kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

ついに

2009-07-24 | 陸上競技
先日むつみ村まで行ってカブトムシを購入していたのですが、昨日家に帰ってみてみるとオスが全滅していました…。たった1週間ちょっとでした。その前の日に職場の同僚からクワガタをもらっていたのですが、その変わりにカブトムシ全滅とは…。メスはまだ2匹生き延びていましたがやはり地味です。

悲しい気持ちで後片付けをしていると昆虫マットの中に白くて丸いものが!見てみると卵でした。ついに、ついに長年の目標だったカブトムシの繁殖計画第一段階に到達しました。ここ数年ずっと育ててきましたがやっとスタートラインに立てました。夏が始まってすぐにカブトムシがいなくなったのは基本的にはあり得ない話ですが将来への希望が残っています(笑)。

ちょうどそのタイミングでメールが来ました。見てみるとkubota先生から。なんと先日の合宿の合間に昆虫捕獲の罠を仕掛けていたみたいで確認をしにいったらカブトムシやコクワガタを捕まえたという事でした。ここまできたらプロですね(笑)。まだまだ私のような素人ではわからないことが多いので勉強していきたいですね。

ひとまず産卵まではいきました。子供たちもかなり喜んでいました。一緒に育てていきたいと思います。ふ化したらまた書きます(笑)。
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動きの確認

2009-07-24 | 陸上競技
木曜日は前日かなり走ったので軽めに。サーキットをやってから基本的な動きの確認をしました。これまでもひたすらやってきている事ですが、合宿以降更に選手に意識をさせてやっています。集中力が落ちると質が落ちます。しっかりと高い目的意識を持たせていく必要があります。

地味に繰り返しますが感覚的に上手く覚えられない者がいます。膝を開くのが早すぎる。自分の身体の状態が把握できないなと意識するポイントのズレがあります。自分で出来ているつもりでも出来ていないことが多い。ここをきちんと理解させなければいけません。指摘されても何が悪いのかもわからない状態が続くのだと思います。ひたすら意識させてこの状態ですからもっとしっかりとやっていく必要があります。

前に進むためにどうするか。火曜日に理論的な話をしましたが、こればかりを話しても頭が混乱する可能性があります。走ることは単純な部分が多いですから、意識しながらも意識せずにできるようにしていきたい。難しい事かもしれませんが大切な要素だと思います。何のために動きを意識させているのかは繰り返しやっていかなければいけないと思いますが、実際のレースやスピードを上げた練習ではそこまで細かい部分の意識はできなくなります。だからこそ日頃の基本練習でしっかりと癖づけて行く必要があると思っています。

あとはウエイトをして軽くジャンプ系。終わった後に前日理学療法士から言われたストレッチを全体に伝えました。が、身体が硬すぎる者が多い…。毎日の身体のケアについてはかなり口うるさく話しています。それでもこの硬さ…。特に股関節周りの硬さが目立ちます。この部分が硬ければ膝が出てくるはずがありません。この夏休みにどれだけ時間をとって身体を緩めていく事ができるか。本気になると言ってきましたが、まだまだ練習だけなのかもしれません。普段から言っていますが「頑張っている」事が大事なのではありません。そこに満足するのが目的になってしまったり、意味のない行動をとることにつながってしまいます。ここは理解させなければいけません。ストレッチは身体の柔軟性を高めて怪我の防止と動的柔軟性につなげていかなければ意味がないのです。やることが大切ではない。目的にあったやり方で目的を達成するためにやるのです。ここをどれだけ理解できるでしょうか。練習をすることが大事なのではない。もう一度徹底したいですね。

金曜日から2回目の合宿です。意味を理解させる事を徹底したいですね。
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自ら招くトラブル

2009-07-23 | 陸上競技
練習終了後、慌てて競技場を出発して病院に行きました。場所は北九州(笑)。遠い。それでも行く価値があると判断しての行動です。

前日に選手から連絡があり病院に行ったらもっと大きな病院で精密検査をするように言われたということでした。痛みはかなりおさまっていて通常通り練習ができていますが、レントゲンで見るとはっきりとラインが入っていたようです。疲労骨折でラインがはっきりとみえるという事はすでに治りかけているのではないか。うーん、何なんだ…。

あまりにも疑わしい判断だったので最も信頼出来る方に連絡をし相談してみました。以前同じ症状で練習を中止するように言われた選手が北九州の病院に行ってきちんと診断してもらったら全く問題ないと言われたというのを聞いていました。信頼している方が最も信頼している病院があるならそこが一番だと。色々と伺って本人とも相談して時間とお金はかかりますがきちんとみてもらうことにしました。

ここまではある程度スムーズに行ったのですがここからが問題。まずは行き先を調べて地図まで印刷していたにも関わらず競技場に持っていくのを忘れる。いつもの事ですが情けない限りです…。その上電話で3時くらいに行きますと話していたのに、練習終了時間が1時過ぎになってしまい慌てて行かなければいけなくなりました。こういう余裕が無いときは絶対に上手くいきません。私の性格上、かなり余裕を持たないと全てが悪い方に転がるようにできています。自覚しているにも関わらず出来ないところが最大の問題なのですが…。

北九州に着いたのは良いのですが地図を忘れていますから携帯の地図と勘で動きました。この勘が全くあてになりません。これもいつもの事ですが全く生かされません。前もって準備をしているときは確実に上手く行くのですが、旅行や遠征などで「何とかなるだろう」と思っているときほど何ともなりません。結局道に迷う…。迷子になっているうちに以前国体の合宿で泊まったホテルに到着(笑)。どこを目指しているのかって話です。最終的に諦めてまたも人に頼ることに…。いつも迷惑をかけっぱなしです。反省しなければいけません。

現在地と目的地の関係が明確になったのでそこを目指して進みました。しかし、今度は新たな問題が。なんとすっかりガソリンを入れるのを忘れていて目的地目前にガス欠で車が止まりかけました。ここに関しても全く反省が生かされていません。たいていのトラブルは私の準備不足(笑)。わざわざネタを提供している感じになっています。大きい道路で止まりかけたので慌てて脇道に入りました。そこで完全にストップ。もう一度エンジンをかけるとかかってくれましたが400mくらい動いて再度ストップ。あと300mくらいでガソリンスタンドだったのに…。情けない。

なんとか対処して目的地に到着して診察をしてもらいました。いやー行って良かった。これに関しては別に書く予定。

最終的に終わって帰るときに目の前にある交差点を曲がって帰ればいいのに全く違う方向に進んでしまいまたも時間のロス。笑えませんでした。我ながらもう少し調べてから動くべきだと思いました。深く反省が必要です。この手の事はネタとして面白いし、今まで何とかなってきたから上手くいくのではないかという部分があります。しかし、冷静に考えてみると全く上手くいっていません(笑)。準備をしっかりとしておかなければいけないと思います。行動するときにはもっと余裕をもって動きたいですね。細かなトラブルはこれだけではありませんでしたが書くと切りがないので…。バタバタでした…。
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タータンで走る

2009-07-22 | 陸上競技
昨日は考えられないくらいの大雨でした。練習はウエイトだけにしていましたが、その前に技術的な話のミーティングをしました。合宿で話された内容について板書しながら説明をしていきました。どれだけ理解できたかはわかりませんが、何をやろうとしているのかをきちんと分からなければ一つ一つの動きがつながっていきません。それを踏まえて武道場で身体の運び方の練習。狭いですからそれほど動くことは出来ませんから本当に感覚作りだけづす。

今日はそれを踏まえて走りたかったので競技場に行きました。今日も電車が不通になってしまった区間があったようです。当たり前ですが事情を説明する内容のメールが送られてきました。結果的にしばらく電車が動かない状態だったので保護者に連絡をして車で連れてきてもらっていました。仕方ない事情で遅れてきたのですが待たせた周りの者に謝っていました。礼儀として当然の事がきちんとできるということは大切だと思います。

練習は今までやってきたことに加えてきちんと加速するための練習をしました。基本的な動きに関しては以前から指導をしています。あとは力の方向性だと思います。どうしても膝を引き出す時に力が逃げてしまうので身体が浮いてしまいます。中間の動きで力が逃げるので加速段階においては更に浮いてしまいます。ここをきちんと繰り返していきたいですね。今までやってきたことと全く違うわけではありません。どうやって方向を決めてそれを身体で覚えていくかだと思っています。そのために昨日はミーティングをしたのです。どれだけ意識をして繰り返せるか。限られた時間を有効に使うためにしっかりと意識させていきたいですね。

短い距離を繰り返した後にセット走をしました。金曜日からまた合宿ですが今はきちんと練習を積んでいく時期ですからとにかくしっかりと走らせていきたいと思っています。ここ数週間での取り組みが少しずつ実を結んでいる感じがあります。少しずつ走れるようになってきています。ここ最近はあまり声を大きくして指示をすることは少なくなってきていましたが、先日の合宿で爆発しましたからガーっと言って意識を確認する事も必要だと感じましたね。まー言われて出来るようになるならもっと早い段階でやれって話です。意識するポイントが増えていく中で段々と適当になっていくので必ず大切な部分の念押しはしないといけません。

セット走が終わった後に1人が私の所に来ました。何かと思えば「3本目の走りが情けなかったのでもう1本走らせて欲しい」と言いに来たのです。驚きました。入部当初はなんとなくやっている感じがあったのですが、この数ヶ月でかなり意識が上がってきていました。最近の日誌、取り組む時の表情が良くなってきていましたからそれなりの手応え(心の成長)を感じていましたがここまでとは。今までは逃げていた部分と向き合うことができ始めたのだと思います。一時的な変化にならずにきちんと自分と向き合って変えていく必要があります。必ず変われます。

練習で感じたこと、その後の私のバタバタに関してはまた書きます。眠い…。お許しを…。
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合宿で感じたこと

2009-07-21 | 陸上競技
今回の合宿に関してはかなり得るモノが多かったですね。他県のチームと合宿をして雰囲気や取り組みの差を感じる部分がありました。これにより選手が肌で目指すモノを見つけることができた感じがあります。ここ数年間は中国合宿や他県との合同合宿で指導をさせてもらっていましたからうちの選手を少し多く連れていく事が出来ていました。随分成長していました。

今回は県内トップ指導者2人に直接指導をしてもらいました。これまでなかなか教えてもらえなかった部分についてしっかりと話を聞く事が出来たと思います。昨日も書きましたが明らかに私の指導に足りない部分です。ここ数年ヒントはもらっていましたがここまでしっかりと指導をみさせてもらうことはありませんでしたし、詳しく聞く事はできませんでした。非常にありがたい事です。

私自身まだまだ勉強したり考えたりしないといけない部分があります。選手には申し訳ないですが、指導者としてはまだまだだと思っています。ある程度(それなりに勉強してますから…)の指導は出来ると思いますが、苦手な部分があるのは確かです。中国で感じた「差」を埋めるためにやるべき事がある。それを自分よりも優れた指導者から直接伝えてもらえるというのはかなり大きいと思います。他県まで行かなくとも非常に大切な事が分かります。指導の中できちんと伝えてもらうことで見えてくる部分があります。他の人と比べるとかなり恵まれていると思います。

中間疾走がメインになりますが、大切な部分はきちんと押さえていかなければいけません。私が苦手意識がある部分は顕著に選手に現れます。指導の中心が中間になってしまいますから最初の段階の動きが疎かになってしまいます。基本的な動きは繰り返していますからかなり意識はできています。あとはその方向をどうするかだと思っています。1人だけ育てるのではなく全体のレベルをきちんと引き上げられて初めて意味が出てくると思っています。共通する動きをいかに身に付けさせるか。かなり大切な部分です。

一生懸命に取り組む選手がいますから、私自身ももっともっと勉強していかないといけません。合宿が終わってから自分の中で様々な事を考えています。どうすれば加速段階と中間疾走を上手く組み合わせることができるか。こうやって勉強させてもらえる機会を与えてもらっている現実にしっかりと感謝したいですね。県内である程度指導ができると認められている感じがありますが、私はまだまだです。もっともっと自分の力を高めていかなければいけません。私自身の指導力を引き上げていきたいと強く思いますね。

練習に生かしていけるように考えていきたいと思いますね。
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夏期強化合宿1

2009-07-20 | 陸上競技
夏休みに入り19日、20日とセミナーパークで合宿でした。今回はkubota先生がメインで指導して下さったので私はサポートと勉強させてもらうことに。私の苦手とする加速段階を中心だったので私自身質問をしながら実際の指導に生かしていくために勉強。

私がやるとどうしても中間の動きが多くなってしまいがちなので本当に良い機会だったと思います。「この夏が勝負」という気持ちでいますから、どれだけ集中して多くの事を吸収出来るかだと思います。加速段階の動きと中間の動きの違いはかなり話をしていますからある程度の内容はスムーズに入っていくのではないかと思います。あとは膝の使い方。基本となる動きは出来ていますからその方向の違いをきちんと把握できるか。同じ動きでも方向が違えば全く違う。tabeの選手と比べて大きな差がありました。ここをきちんと把握して改善していかなければいけません。

ドリルではある程度の動きが出来ていましたが、実際に走り始めるとまた動きが元に戻る。走ることを意識しすぎて前半部分の動きを忘れてしまいます…。ひどい者になると実際に走っていて普段以上に膝が開いている事にすら気づきませんでした。大激怒。やる意味すらなくなります。自分の走りの感覚すらわからなくなるなら練習の質が落ちます。舞い上がっている場合ではない。速くなろうというのが表面上だけでは全く意味がありません。本当の意味で本気にならなければ戦えません。

色々な面で成長しているとは思います。取り組む意識だけではなく、技術的な成長がこの夏の最大の課題です。秋に向けてどれだけの事が出来るか?必要な練習はしっかりと取り入れていかなければいけません。私自身育ててもらっていると強く思っています。この時期にこの練習内容を見せてもらうというのはkida先生の意図があると感じています。私が必要としているモノをタイムリーに伝えてもらえる。これを私は自分の「力」に変えていく必要があります。まだまだです。指導力のある指導者から学ぶものはかなり大きいですからね。

いつもと違う指導者から指導をしてもらう事で選手は感じるものがあると思いますこの環境は当たり前ではない。力を付けてきちんと恩返しをしてもらいたいですね。まず自分が強くなることです。真剣にただひたすらに強くなる事を求めて欲しいですね。

また書きます。良い合宿だったと思います。
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誰が強いのか?

2009-07-17 | 陸上競技
昨日の走練習、火曜日に実施した内容とほぼ同じでセット数を増やしました。短短は120と60、短長は250を1本とあとは150。ここ2週間はほとんどこのパターンの走練習にしています。

短短は現在男子だけ。完全に偏っていますね(笑)。本当は女子にも短短がいて欲しいのですがなかなか…。男子はポールをやっていたarimaが100mに集中してみたいと秋までやりますから、自然と質が上がります。2年生のotaniが走れるようになってきているのですがあと一歩の所で勝てません。質を上げるためにもこの2人が競り合っていくことが必要になります。力的にはまだarimaが上のようです。1年生はスタートはまずまずですがその後がいけません。完全に力負けしています。まだ戦うには早すぎますね。きちんと練習を積まないといけません。

女子は誰が強いのかよく分からないというのが本当のところです。150を見る限りはmisatoが圧倒的な力を示しているのですが、昨日の250mでは4人中4番目。無駄に力んでいます。他の3人がよく走ったというのもありますが、まだまだ絶対的な「差」ではないようです。全体のレベルを引き上げるためにも大切な事だと思いますね。

女子に関しては1年生が大きな変化をしそうな雰囲気があります。250mではhatuが他の3人を引き離しました。これまでは場所取りが上手くいかずに最初で戸惑っていましたが、今回はかなり走れました。入部当初は完全な長距離走りで回転数だけで前に進んでいましたが、昨日見てみると走りが短距離の走り方になってきています。うちの選手の大半は中学時代長距離系でしたからこの辺りが変わっていくだけでも随分違います。秋にはメンバー争いに加わってくるでしょうし、2年生だけで戦うようでは先はありません。前回は高跳びをやっているsakiが250はでトップでした。1年生の強さが今後必要になって来るのは間違いありません。
ここに上級生が負けているようでは…ですね。本人達が一番分かっているはずです。今は力が接近している者同士で走らせていますが本当に戦いたいなら自分自身が強くなる以外にはないのですから。学年に関係なく強くならなければ戦えません。現時点で短い距離でshimaは勝てません。そのことに一番納得いかないのは本人だと思います。這い上がって来いと言い続けたいですね。これは全体的に言える事ですが、力が互角なら下級生を走らせます。上級生を走らせるのは力の差がある時です。記念に走らせるつもり全くありません。無意味ですからね。

誰が強いのか?はっきりいって女子に関してはまだわからないと思っています。この夏の取り組み次第で大きく変わってくると思っています。全体のレベルを上げなければ戦えないのは確かです。男女問わず個人の可能性とチームの可能性、どちらも大切にしていきたいと思います。力的にまだまだ足りません。まずは自分達がどれだけ強くなれるか。ここだ思っています。チーム内で勝てないようでは県でも中国でも戦えない。うちのレベルの競技力、意識レベルの選手は県外を見ればたくさんいると思います。この環境の中でどれだけ強くなれるか。勝てないと諦めてしまう選手ではチーム力は上がりません。

走練習を見ていてこれからの取り組みeg-大きくチームは成長していくのではないかと感じました。学年に関係なく貪欲に上のレベルを目指してもらいたいですね。
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またも長時間練習

2009-07-17 | 陸上競技
練習以外の事を書くのが多くなっています(笑)。練習についても書いておきます(笑)。

昨日は午後から2年生の一部が就業体験の事前打ち合わせに行く予定だったので練習開始時の人数が集まらないかと思っていました。が、実際には1人だけが練習時間に重なっただけで後は問題なくできました。練習開始前には雨が落ちていたようで練習場所を学校にしていましたがサーキットが終わった頃には問題なく走れそうだったので競技場に移動。この移動時間のロスがもったいないですが、学内ではサッカーと野球がやっていますから走練習はできません。仕方ない部分があります。

練習は専門練習。いつものようにスプリント系とハードルに分けました。スプリント系は今は加速段階での動きに重点を置いています。最初はスタンディングからの加速を繰り返していましたが今はスタブロからのスタートをきちんと繰り返すようにしています。これまでこの部分の練習が明らかに不足していましたから補う必要があります。もちろんここだけ偏るつもりはありませんが今の課題はこの部分だと感じています。重点的な改善ポイントだと思っています。
約1ヶ月続けて来ていますが少しずつ良くなってきている感じがあります。以前師事している方から「冬にもスタート練習をする」と話を聞いたことがあります。これはスタートダッシュが大切というだけではなく、この部分を改善するためには時間がかかるのでどれだけ繰り返してやっていけるかという部分だと思います。感覚を作ったり身体に動きを覚えさせるのに間隔を空けてしまったら身に付かなくなる。だからどんなときでもしっかりとやっていく必要があるという意味だと思います。これは私が勝手に思っているだけですから分かりませんが(笑)。どちらにしても私に足りない部分だというのは間違いないと思います。

ハードルは基礎的な事をしっかりと。踏切からハードリングに移る動きが緩慢で腰が残ってしまうのでミニハードルを使っての姿勢の意識をしました。幅跳びの踏切みたいな感じでしょうか。きちんとした踏み切りからの動きを身に付けさせていく必要があります。もちろん、これは練習を見ていくなかで思い付いた動きなので何かに載っているとかではありませんが(笑)。まずは基本的な感覚を身に付けさせたいと思っています。
ハードルに関しては少しずつですが改善が見られる者が出てきました。これまでは踏み切りが近くなりすぎたり、抜き足が遅れてしまいブレーキがかかる状態が続いていましたがそこを改善するための練習を増やしていますから少しずつ結び付いてきた感じがします。400mHが中心ですから両足できちんと跳べるようにしていかなければいけないと考えています。これで随分変わってくると思います。秋にはかなり戦える状態になると感じています。上半身のブレを抑えてエネルギーロスを最小限にできるようにしていきたいですね。

書いていたら長くなりました。実はこのあと更に走練習もやりました(笑)。このような天気ですから走れるときにしっかりと走っておきたかったので。これに関してはまた書きます(笑)。練習長い(笑)。
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大激怒

2009-07-17 | 陸上競技
前日にゴミ拾いをさせました。この時、「当たり前のことをきちんとやる」という基本的な事の大切さを話をしました。その後は約束事を決めておくように指示をする。約束事とはチームとして動くときの決め事であったり、「心」の部分のつながりであったりだと考えています。チーム内での約束事を守れないような裏切り行為を許してはいけないと思っていますから。

木曜日は午後から2年生が就業体験の打ち合わせで事業所にいかなければいけなかったので、朝練でウエイトをすることにしました。いつもギリギリになるので少し早い時間に集合をさせてからやることに。いつもより10分程度早いだけです。毎日早くするというのではなく1日だけですから不可能な事では無いと思っています。
私も時間にはトレーニングルームにいましたが1人来るのが遅れた者がいました。考えられません。開始時間はすでに指定しています。その時間に間に合うように動く事が出来ないというのは基本的な部分がきちんと理解できていないからだと思います。大激怒。ここ数年、練習時間に遅れてくる、無断で朝練を休むというのはたった1人しかいませんでした。ここからチームが崩れていく。見てきています。だから当たり前の事ができないというのは許してはいけない。
前日にやったことの意味がわかっていない。基本的な事が出来ないのにそれ以上の事ができるはずがありません。その上遅れたことを分かっていない。キャプテンからの指示は、練習時間と電車組は降りてから急げというものでした。遅れた者は「いつもどおりに来て降りてから急げばいい」と思ったようです。基本は時間通りに来ることです。だからいつもと同じ電車だと約束の時間に間に合うはずがありません。考えるべきです。

加えて日誌をみると練習後に決めさせた約束事に「ゴミが落ちていたら自分のモノでなくても拾う」と書いていました。更に激怒。全くわかっていません。大切なのはゴミを拾うことではありません。基本的な事をきちんとやらなければ他者に迷惑をかけるのだと話をしたはずです。大切なのは「形」や「ポーズ」ではない。何のためにやるかがわかっていなければ、「やらされている」「とりあえずやっている」という事につながるのです。

練習をする。この「形」が大切なわけではありません。何を意識して何のためにやるのかが分からない限り、飛躍的に伸びる可能性は低いと思っています。全てはつながっています。基本的な部分がわかっていなけれ本当に強くはなれない。ゴミ拾いという「形」をして周りに「頑張っているね」と言われることが目的ではありません。大切なのは常識の中にある基本的な事をきちんとやること。「当たり前の事を当たり前にやる」と いう部分が出来ない限りは本当の意味での成長はない。

久々に激怒しました。練習の取り組み等で怒ることはあまり無いと思います。しかし、それ以外の基本的な部分ができないことに対しては絶対に許してはいけない。「練習に来て真面目に練習すればいい」「足が速かったらいい」とは思っていません。もっと大切な事が分からない限りは部活動をやる意味自体がない。

どれだけ私の言いたいことが伝わるでしょうか。この辺りの成長がなければ上で戦うには厳しい。誰のためなのかを本当の意味で理解しなければ。きちんと考える能力を身に付けさせたいですね。私が怒るのは個人的な感情ではない。当たり前の事が出来ない時です。しっかりと考えさせたいと思います。
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ゴミ拾いをする

2009-07-16 | 陸上競技
昨日はクラスマッチでした。その疲れもあるだろうと思って練習はかなり軽めにしてしました。もう一度秋に向けての目標設定をさせて、自分達が何のためにやっているかを見つめ直させました。私は会議があったのでここに関しては完全に任せました。これくらいはさすがに自分達でわかるはずですから。

いろいろと思うことがあったので会議終了後選手全員に校内全てのゴミ拾いをさせました。クラスマッチがあって常識的な行動が出来ない者がいたようで紙コップや紙ゴミが散乱していました。基本的にあり得ない状態です。情けないですが…。自分の事しか考えない者がかなりいるというのだけは確かです。

選手は何を思いながらゴミ拾いをしたでしょうか?何で自分達がしなければいけないのか、という想いがあったのではないかと思います。先生に言われたから仕方なくという気持ちもあったかもしれません。純粋にきちんとしなければいけないと感じたかもしれません。

ゴミはきちんと捨てる。当たり前の事ですし、最も基本的な事ですし。それができなければ様々な人に迷惑をかける。自分さえ良ければいいんだという行動は絶対に許してはいけないことなのです。これはチームの在り方にもつながっていくと思っています。基本的な事ができない選手を育てる気はありません。きちんと理解してもらいたい。これが分かるかどうかで大きな差になります。

何を求められているのか。こちらからはヒントを与えましたが詳しくは選手に考えさせました。ゴミ拾い後は自分達で守るべき約束事について考えさせました。大切な事だと思います。何のためにやっていくのかの指針となる部分です。

これに関してはまだ書きたいことがいくつかあります。また書きます。きちんと意味を理解できる人間になってもらいたいと思います…。
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