kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

疲労困憊

2019-10-16 | 陸上競技
更新できていません。かなりの疲労があります。今更ながら夏の疲れが出てきたのか。地道に更新するエネルギーが不足しています。なんだろうこれは。

国体期間中に「サントリーセサミン」の無料サンプルプレゼントというのがありました。応募してみたら当たっていました。とりあえず1日4粒飲むようにしてみました。それでも疲労感は取れません。

何人かには話をしていますが、心身共にかなりダメージを受けています。結構なレベルです。過去最高レベルのストレスかもしれない。耐えられるかどうか。若干の崩壊しつつあります。考えさせられます。

もう少し休息させてください。枯渇しているエネルギーをなんとかしたいと思ってはいます。結構ノンストップでやっていたので思ったよりも疲れているようです。

代わりに最近食べたラーメンの画像を載せておきます。それなりに食欲はあるので。


下関の練習会の時に食べた門司の太平山。安定の美味しさ。


防府市中にあるまるにぼ。増税にともない若干のメニュー変更。つけ麺。




茨城で徳島のysn先生から「スタミナラーメンが美味しいですよ」と言われて我慢できなくなり近くのラーメン屋にたべにいく。後悔先に立たず。ラーメンの1杯を外すと精神的なダメージがかなりある。スタミナラーメン食べに行けばよかった。


茨城の宿舎の大将が昼間にやっている食堂でのラーメン。醤油。大将自らかなりハードルを上げていたので期待して行ったけど普通。好みの問題か?!


勝田駅周辺にあったラーメン屋。塩ラーメン。普通。というかほとんど印象に残らなかった。


勝田駅周辺の韓国料理屋さんで食べた「じゃがいもラーメン」。ラーメン?!という感じ。まーまー好き。

帰る日に慌てて食べたしらす丼。生シラスかと期待していたが残念。美味しかった。

某所で食べた鯛潮ラーメン。紅葉おろしを少しずつスープに混ぜながら食べると味に変化が生まれる。これはなかなか。

岡山の競技場の近くにあった池袋の節骨ラーメン。前も行ったことがある。濃厚で美味しい。是非また行きたい。

某所で食べた尾道ラーメン。そこにホルモンが入っている。本当は爆弾屋のつけ麺が食べたかったのだがなかったのでこちらで。これはこれで美味しい。ホルモンとラーメンは最高の組み合わせ(笑)

周南市にある鷄そば。つけ麺を。ここも安定して美味しい。好き。

ここまで食べたら「セサミン飲んでも不健康やろ?!」というツッコミが入るかもしれませんが。ラーメン食べ歩きが唯一のストレス発散になるのかもしれません。

楽しんでいると思われるかもしれません。それなりにです。とにかく疲れているのだけは本当です。また書きます。多分。


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中国新人終わる

2019-10-14 | 陸上競技
県総体以後の大きな目標にしていた中国新人が終わりました。ここにたどり着けるかどうか大きな課題がありました。

中国新人出場が決まってからスタート地点に立つまで。本当にスタートできるのか、出場できるのかという部分がありました。本当に様々な事がありましたが「立つ」事ができました。

私自身疲れ果てました。本当に疲れました。過去最高かもしれません。競技をしたいと思っています。そこに向けて私自身のスタンスや組織づくりについて考え直そうと思っています。

出場できました。そこに尽きる。
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国体を振り返って

2019-10-10 | 陸上競技
今回の茨城国体、自分が直接指導している選手の参加はありませんでした。ほぼ毎年のように参加してくれていたのでそういう意味では寂しいなと感じる部分でした。やはり全国の舞台で自分の所の選手が戦う姿を見たい。またこの舞台に一緒に立てたらなと思っています。

去年、今年とヨンパの選手が連続で入賞してくれました。これは私が云々ではなく選手と顧問の先生方の普段の取り組みが大きな舞台で出た結果です。少しばかりサポートできたかなと感じていますが。

特に今年はkrk君の技術的な指導を継続してさせてもらえていたので目の前でレースを見ることができたのは私にとっては大きな意味を持ちます。こういう機会を与えてもらえたkd先生には感謝の気持ちでいっぱいです。これまでもkd先生に育ててもらってきたと思っています。今の私の指導があるのは間違いなくkd先生の存在が大きい。

そのkd先生が総監督をしている国体でkrk君が日本一になったらどれだけ素晴らしいことか。この1年間はそのことを考えて指導にあたっていました。恩返しができる機会はそれほどありません。こういう部分で私が出来ることはやりたい。夏以降ほぼ休みのない日程で動いてきました。身体がキツいなと感じる部分はありましたが、グランドに立っている間は「何が出来るだろうか」を探る時間になっていました。私にとっては幸せな時間でした。

この国体に向けての取り組みはblogに継続的に書いてきました。krk君が新聞のコメントに書いていましたがインターハイ後は「体幹トレーニング」と「走り込み」に時間を費やしてきました。インターハイ後の数週間はkd先生が最大スピードアップのためのメニューを組んでショートスプリントを上げる。合同練習では県内のロングスプリント選手を集めて質の高い走練習をする。これにより全体のレベルが上がってきた気がします。

国体が終わって改めて思うこと。私は本当に役に立てたかどうかという部分。一昨年からogw先生が総務に入ってくれています。このことによりこれまで滞っていた裏方の部分が随分スムーズになりました。kd先生の負担は大きく減ったと思います。それぞれが役割を認識して動くという部分だと思います。

しかし、私自身はどうだったか。2人が日本一になることで「役割を果たす」つもりでした。400mHで2位、110mHで3位。一人で13点獲得した部分に対して一部は貢献できたかなという気はします。日本一を目指してやってきました。ライバルが強かったというのはありますがkrk君も本当に強かったと思います。勝たせてあげることができたのではないか。その想いが強くありました。

もう一つ心の中にもどかしさがありました。この舞台に自分が指導している選手がいないこと。前からずっと「日本一」を大きな目標に掲げています。実際はまだまだ遠い。それでも諦めずに日本一を目指したいなと思っています。目の前で「日本一」を本気で目指しているkd先生とkrk君の姿を近くで見てきて「今の自分は何をしているのだろうか」という気持ちになりました。色々なものが足りないのではないかなと痛感しました。学びたい。

それに伴う様々な感情があります。情けない気持ちと本当にやりたいなと思うこととの大きな距離。技術的な話だけではない。

うまく書けません。コントロールしなければいけない。そう思います。
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茨城国体〜ショートハードル〜

2019-10-09 | 陸上競技
3日目。この日は少年女子Bの100mHと少年共通110mHが。krk君は前日の疲れがあったようで前日はかなり早い時間に寝ていたようです。流石にでしょうね。今年はこれまで国体と比べて大きく日程が変更されていました。ショートハードルは4日目にまとめて実施されていたと思うのですが。それによりkrk君は休息が取れずにショートハードルに挑むことに。

朝からかなり寒い。天候も雨予報。どうなるのか分からない状態でした。お願いしてホッカイロを準備してもらうことに。さらにアップジェルを探したりロングTシャツを準備したりと私にできることは最大限に。筋温を保つことが必要。本当に寒かった。少年女子Bに出場するのは中学生でしたからこちらも細心の注意を払って行動をします。

前日にアップに付き合いました。良くも悪くも中学生。潜在能力はすごいなと感じました。そこも踏まえて少しアップには工夫を。以前聞いた時に「しっかりアップをして疲れた」という話があったのでそこも考慮しながら。krk君と話をしている時に「俺、中学時代アップしたことないっす」と言っていました。本当にないのだと思います。アップの必要性を感じていなかったのもあるのだろうなと。そういう部分も含めてアップには工夫を。

軽くジョグをしてから体ほぐしをしたら走れるようですが流石に少ないのだ反発系を少し。これは以前合宿などでやっているので大丈夫。さらにワンステップハードルをハードルなしで実施。股関節周りに刺激を入れてしっかりと身体が動くように。身体能力はかなり高いのでそれを引き出す動きを入れていくことが必要になるかなと。手を替え品を替えアップを。あとは身体が冷えないように工夫をしておきました。

レース自体は走り始める直前から雨が降り出して気温が低い中でのレース。16度くらいだったのでは。寒がっていました。ベスト更新とは行きませんでしたが今の力は出し切れたのではないかなと思っています。「楽しかった」といってくれていたのでこちらとしても役割は果たせたかなと。

まだまだ磨かれていないという印象です。詳しくは書きませんがきちんとした練習を継続していけば全国で戦えるレベルになると思います。まだまだ「中学生」です。本当に必要な部分が足りないかなと。今回、合宿などで取り組んできた「1台目までの入り」に関しては良く出来たかなと感じています。これから先の伸び代はすごい。

同時展開でkrk君の110mH。とても1人では2人の対応ができないのでogw先生に手伝ってもらいました。総務の仕事がありながら申し訳ないところですが頼らざるを得ない。100mHを見て戻ってきた時にハードルを越えていました。いや、ピッチが遅い。そう思って話を聞くと「軽く跳んだだけ」とのこと。普通に走っている割には遅かったのですが速い(笑)。疲れもあると思いますが感じ的には良いかなと。

この時もかなり寒い。コートを持ってきて召集後に着ておくように指示。雨も降っていますしとにかく寒さ対策をしなけらばいけないなと考えていました。招集所からスタート地点に行く途中に「動いておくように!」と声をかけると「踊っておきます!」との返事(笑)。安心しました。こういう部分はかなり敏感に感じ取ってくれているのかなと。パフォーマンスに影響する部分ですからね。

レース自体は本当に寒かった。スタート少し遅れましたがそこから追い上げる。本人曰く「9台目の所で大丈夫と思った」とのこと。ハイスピードなレースで周りを気にする余裕がある。寒い中で13秒73の県記録更新。やはり強い。レースの流れがきちんといけば十分戦える。そう感じるレースでした。

それでもまだ改善できる部分がある。リードアームで抑えることとハードルインターバルの走り。決勝前のアップではその辺りのことを本人と確認しながら。やりたい動きと本人の感覚のすり合わせを。最後の部分で「やりたいこと」があるということだったのでその前段階で必要だと感じることを。アップの部分で「タンブリング」を。これはヨンパのアップの時もやっています。エアーのワンステップハードルとタンブリングをやると走りの感覚が良くなるようです。タンブリングはハードルに必要な部分だと思っています。

実際にハードルを越える。その時に意識する部分を作りました。走り自体が大きな部分があるのでそれをショートハードル用に変えておかなければいけません。予選前は時間が確保できませんでした。ヨンパの走りからきちんと切り替える時間が足りなかったなと感じていました。ヨンパとショートハードルのどちらでも勝負できる選手はいません。特殊な選手ということになります。ヨンパを前半13歩で行くのですからショートハードルのインターバルは狭すぎる。感覚を別物にしておく必要があると考えていました。

タンブリングのイメージを持って一気に降りてくる。「タタを速く」と言いますがこれは感覚的な話なので文字で示すのはなかなか難しいのですが。抜き足が遅れると走りのリズムが遅くなります。更に抜き足が開くと走りに繋がりません。ずっとその手の部分の練習を続けていました。感覚的に合う部分もあったのだと思います。何本かやる中でかなり動きにキレが出できました。これならいけるんじゃないかなという手応えも。

実際のレース、「勝てるんじゃないか」という期待がありました。上位選手はIHでも1.2位になっています。そこと戦えるかどうかは分かりませんが何かやってくれるのではないかなという期待をさせてくれました。スタートがいつもと比べるとかなり良い。先行されている選手に少しずつ追いついていきます。スムーズなハードリングでした。走りもしっかり刻める。良い走りができていました。10台目を越えてから一気に追い込む。追い風参考ながら13秒49!見事3位入賞でした。サブ種目というのもありますがそれでも十分戦えるというのが実証されました。kd先生もガッツポーズで喜んでくれていました。krk君の活躍もkd先生の喜ぶ姿も私にとっては特別です。本当に嬉しく感じました。

表彰式を終えてkd先生とkrk君が写真撮影。kd先生は照れていましたがここは半ば強引に。メダルを2つ獲得しています。kd先生の首に銀メダルを掛けて撮影。2人とも良い表情でした。ありがたいことに私もkrk君と一緒に撮影させてもらいました。私は国体で関わってきただけなのですが。「ハードルでここまで来れたのは先生のお陰です」と保護者から言ってもらえました。ありがたいことです。

その場にいたコーチ陣も一緒にという事で。




貴重な写真を撮ることができたなと思っています。なかなかできる経験ではないので本当にありがたいなと感じています。

前の記事にも書きましたが私が何かできたかは分かりません。必要とされていることができたかどうか。コーチとしてきちんと関われたか。明確な答えがあるわけではありません。なにができたのか分からない。それでもこうやってみんなで笑顔で写真が撮れたというのは意味のあることだと思います。

かなりの疲労感でした。心地よい疲労なのか心身共に疲れ果てたのか。ここも疲れ過ぎてよく分からない感覚でした。

また書けたら書きます。多分。
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茨城国体〜少年400mH〜

2019-10-08 | 陸上競技

続き。

 
茨城国体で日本一。kd先生とkrk君をサポートしながら進めてきました。今年は例年になく練習会を実施し、そこで指導をさせてもらうという機会が頻繁にありました。2年生の初め頃から「ヨンパで日本一」を目指して取り組んできました。まだまだ伸び代がありこれからが楽しみな選手。きちんと走れれば50秒台も可能だと感じていました。
 
国体前日刺激はメイン競技場で。風の状態を見ながらでした。走り自体は全く問題なし。練習は9レーンでしか跳べません。予算は3レーン。9レーンで走っていてもスピードが出すぎて外に振られます。一緒に見ていたkd先生からも指摘を受けていました。右肩が開くのでその部分を意識する。歩いて戻るときに「リードアームの使い方」を意識しながら歩いていました。結果、走りが完全に改善される。見事。最後に150を1本走るということでした。「レース3レーンなので3レーンでスピード意識しながら走ってもいいですか?」と自ら申し出てきました。こういう部分はよく考えているなと思います。
 
大会1日目の1次アップ。それなりに動いて終わり。もう少し動いたほうが良いのかなと思っていましたが「予選に向けて」という意味付けで実施。アップ終了後、フィニッシュ地点にクローバーがあったので「四つ葉のクローバーがあったら勝てる」というのでひたすら探す。20分くらい探したでしょうか。本当に本人が見つけました。すごい話です。





 
予選。アップの時に少し硬くなっているかなという気はしました。私自身はサポートしながらある程度の戦略を伝える。レースの流れを伝えながら。サブトラックと競技場の向きが違います。風の条件も違う。その辺りは意識していました。レース自体は1台目がかなり詰まる。それにより流れが作れませんでした。無理やり5台目まで13歩で行って6台目が逆脚。流れが悪い中で追い上げていき2位になった時点で流して3位。「1台目が合わなくて混乱した」とのこと。2位だとアウトレーンになるために最後順位調整をしたということでした。
 
関わり方を反省しました。気負いすぎる部分をサポートしないといけないのにそれが出来なかった。レース展開ばかり意識しすぎて必要なことができない。kd先生から「考えずに行くほうが良い」と言われました。感覚的に鋭いので余計な情報を与えないほうが良いということだと思います。本人の性格を一番把握しているkd先生。私が出すぎることはマイナスになるなと。「~したほうが良い」というアドバイスは技術的なことだけにするように心がけることにしました。
 
2日目の朝、準決勝のための1次アップ。ハードルと跳んでおきたいということだったのでそれに合わせて。本人が「こうしたい」というのに合わせて動くようにしました。ここから動画を撮って本人の感覚と動きのすり合わせをするようにしました。やりたいと思っている動きと実際の動きがどのように違うのかも把握したいので。良い動きでした。「いいっす」ということで1本で終了。本アップの最後に刺激として150mを1本。前半の13歩を意識して走ったということでしたがかなりスピードが出ていました。
 
準決勝。9レーン。優勝候補の選手が内側のレーンに。離れていたので関係なく前半からしっかりと走っていました。4代台目まで13歩で。6台目が利き足で跳べたので流れも崩れず。8台目までで3人が並ぶ状況。9台目を越えて横を確認する。更に10台目を越えても確認。余裕をもって2位でフィニッシュ。51秒06で県記録更新して決勝へ。理想的なレースだったと思います。10台目を越えてから強いので力を出し切れば50秒台に入っていたと思います。
 
決勝、5レーン。優勝候補の選手が4レーン。IHと全く同じ展開でした。前半から同じ流れで進んでいく。3-4台目でライバルがスピードを上げる感じがありました。そこで一気に差が詰まる。1歩前を行かれる。それでも4台目まで13歩で走ってそこから切り替える。直線に入るときには少し遅れていました。10台目を越えた時点で差がありましたが追い込む。届きませんでした。51秒29で2位。IHが3位でしたから順位を1つ上げてのメダルとなりました。
 
レーンが逆だったらどうだったか。分からない部分ですが。また違う展開になっていたと思います。マークされていたのは間違いないと思います。悔しさも大きいですがタイムとしても立派な記録だと思います。日本一を目指してやってきたので「満足」
はkrk君にもkd先生にもないかもしれません。私が何かの役に立ったのかもわかりません。関わり方としても良かったのかどうか。私が余計なことをしてしまったかもしれない。それがなければ勝っていたのかもしれない。「たられば」なので何とも言えない部分ですが。
 
国体のコーチとして15年近く指導に関わらせてもらっています。指導させてもらえる中で多くのことが学べています。「自分が関わったから結果が出た」とは思いません。このblogを読んでいる方がどのように感じるかは分からないですが。必要なことを必要に応じて提供する。そういう部分が必要なのかなと。2年近くkrk君の指導に関わらせてもらえました。ここまで感覚が鋭い選手は初めて出会いました。貴重な財産だと思っています。
 
表彰式が終わってkrk君とymd選手と一緒に写真を。それとは別にnsy選手も含めて「ヨンパチーム」として一緒に。こうやって撮影できることは本当に嬉しいなと思いますし、誇らしく感じます。「またkanekoが・・・」と思われるのかもしれません。これはとらえ方によって違うと思いますが。記念になる写真が撮れたというのは大きいなと思います





 
今回の国体の得点源になるであろう400mH。2種目で上位入賞が出来ました。少しは役割が果たせたでしょうか。こうやって指導する中で「自分が指導する選手で日本一を目指したい」と強く感じるようになりました。今初めてではなく前からずっと思っていたのですが、今回の経験でその想いはさらに大きくなる。指導者としての私自身の器がどれくらいなのかは分かりませんが。やるからにはそこを目指したいなと強く感じました。
 
また書きます。
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茨城国体〜成年400mH〜

2019-10-07 | 陸上競技
今回は前の記事にも書いていますが400mHで複数入賞が期待できる状況でした。付き合いが長い成年選手達や昨年から定期的に指導に関わらせてもらっているkrk君が自分達の力を出せれば決勝で戦えるという感じがありました。こちらもハイレベルな選手達と関わらせてもらえる部分に感謝しています。

成年女子のnsy選手は高校時代に400mHの県記録を更新しました。更新した記録は私が以前メニューを毎日作っていた選手が出した記録。感慨深いものがありました。その記録は数ヶ月後に別の選手に塗り替えられることになるのですが。

昨年、初めての国体代表になりました。高校3年時は100mHしかなかったので基準記録に遠かったので。少しずつ記録を縮めていき昨年は念願の400mHでの代表へ。最後のヨンパのレースになると迎えた福井国体。スタートして直後にスターターのピストルの暴発。それにより数人がスピードを緩める。が、誰も止まらないので再加速して走り始める。納得できる形ではないので上訴しましたが認められず。直接説明をするというので本人が聞きに行きましたが出てきた時には涙が止まらない状態でした。納得できない部分でした。

それから1年間。まだ競技を続けてくれています。そうやって勝ち取った国体代表。中国選手権で大会記録で優勝し直前の大会でも60秒10の自己ベストを出す。更には念願の教員採用試験への合格。夢に向かって進みながらもこうやって競技でも結果を出してくれる姿を近くで観れるというのはありがたいですね。

今回はバックストレートが向かい風。本人にとっては不利なレース展開になります。前半型の選手が楽に走れるので後半にエネルギーが残る。nsy選手は典型的な後半型。そこまでに差をつけられてしまう。それは前から分かっていることなので。

レース自体はホームストレートが強烈な向かい風でした。流れとしてはnsy選手は自分の力を出せていたと思います。ラスト100mが持ち味なのですがそこが強烈な向かい風。全く進まないくらいの風でした。前半でつけられた差を少しずつ詰めることができましたが届かず。タイムとしては本人は納得できないかもしれませんが昨年のように「力を出しきれない」というレースではありませんでした。良い表情をしてくれていました。

成年男子のymd選手。昨年4位入賞。あと一歩でメダルという所まで来ていました。レースまでに話を聞いておきたいなと思っていたことがありました。6年ぶりに自己ベストを更新していました。6年前の49秒台と今の49秒台の違い。大学時代のベストは「勢い」で出したと言っていました。今は「400mHのレースをしている」と。力の配分を含めて400mを全て使って力を出し切る。途中でガス欠を起こすようなレースや力が余ってしまうレースをしないという事でした。大きなことだと思います。経験値が高いから分かってくることも多いと思います。

予選。事前にレース展開を聞いていました。本人の話していた通りの展開。10台目を越えてからしっかりと走って2着で決勝進出。ホームストレートが強烈な向かい風だったので9-10をとっさに17歩に切り替えたということでした。判断ができたおかげで大きな減速をすることなく走れたのだと思います。冷静。

決勝は9レーン。前半から内側の選手達が飛ばしてきます。それでも自分のレース展開を保つ。流れはymd選手のいつも通りの感じ。15歩になってからしっかりと走れていました。直線に入ってから全体のスピードが鈍ってくる中でスピードを維持して10台目を越える。怒涛の追い上げをしてくれました。

結果は4位!!2年連続で入賞でした。本当にすごい走りでした。メダルまであと一歩のところでした。数年間結果が出なくてもどかしい時期もあったと思います。それを乗り越えての連続入賞。リーダー的な存在。チームを引っ張ってくれています。働きながら競技に取り組み、結果を出してくれる姿は周りの選手にとっても大きな刺激になります。

nsy選手は本来であれば早い便で帰る予定でした。しかし、krk君とymd選手のレースが見たい、サポートしたいと申し出てくれました。レースが終わるまで現地に残って応援&サポートしてくれることに。これもありがたいなと思います。

男女400mHの選手がチームで一番歳上という形でした。長男長女という感じでしょうか。我々とは違う形で少年選手と関わってくれます。これも学校のチームとは違う国体の醍醐味なのかなと感じました。

成年選手はそれぞれの役割を果たしてくれたと思います。こういう時間を共有できる。幸せな時間だと思います。

また書きます。
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茨城国体2

2019-10-07 | 陸上競技
記録として。

今回は日本一を目指して国体へ。少年共通の400mHではインターハイ3位に入っているkrk君、先日の全日本実業団対抗で山口県記録を更新したymd選手、国体直前のレースで60秒10のベストを更新して念願の60秒切りまであと一歩の所まで来ているnsy選手の3人が初日からのレースに出場。中日に少年Bの100mHと少年共通の110mH。

成年選手は自分達の流れの中で。サポートが必要な時にだけ関わるという形です。専属のコーチが付いていたりもするので我々は本当にサポートをするという形です。

今回は半ば強引に「Tシャツを作る」という部分をお願いしました。まずは少年選手とコーチ陣だけでも。一体感が欲しいなというのがありました。数日間だけでもチームとして組織できたら良いのかなと。かなり派手なものを。蛍光イエロー、蛍光ピンク、オレンジの3色。どこにいても目立つ部分があります。





40歳を過ぎたおっさん達が蛍光イエローと蛍光ピンクを来て歩き回るというのは異様な光景だと思います。それでもこうやってアプローチしていけたらいいのかなと。気持ちを盛り上げていくための手段として何ができるか。これも我々の役割だと勝手に思っています。

試合の期間中かなり歩きました。











意識的に歩いた部分もあります。総務や総監督の負担を少しでも減らせたらなと。他県と比べて圧倒的にスタッフが少ないというのはあります。それでもやろうと思えば雑用なども含めて動かないといけません。サポートするというのは様々なことがあります。

宿舎から近くのコンビニが900mくらいあったというのも影響していたと思います。朝練の散歩でかなりの時間をかけた散歩をすることになります。競技場から旅館までは10分強で着きます。これまでのことを考えるとかなり楽でした。1時間以上かけて移動するというのはさすがに疲れますからね。

宿舎に関して書き尽くせない部分はあります。旅館に露天風呂があるという話でした。状況としては...。






いや、すごい。

国体について書いておきたいのですがその前にという部分。

記録しておきます。

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茨城国体

2019-10-06 | 陸上競技
余力ないので記録だけ。

krk君が準決勝で51秒06の山口県記録を更新。決勝では惜しくも2位でしたが51秒29の好記録。少しだけですがサポートはできたかなと思います。成年選手のymd選手は自分の走りをしっかりとしてくれました。50秒73で4位。2年連続入賞です。

また余裕が出てきたら書きます。そこにたどり着けず。毎日2万5千歩以上歩いています。
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テスト週間前の練習

2019-10-02 | 陸上競技
火曜日。この日は私が国体に出発する前の最後の練習になります。また、翌週の水曜日からテストになるのでこの日にしっかりと負荷をかけておきたいなという感じがありました。天気予報も崩れる感じがあったので絶妙のタイミングですね。

練習は補強系を省略しながら。走ると決めた日に補強に時間を割くと全く時間の確保ができなくなります。優先事項を考えた時にはやはり「走るための準備」を優先することになります。走らないといけない部分があるので。まーこの辺りも見極めながらですね。

バランス系をやってからコンディショニング。珍しくですね。アップの時間の省略のためというのもありますし、自分の身体の状態を把握するためというのもあります。この手の動きは様々なところで見ますが「狙い」がどこにあるか分からない部分もあります。周りがやっているから真似してやるという選手が多い気はします。意味を理解したやっていくというのはほぼない。ここも難しいところですが。

前日に慌てて作ったのでメニューが被っていたところがありました。これは申し訳ない。チェックが甘かったですね。翌日からの国体のことで各方面と連絡をしている時に「先生、これ二回やるんですか?」と聞かれました。壁抜きを2回にしていたりハードルドリルが3足から始まっていたりとなかなかのミス。「メニュー通りやる」という事しか出来ない頭にない選手であれば考えずにそのままやっていたと思います。「これおかしいな」と思えるからこそこちらに聞いてくる。当然といえば当然なのですが。

その後はスイッチング&スキップをやってから加速段階練習。ここはかなり時間を割きました。段階を追っての練習。タイヤ引き、タイヤ引きバウンディング、チューブ5歩、前半マーク、SDの流れ。壁とタイヤ押しも入っていました。スタート練習でスタブロから出ればそれで走りが作れるというのであれば簡単です。そこができないからどうするか。やりたい動きを明確にしてそれを抜き出して練習していく。最終段階がスタブロです。足運びや重心移動をきちんとやっていくから走りが作れる。なかなか時間がかかります。

この日の練習前に「腕振り」について話をしていました。見ていると何人かは歩きながら腕振りをしています。腕振り練習をするときと同じように肩甲骨から動かしている者も。ここは意識の問題だと思います。加速段階練習もスタブロから出るまでの時間で壁をやったりしています。こういう姿を見ると「何とかしてあげたい」とこちらも思うようになります。人情云々ではなく「想いに応える」のが我々の仕事だと思うので。

かなり時間をかけましたがそこからトーイング、10バトン、25並走。更にバトン合わせ。量を走るつもりはありません。スピードを出しながらやるべき動きをする。この日はバトンが安定しませんでした。もう少しコミュニケーションを取る必要があります。ここは本当に難しい。その日の調子や感覚を言葉にして相手に伝える。自分の思い込みで練習をしてしまうとバトンが渡りません。10バトンは流れていました。25並走も。これは後ろ側から走る選手の問題というのもあります。過信すると追いつくのが遅くなる。もっと細かく対応する必要がありますね。

スピードが上がってくるとこの辺りの部分の重要度が増します。きちんとやらないと大変なことになります。不安があった1-2走は合わせを最後に1本追加していました。2-3走はここでは詰まり気味になります。しかし、レースでは流れる。今は詰まり気味でやっておいた方がいいと判断しています。意図的に伸ばさず。県新人の準決勝、決勝では「待て」がかかっています。大きな減速をしていました。これでは中国新人は戦えないなという感覚があります。直前で練習するしかないという感じになりますが。感覚づくりにはかなり時間をかけています。もっと精度を上げたい。

本当はここから複合走をやりたかったのですが時間切れ。諦めてシャフト補強へ。トレーニングは絶対にやっておかなければいけません。走る時間を確保するだけではなく身体づくりは必須。これ以外まとまった時間がないのでここはやっておかなければいけません。

最後にT走とマーク走の組み合わせを。短長は本数を増やしました。T走を2本にして休憩をほぼ取らないで走るように。有酸素系ですね。うちのグランドでやれる範囲としてはこの辺りで対応するしかない。何故か女子の中間マークが長くなっているようでした。普段よりも1足長い。測った時にミスをしたのかもしれません。うちはメジャーを使いません。大抵は足長。これは足のサイズによって変わってきます。細かいところは細かいですがアバウトなところは本当にアバウト。まーきちんと測る者を固定しておかなければいけないでしょうね。ミスが生まれる。

単純にマークを置いているわけではありません。きちんと考えてやってます。そうであれば1足長いというのは致命的。理由があってその足長にしているのです。見ていて感じた部分を徹底する。広いようであれば走りを見て修正する。そこは譲れない部分ですか。走り自体は良くなっています。ここはきちんと見極めながら。

この数年間、練習終了時間は必ず守っています。電車の関係かあるので。一本遅くなるとその後の行動が変わってきます。絶対に19時までには終わる。電車に乗せる。当たり前かもしれませんがこういう部分は約束を守ります。だから練習の流れが悪ければ途中で練習をカットする。きちんとできれば予定通りに終わるようにしていますが、もたもたすると終わらない。ここも見極めが必要。

ある程度のことはできました。十分かなと。後は疲労抜きをしながら取り組んでもらいたい。テスト週間か入ることも大きく影響します。勉強をしっかりしておいてもらわないといけない。私が不在だからといってふざけた学校生活を送るような事があってはいけない。信頼してはいますが何人かは...。

とりあえずここまで。まだあれこれ書きたいことはあるのですが。練習のことをきちんとまとめておく時間が取れました。

また書きます。多分。
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スピード刺激&良い走り

2019-10-02 | 陸上競技
月曜日。この日は7時間授業。国体期間中の授業が飛んできているので7分の6が授業。これはなかなかです。実際、かなりのペースで授業を進めていたのでこの段階でほぼテスト範囲を終えていました。自習でも対応できたのではないかなという気が(笑)ヘロヘロの状態でこの日を乗り越えるというのは心身共にキツいんですがやるしかない。

7時間目は私が不在の時の学校行事があるのでその準備。あれこれ指示を出しておかなければいけません。何をするのかをしっかりと考えておかなければいけません。1年生ですから「過去の経験」というものが生かされません。更には不在時をお願いする副担任もうちに転勤して来たばかり。そうなると「誰も分からない」という中でやらなければいけなくなります。不安しかない。だからこそある程度の対応して必要がある。放課後も少し準備。バタバタです。

練習は17時頃から開始。それほど量はやらない予定だったので大きな問題はありませんが。アップの部分はある程度省略して。バランス系、DM♾、縄跳び、台ドロップという流れで。スパイクを履いて「片脚スキップ」と「シザース」を。片足スキップはBDMを使いながら。シザースはチューブを使いながらBDMで。難しい部分はありますがこれをやっていく中でかなりの重心移動を生み出せました。やはりこの部分は大切。

チューブ5歩と前半マークをやってからトーイング。最大スピードを発揮するための練習です。女子と男子で組み合わせながら最大スピードを出すようにしました。女子の中国新人に向けての練習です。10バトンと25並走をやっている時に「あれ?」と感じる部分がありました。前日休んでいたからかもしれませんが3人がしっかりと走れている。じっくり見てみようかなと思ってあえて何も言わずに客観的に見ていました。

本人達の感覚をいつもなら確認するのですがこの日はその必要性がないなと感じていました。既に進んでいるので「どうか?」と聞く必要がない。ここ最近の感じてなかった感覚です。進まない時などは「どう?」と聞いて感覚を修正していきます。この日は本人達が分かっている感じがありました。

Saに後で聞いてみると「県新人以降、重心移動ができるようになった」と言っていました。色々な練習をしながら感覚づくりをやっていったのが少し形になったのかなと。進む感じがあるときはあれこれ言わない方が良いと思っています。何が良いのかだけは確認をさせますが。進むときはしっかりと進んでくれれば良い。余計な情報は混乱を生みます。

バトン合わせ。スピード感が出ているので見ていて楽しいですね。細かい部分の修正は必要になりますが総じて良いなと感じていました。今がレースだったらかなり良い走りができるなという手応えがありました。バトンを合わせる部分で課題にしていることがいくつもあります。最低限「高いスピードで渡す」というのがある。まだまだですが最近の中では一番いい感じでした。

最後に120-90を。ここも女子を中心に何人かはかなりスピードが出ていました。この走りができれば女子は間違いなく3人は12秒台です。試合で出せるようになるかだけです。これまでの経験的に「この感じがあれば」というのがあります。なかなか自信を持てないので試合で出しきれません。ここは何とか乗り越えてもらわないといけない部分かなと。私が教えて出来ることと出来ないこともある。

良い表情で練習をしている者が数名います。こうなると本当に強くなる。何を求めてやっていくか。自分のために良い練習ができれば自然に強くなる。これを今目の当たりにしている感じがあります。ここが強くなれるかどうかの大きな要素だと思っています。こちらも自信が持てます。今更ながらやっている方向性は間違っていないなという確信が持てます。

短時間での練習でしたがやはり必要なことがいくつも含まれていた感じがあります。スキップとシザースも上手くかみ合っていたのかもしれないなと。疲れが抜けてきているのもあるのかなと。いや、疲れはまだあるかな(笑)。それでも良い動きをする回数が増えてきているというのはこちらも楽しい。

バタバタでしたが、良い練習ができたというのが一番大きいですね。その瞬間だけでも疲れが吹っ飛びます。本当に一瞬でしたが(笑)
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