部分も選手には伝わるものがあったと思います。
試合を意識した練習にしましたからアップにもかなり時間をかけました。300mと300mH、その後はセットを組んで耐乳酸負荷。かなり集中して走ることが出来ていたと思います。
300mHはmikiがいつものパターンで脚が合わない…。ここを克服しなければいけません。集中の問題だけでなく、どうすれば1台目までの走りがきちんと出来るかを考えなければいけません。久々にかなりきつく話をしました。中国に何をしに行くのか?参加するだけではないはずです。これまでも1台目が課題でした。スタートの感覚と中間での走りを安定させなければ戦う事はできません。その後修正をして感覚をつかませました。ここの部分が上手くいけば中国でも戦えると力があります。

300mでは全員が爆走しました。総体の1週間前に上位2人が44秒でしたそれでrinaが59秒40でした。akaneは総体では上手く走れませんでしたが、先週練習ど60秒6のラップで走っています。目安はその辺りだと思っています。今日の300mは42秒9、43秒3で2人が走りました。驚異的なタイムだったと思います。スタブロから出ていますから加速に乗ればもっと上がるはずです。中国の1週間前に過去最高の走りができたというのは自信になります。練習でのタイムですから実際のレースで走れなければ戦えません。そこだけは忘れて欲しくないですね。

うちのマイル、基本的に3人が走れて初めて可能性があります。総体の前、misatoの300mで48秒0でした。なかなか持ち直す事が出来ず総体で63秒0で走れたのはすごいことだと思います。あれから2週間、44秒5まで戻ってきました。その後の250m、150mでもrinaと激しい競り合いをする所まで来ています。本来の力が出せればうちのメンバーの中でもトップクラスです。昨日の走り、今日の走りをみる限り回復はしています。300mのタイムだけでは判断できませんが3人が60秒を切るという当初の目標にかなり近づいているのだけは確かです。yukaとhatuが45秒5~7。この2週間でかなり走れるようになっていると感じています。

総体でのマイルを見てうちが本気でインターハイを狙っていると感じないかもしれません。しかし、うちの選手は全員がインターハイに行く事だけを考えています。もちろん私も。今日の走りがきちんとできれば絶対に戦えます。全てを決めるのはメンタル的な部分だと思います。中国では間違いなくノーマーク。自分達の走りをするだけです。

気持ちと走力、どちらも充実してきました。練習終了後はかなり遅くまで治療器を使ったり、骨盤の調整をしたりしていました。「何がなんでもインターハイ」という思いが本物であればできるはずです。きれい事は不要。戦うためにどこまで本気になれるか。最後はここです。

個人とマイル、どちらも狙います。戦える可能性があります。チーム内の意識を1つにしていきたいですね。現時点では「手応えあり!」です。戦いに行きます!
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教育実習終了

2009-06-13 | 陸上競技
2週間の教育実習が終わりました。あっという間です。指導教官になっていたわけではないので、それほど関わってはいませんが、担任をしていた学年ですし関わりが深かったので慰労会に参加。

3年間の学生生活の話を聞くとやはり苦労があったようです。野球で関東の大学に進学した者がいたのですが、肘を痛め思うように投げられない日々が続いたようです。それでも前向きに取り組んで何とか投げられるようになったと思ったらまた肘に別の障害が見つかり、また投げられなくなったとのことでした。高校時代は県内でも名前を知られているピッチャーでしたし、球速も140キロを越えていましたから将来を有望される選手でした。競技的には納得できない部分があるかもしれませんが、苦しい中で感じたモノは財産になります。大きいと思いますね。

実習生に対して偉そうなことをいうつもりもありませんでしたし、必要もないと思っていました。しかし、自然と実習を振り替えっての話しになったので少しだけ話をしました。まー部活のミーティングのような感じではなく雑談の中でという感じでしたが。結局実習で学ぶのは授業のやり方ではないと思います。実習に来た者が全員教員になるわけではありませんし。板書の仕方など細かい部分は別の仕事に就いたら役に立ちません。指導教官になれば言わなければいけませんが、私はそんな立場ではありませんでした。何を学ぶのか?私は「人との関わり方」だと思っています。教員との関わり方、生徒との関わり方という部分の中で学ぶべきものがあり、それが財産になる。実習生の控室にこもっていても何にもなりません。多くの人と関わるなかで見えてくるものがあるはずです。

そんなちょっと真面目な話をしました。本当に軽い感じで話をしました。こういう場面だけ私は先生だというアピールをしても仕方ありませんし、付き合いが長いから私のスタンスは分かっていると思いますし(笑)。誰のための仕事なのか?考えたらやるべき事は分かってくるはず。これからの人生に今回の実習が何かしら役立てばと思います。教えてもらうのではなく自分が気付く。ここが大切だと思います。

真面目な話しになりましたね。今回はバスケ優勝監督ともかなり話をしました。貴重な経験です。これについてはまた書きます。練習についても(笑)。書きたいことはたくさんありますがなかなか頭の整理ができません(笑)。
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スピード刺激

2009-06-12 | 陸上競技
金曜日、前日軽めに動いていたのでスピード刺激を入れることにしました。そのためにスティックを使って走りの流れをしっかりと作り、きちんと加速できるようにしました。この部分ができなければどれだけ走ってもスピードは上がりませんから繰り返し意識させました。火曜日の最大負荷から回復してきているのもあり動きにキレが戻ってきていました。動きの感じとしてはかなり良いですね。

最大スピード負荷をかけたかったのでオーバースピードわ男子の力を借りて実施。女子のスピードでは体感できない感覚がありますから。負荷的にはこちらが狙っている通りの刺激を入れることができました。男子のおかげですね。その感覚を生かしてショートを数本。まずまずです。

最後にレースを意識して走る。これは実際の日程を意識した部分です。予選をきちんとMAXで走って次の日もきちんと走る。本数の問題ではなく感覚の問題だと思っています!週の始めに月曜日と火曜日走りましたが火曜日に全く動かない者がいました。貧血症状なのか回復が遅いのかははっきりと分かりませんがこの辺りの課題も把握しておきたい部分もありました。

かなり走れるようになってきました。土のグランドですし、追い越し走で走ったのでタイム云々は計っていません。走りを見る限りかなり良い感じだと思っています。misatoの走りが安定してきたのがチームにとってはかなり大きいと思います。ここだけで5秒は違いますからね。まだまだ様子を見ていかなければいけませんが、かなりの手応えがあります。

明日しっかりと走ってみて判断をしたいと思います。
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疲れ?

2009-06-11 | 陸上競技
今日の練習、週の前半かなり走ったので今日は走練習は軽めにしました。火曜は冬期並みに走りましたから、昨日はダメージがひどかったようです(笑)。学校生活がきつかったと言っていましたから。当然ですね。昨日は回復に充てましたが、サーキットでもある程度の負荷をかけていますからきつい部分はあると思います。

今日は短い距離の練習を前半にやってからウエイトにしました。女子に関しては身体が重いという感じの者もいました。感覚的なものではないかと思いますが。昨日走っていないので動きづらいと感じたのかもしれません。気持ち的に重いと感じていたら走りも重くなります。ビューンというスピードが出ているわけではありませんでしたが、ある程度は走れていると思います。

150mを2本走りましたが、それぞれが修正を加えてある程度走れるようになっていたと思います。かなりの負荷を掛けていたので完全に回復はしていないと思っています。当たり前ですね。

明日は様子を見ながらスピード練習を入れたいと思います。書きたいことはたくさんあったのですが、お疲れモード全開なのでまた書きます。お許しを…。
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天気悪い

2009-06-11 | 陸上競技
今日は朝から雨でした。予報通りです。久々に雨が降ったような気がします。疲れていると推測されましたからちょうどいい休息日になります。

とはいっても必要な負荷だけは掛けたかったのでサーキットと補強を1時間程度実施しました。私は会議だったので会議終了時には練習も終わっていて、職員室の前でサプリメントを摂取するために待っていたようです。練習自体はちょうど終わったようでした。良いタイミングでした。

あとは前日オークションで落札した秘密兵器(?!)を使用したり、マッサージを行ったり、身体のメンテナンスに行ったりして身体の回復に充てました。会議のため結局男子には全く係わらず。トレーニングはきちんとやっているはずですから問題はないでしょう。積み重ねていきたいですね。

色々とやっているので書きたいことはたくさんあるのですが、何だか眠気に勝てなくて…。これも目の影響か?あまりにも目が痛いので午前中休みをもらって診察に行きましたが、原因不明で目薬だけもらいました。いつになったら治るのか…。最後は雑談でした(笑)。お許しを。
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成長していく

2009-06-10 | 陸上競技
周南地区大会が終わった後、他校の選手が3人挨拶をしに来てくれました。総体で惜しくも8位となり中国進出が果たせなかったのでこの周南地区大会で高校陸上とお別れとなりこれからは勉強に専念するという事でした。その事を伝えに来てくれました。

この中の1人は中学時代から一緒に練習をしていました。競技に対して非常に真剣に向き合うことができている素直な選手です。学校にトゥトレの道具が無いからといって自分で小遣いを貯めて買っていました。すごいことだと思いますね。
しかし、競技のほうは上手くいかない事が多かった。1年生の時の4継の準決勝で肉離れをしてから故障を繰り返しました。2年時は地区大会1週間前に肉離れ。思うように走れない日々が続いて苦しんでいました。

それでも強くなりたいという気持ちがあったので、ひたむきに競技に取り組んでいました。長期休業中には顧問の了解を得てうちの練習に参加したり、こっそり合宿にも参加していました(笑)。進学校ですから周りの雰囲気は勉強モード。それでも練習をしたいから水曜日の塾を月曜日に振り替えて2日分(23時まで)にして、水曜日に時間わ取って練習をしていたようです。

チーム作りを自分達でやっていって3年生が本気になってやり始めたのが冬期の中頃だったようです。それにより飛躍的に強くなりました。集中力は高いですから本気になればかなり強くなると思います。残念ながら中国へは届きませんでしたが、この数ヵ月の取り組みには目を見張るものがありました。

礼儀として挨拶をしに来てくれた。かなりの成長を感じます。私のような人間が周りに与える影響は微々たるものだと思います。それでも選手達が成長していく何かのきっかけになったのではないかと思うと遣り甲斐を感じますね。見返りは物質的なモノではなく精神的なモノが大きいですね。関わっている時にはすぐに分からなくても、将来的に何かしら役立てれば本望です。指導者として選手に恥じない考え方を持ちたいと改めて思いました。ずっと指導していたわけではありませんから、最終的には選手自身が自覚を持ってひたむきに取り組んだ結果が大きな成長につながったのだと思います。すごいことです。

うちの男子も同じように大きな成長を見せています。中国への挑戦が終わった3年生が3人いますが、女子のサポートと後輩の指導に毎日練習に参加してくれています。1人は自分の記録を高めるためにもう少し競技をやると言ってくれました。そういう姿を見ることで周りはさらに成長を示してくれます。自分達の存在が他者に与える影響というのが分かっています。学内でも手本となるような人物になっています。競技はもちろんですがこういう部分の成長が嬉しいですね。指導をしていて良かったと感じますね。

先ほど書いた選手、大学に行っても地付けたいと行っていました。是非とも志望校に合格して思い切り競技に取り組んで欲しいと思います。見守っていきたいですね。
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想いを胸に

2009-06-10 | 陸上競技
水曜日が雨予報なので火曜日に走りました。前日にかなり走っているので疲れが残るだろうという予測は立ちました。本来なら質を上げてしっかりと走りたい所ですが、その場面で最も効果的であろう練習にしました。

400m系が中心とはいえ、スピードを上げないと戦えません。前半はスピード練習。最初は前日と同じようにスティックを使っての確認を行い、普通の走練習へと結びつけていきました。
前日の疲れからの回復が遅い者がいます。これは有酸素能力に起因するのではないかと考えています。心肺機能が低下している者は、血液の循環も悪く疲労物質が上手く送り返されない&栄養が行き届かない感じがあります。ここも400m系に取っては不可欠な要素だと思います。それでも走らせますが。回復してきた時に刺激が不足している状態にはしたくないので。

その後女子は耐乳酸性の練習をしました。ミニ冬期練習です。通常の試合期の練習としては多いと思いますが、今のうちには絶対的に必要な要素だと思います。もう一度どんな想いで冬期を過ごしてきたのかを思い出す必要があります。「それなりにやってきました」ではないはずです。セパレートのユニフォームを着たら一目瞭然です。身体作りにどれだけの時間をかけ、脚を作ってきたか。走り込んで作ってきた身体ですから。「速いから速い」というのではありません。だからこそしっかりと力を出していくための練習に戻る必要があると思いました。

通常の冬期と同等の負荷をかけました。人数は冬期よりも多く、中国が近づいていますから質は高くなります。その中での走り込みですからかなりの負荷になるのは当然です。分かっていますが総体と中国までの限られた時間の中での勝負です。最大負荷をかけれるのはこの機会が最適だと考えました。

走練習の最中、選手達はそれぞれの想いを胸にして走りました。これまでのように「○○に負けないように走る」「自分の課題は△△なのでそこを克服するために走ります」というのは一切口にしません。自分自身に目を向けさせました。通常走練習の時に選手が話をする事はありません。最近はみんなが想いを口にしなければいけないという「私達は頑張っている」という雰囲気があったのは確かです。満足する場所が違います。黙々と走りました。この時点で思うことがありましたが、1セット目は何も言いませんでした。

2セット目、キャプテンに名指して話をしました。本来の声かけの意味です。チームを作るのは私ではない。いつまで私に頼って練習しているのか。私が選手を鼓舞するような声かけをしなければ集中が高まらないのか?キャプテンだけでなくもう一人の3年生にも言える事です。下を向いて走るだけでは絶対に効果は上がりません。苦しいとき、負けそうな時に誰かが自分達のやるべき事に対しての声かけが出来れば全体の集中力が戻ります。ポイントだと思いますね。

その後の練習は更に質が上がったと思います。「鬼気迫る」という表現が相応しい雰囲気づした。40秒走では選手どうしが接触して脚をスパイクされて出血していましたが、それをかばうこともなく走り続けました。そこを気にして走れないようでは勝負は出来ません。「想い」は肉体を凌駕すると改めて感じました。短時間で変わるというのは非常に難しいことですが、それが出来る資質はすでに備わっていると思っています。大きく変わりつつあります。

2日連続でしたから疲労もあると思います。様子を見ながらやっていきたいですね。非常に質の高い練習が出来たと思います。自己満足ではなく本当にいい練習でした。次に向かいます。
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無言の気迫

2009-06-08 | 陸上競技
暑いですね。昨日もですが日射しがかなり強い。ジリジリ肌が焼けていきます。まーすでに焦げているので私は焼けませんが(笑)。

中国まで2週間を切りました。時の経つのは本当に早いですね。そして選手の立ち直りと目標に向けての切り替えもかなり早い。総体での失敗はすでに過去の事です。そこに目を向けても前には進まない事を選手達は分かっています。先週かなり話をしましたし、どうすれば強くなれるかが見えてきているので更に意識を高く保つことができます。非常に大切な経験をさせてもらった気がしています。
最近不足していた練習を毎日繰り返すようになって1週間。身体が慣れてきた感じがあります。順応するまでにあと1週間くらいかかるでしょうか。強化という意識よりは刺激を与える意味合いが強いですが確実に成果が現れている感じがあります。大切な要素だと思います。

本練習では男子と女子は完全別メニュー。男子はすぐに試合があるわけではないので、じっくり準備をしていきます。女子に関してはある程度の量を高い質の中でやっていきます。スピード負荷、精神的な負荷を掛ながら練習に取り組ませます。身体にかかる負担も大きくなるのでその部分に関してはかなり話をしています。総体前1年生が脚が痛いと言い続けていましたが、この数日間は全く言いません。misatoも脚が痛いとは言わなくなりました(テーピングはしますが)。本当に回復してきている部分もあります。しかし、気持ちが充実してくると痛み自体も小さくなっていくのだと思います。それに比例するように走りも変わっていきます。大きいですね。

走練習の前にスティックを使っての走りの確認。動きの小さなドリルではなく走りの中で感覚をつかむために加速段階をしっかりとさせました。繰り返しです。各自が自分の走りにだけ目を向けているので練習がストップする事がありません。過剰な情報も入りませんから、ただひたすら自分の事を考えます。女子に関しては走練習中に一切話をしなくなりました。極端といえば極端ですが、重い雰囲気という訳ではなくて自分の事だけに集中している状態だと思います。REST中は普段通り話をしています。切り替えが更にはっきりとしてきました。この状態が必要だったと思います。

走練習ではセット走を実施。土曜日は一斉スタートでかなり競り合いました。今日は追い抜き走の形で差をつけて走りました。前を追う、後ろから逃げるという状態の中でしっかりと走らせたいと思いました。遅い者からスタートですが、現時点で誰が速いのか判断が難しかったので私が意図的に走る順番を決めました。1年生を前から出して逃げさせる。スピードは高いので走りが後半硬くなるタイプを次につけて自分の走りを意識。後は期待値も込めて順番を決めました。一番後ろからは男子が1人。かなりすごい列になります(笑)。

全て自分のために考えさせひたすら競争をする。その中で各自が考える事があったと思います。特に個人で出場する者、まずは自分自身が中国の舞台で戦う必要があります。県1位で通過した者が2人います。rinaに関しては個人での中国出場は初めて。力を出すためには練習できちんと力を発揮していく必要があります。

走りの中でshimaが自分らしさを出しきれない部分がありました。調子を崩してから戻ってくるまでの1ヶ月間、何をしていたのかを考えさせました。気持ちが強い選手ですから、こういう雰囲気の練習では想いが全面に出ていきます。だからこそ見失うものがある。ここを自覚させるのが指導者としての仕事だと思いました。その後きちんと走れ始めました。もう大丈夫だと思いますね。
同じくmisato、走りを繰り返すなかで少しずつ覚醒しはじめました。今までは一気に行かれて付いていくことが出来ませんでした。今日はその辺りからのスピードの維持が出来ていました。集団から離れず走れる。そしてみんなが疲れてきてからの60mで前半の遅れを30m以降で完全に挽回するまでに戻りつつあります。苦しい想いをした分だけ強くなれると思いますね。まだ2週間近くあります。完全に復活してくれば間違いなく戦えます。

無言の中に気迫を感じる練習が出来ています。過大評価ではないと思います。何も言わないからこそ走りだけで自分の存在を示す。大切な事だと。力が出せるようになってきているのは間違いないと思います。詳しくは書きませんが、1年生2人、この雰囲気の中で飛躍的に変わりつつあります。今の2年生の昨年時と比べると圧倒的に強いと思います。無理やり作ることはしたくありません。秋以降の活躍を期待したいのですが、現時点でかなり強いと思います。ここに上級生の良さが現れているいると思いますね。チームとしてかなり成長しています。気迫を示して欲しいですね。

明日もしっかりと走りたいと思います。自己満足のための練習ではなく、強くなるための練習をしていきます。雰囲気がかなり変わっています。戦いたいですね。
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支援してもらう

2009-06-08 | 陸上競技
日曜日は朝から周南選手権が実施されました。参加地区が広いのでかなりの数になります。100mが終わったのが12時くらい。小中学生がたくさんいますから、100mだけで3時間かかりました。今回は人数不足によりスターターになり、自ら進んで100mを全部撃ちました(笑)。

タイムテーブルが曖昧で途中から競技開始時間が30分くらい遅れてしまいました。それでも召集時間の変更はないので小学生は炎天下で体育座りで待機。さすがにかわいそうでしたね。直射日光がかなり強かったので熱中症にならないか心配でした。テントも無いのでなかなか難しいですね。競技が全て終了したのは5時。うちの選手は参加してなかったのでひたすら仕事をする。中学の先生方と色々と話が出来たのは大きかったと思います。

その後うちの選手達の話を何人かにされました。スポ小からやっていて当時指導されていた方と話しになりました。県総体、下関までわざわざ足を運んで下さったようです。本当にありがたい事です。直接声は掛けなかったようですが、言葉ではなく「想い」が届くのだと思います。県選手権では勝ちましたが、総体では初優勝です。こういう部分が力になっているのだと思います。

加えて役員の仕事の合間に保護者から電話がありました。少しでも競技にプラスになるのなら…という考えから支援をしたいという申し入れでした。非常にありがたいですね。本人達の一生懸命さが周りを動かしています。私がどうこうではなくひた向きに競技に向き合う姿勢が与える影響は大きい。金銭的な負担がありますが、その「想い」を無駄にはしたくありません。素直に受ける事にしました。自分達がやっていることを多くの方が見守ってくれている。ありがたいことだと思います。

自分達が強くなるためには何でもしようという姿勢があります。想いに応えることが狙いではありませんり失礼な言い方になるかもしれませんが、期待に応えるために頑張るというのでは本当に戦うことは出来ない。個人で戦うために強くなるのです。マイルで戦うために各自が強くなる。それぞれが強くなる事で力が集まってきて戦えるようになるのです。忘れてはいけない。

その勢いに乗って話をしていたyoshimatu先生から珍しいサプリメントをもらう(笑)。図々しいにも程があります(笑)。効果も値段も高いモノを無償で頂きました。ありがたいですね。私はそういうキャラみたいなのでみんなに構ってもらいながら、支援してもらいながらやっていきます。(笑)。

色々と感じた1日でした。
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指導者としての成長

2009-06-07 | 陸上競技
今まで何度も書いていますが指導者として指導をさせてもらうなかで支えられています。私が図々しいというのも大きな理由の1つですがかなりアドバイスをもらったり、指摘をしてもらっています。この部分だけは他のどの指導者よりも恵まれていると思いますね。
行き詰まった時や苦しんでいる時に誰かが手を差し伸べてくれる。あまりにも危なっかしくて放っておけないんじゃないかという噂もありますが(笑)。これまでも技術的な部分はもちろん、視点であったり人との関わり方であったり様々な部分で助けられてきました。それは当たり前の事ではなく、かなり特別な事だと思いますね。私の指導者としての成長を助けて下さっている方は2人います。1人はいつも書いている全ての面で師事している方です。もう一人はうちのバスケ部女子の監督です。商業時代から目をかけて下さっていて飲み会ではだいたい2時過ぎまで本気で話をします。これが私にとっては大きな財産になっています。

昨日うちのバスケ部女子が念願の初優勝を果たしました。ずっと追い続けていたインターハイを手にしました。商業時代からずっと勝つことを目指してきて選手が集まらず苦しい時期もありました。それを知っているだけに電話をせずにはいられませんでした。留守電にお祝いのメッセージだけ残しておいたのですが、わざわざ電話をかけなおして下さいました。「3年間耐えたかいがあった」と言われた時、私は涙が出ました。相手の先生も言葉につまっていました。それだけの苦労をしていたのを見てきていましたから。「絶対に勝ちたいんだ」というのを学内では間違いなく私が一番聞いています。もう7年間飲む度に話していましたから(笑)。

ここ1年くらいこの先生に少し認められてきたと思っています。生徒に指導する場面で私が話をした後に「お前が話したから俺の話す場面がなくなった(笑)」と言われることもありましたし、最近ではうちの選手の事も見てくれています。指導に関して熱く2人で話す事もかなりあります。対等なんてまだまだ遠い話ですが、私も指導者の端くれとして見てもらえるようになってきた感じがあります。
私が指導者として成長する大きなきっかけを与えてくれている2人。言葉では表現できないくらいの感謝があります。言葉で言っても意味がない。きちんと指導者として成長してから姿で示したいですね。素晴らしい指導者が周りにたくさんいます。負けたくありません。年齢や経験に関係なく負けたくない。勝てないと思っていたらいつまでたっても勝てない。目標とする指導者に追い付きたい。強く思いますね。

総体でのチーム分析、一人では出来なかったかもしれません。師事している方からの一言がかなり道を示してくれました。別に放っておいたらそれで終わりなのにわざわざヒントを貰える。本当にありがたい事です。

強くなります。必ず。昨日今日と強く思いました。私の恩返しは私が成長する以外にない。前だけを向いていきたいですね。必ず成長します。見ていてください。
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