goo blog サービス終了のお知らせ 

kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

指導の話

2022-05-03 | 陸上競技
少しは指導のことも。こちらはほぼおまけになっていますが。まー書けることを書いておきたいと思います。

指導に対する情熱は驚くほど冷めかけています。これまでの人生の中でも何度かありましたが。費用対効果というか。今本当に指導することが必要なのかどうか。この数年間ずっと考えさせられています。別に指導をしなくてもやっていける気はしています。学んだことを還元しないというのはもったいない気もしますが、私自身が「やりたい」と思うことに対してエネルギーを使うかどうかです。誰かから強制されるものでもないかなと。かなりの冷め具合です。よほどのことがない限りは別に指導する必要はないかなと考えています。

3日の火曜日。国体関係で関わってきたnun選手が山口に戻ってきていました。この子はsky出身。中学3年生の時の山口国体でハードルで入賞。インターハイも2位、大学でも400mHで58秒台、混成種目でも活躍していました。大学4年の時に大きな怪我をして数年かけて復帰。この子の追い込みかたは半端なかった。ちょうど私がtokushoでmakinoやkanaを指導していた時と同じ学年の選手です。tokusho最後の年だと思います。長崎国体でした。

先日連絡をもらって練習を競技場でするとのこと。タイミング良くなのかどうか分かりませんがこちらも競技場練習でした。300mHをやるということなので動画を撮ったりすることに。この日のメインは私の中では既にここでした(笑)4年ぶりの出場ということでした。全日本実業団の参加標準が65秒らしくそれを切りたいと。関東では大会出場の際に基準記録があるらしく、他の大会に参加するためにもある程度の記録が必要だと。

話を聞くと23歩から16歩でいって途中から17歩に切り替えると。久々ですし感じがどうかなと思いながら見ていました。動画を撮りましたが「のんびり」という走りになっています。目的が「16歩で走る」という部分になっていてテンポ走のようになっています。走るというよりもリズムを取っているという感じになっています。

動画を見せながらどうするか相談。別に私が指導しているわけではないので本人の感覚に合わせた方がいいと思っています。普段1人でやっているということなのでその部分の擦り合わせは必要なのかなと。客観視したら24歩の17歩の方がいいと思っています。4年前の怪我をする前は400m自体も56秒くらいでは走っていたはずです。今はそこまでのスプリントはないでしょう。それが23歩でいくというのは厳しい。大きくなり過ぎて走れていません。その辺りのことを指摘しながら。対話ができるのでこういう時間は私にとって大きなことだと思います。

強制的にレースプランを変える気はありません。本人が決めることです。何度かコミュニケーションを取りながら話していく中で24歩17歩の方がしっくり来ると言っていました。合わせてもらったのかもしれませんが。実際のレースでどうなるか分かりません。見てみたいなという気はあります。が、県選手権に行くという気になれない自分自身もいます。行く意味があるのかどうか。審判もかなり少なく負担が大き過ぎるというのも要因ではあります。ここは考え中。

午後からは親しい指導者に頼まれてスプリントの基礎を教えるために学校に行くことに。ymc高校へ。去年から何度も指導させてもらっています。私自身は「強い選手を指導したい」というのはそれほどありません。一生懸命に強くなりたいと思う選手に対して何かできればなと考えています。ここは学校を問わずです。最近はこの想いが強くなっています。だからこそクラブチームがいいのかなと。またはこんな感じで頼まれた所に行って必要なことを指導するというのもやり甲斐があるなと。

先日gt先生から「リレーについて教えてよ」と言われました。チーム作りのために必要だと感じているとのこと。そういう場面で指導できる方が自分自身が「楽しい」と思えるのかなと。これも実際にやってみないと分からない部分ではありますが。

そんなこんなで指導をさせてもらうことに。私がこんな感じだから気を遣って指導に関わる場面を設定してくれたのかなという気もしています。ほとんどが素人。補強も走りも全くできません。きちんと活動をするというところからスタートしないといけない感じだと思います。それでも私が役に立つのであればという気持ちはあります。お世話になってきていますから。こういう部分は自分でいうのもなんですが「恩義」に対しては絶対的に返したいと思っています。こういう形でしか返せないものがあると思っています。

補強も動きの基礎も本当に最低限にしました。こういう時に詰め込むと良いことはありません。あれもこれもやって中途半端になるというのは無意味。他の競技と違って地味です。練習に様々な道具を使うというのも少ない。野球やサッカーのように派手さはありません。だからこそ身体作りと基礎基本が徹底できるかどうかです。速い選手は最初からある程度速い。目の前にいる子たちは「陸上競技をやってみよう」という感じです。そこに対して何を提供するかです。

楽しいことをやる方がいいのかもしれません。クラブチームを作るのであればその方がいいのかな。が、競技をしようと思えばある程度しんどいこと、地味なことを継続的にやらなければいけません。ここは外せない。そうであれば最初の段階でこういう基礎基本を教えておく必要があるのかなと。まー本当に地味でしたが。

2時間程度でした。本当に最低限のことをしました。また明日も午後から行くことになりました。元々約束してたのかな?記憶がないですが、「明日も大丈夫やろ?」みたいな流れだったので行くことに。まー気分転換にもなりますし。2時間で何ができるかも考えながらですね。

一応指導のことも書いておきます。ガンガンやるほどの熱は今は持ち合わせていません。結構本気で辞めてもいいなと思うくらいの気持ちですから。指導の在り方についても考えていけたらと思っています。こうやって請われて指導する方がどのレベルであっても楽しいのかもしれません。考えさせられます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

エビの話

2022-05-03 | 陸上競技
今度はレッドビーシュリンプのことを。これも成長を記録しておきたいと思います。何度も何度も失敗しています。どうすれば上手く育てられるか。こちらは動きがあるのでしっかりと観察をしながらやっていきたいと思っています。

長崎のお土産をもらいました。わざわざ手渡しでもらいました。

えび煎餅(笑)いやいや。せっかくなので水槽の前で写真を撮っておくことかしました。市民権を得ています。こういう癒しの空間があるというのは重要なことだと考えています。これが話題となりあれこれやりとりができるからです。「無駄だ」という人もいるのかもしれません。が、実際問題エビに関わることで会話は増えます。感覚の問題だと思います。

水槽をずっと見ていると気づくこともあります。変化があります。

わかりにくいかもしれませんが、このエビは一番最初に近くのお店で購入した個体です。元々色が薄く白い部分が弱かったのですが気がつくと白から透明になっています。

ネット購入した個体がこちら。違いに気づいてもらえるでしょうか?




白い部分の鮮やかさが全く違います。

こうみるとひょっとして白が薄くなって透明になっている個体は弱っているのではないかという不安になります。育て始めて1ヶ月近く経過しています。一番最初に購入した個体なので随分水にも適応していると思います。バクテリアの関係で1ヶ月くらいはパイロットフィッシュを入れて様子を見るのが普通です。今回は植物を多めに入れて有機物などの分解が進むように工夫しました。これまではウィローモスといわれる水草だけでしたが今回は地面に生えてくる植物も入れています。そのおかげが水槽は比較的安定しています。

この違いは分かりません。これまで⭐︎になる時には色が悪くなるというのがありました。そして全く動かなくなります。今回は色が薄くなっていますが動いています。脱皮をする寸前なのかなという気もしています。これも観察しなければ分からない部分です。見続けることで何かが変わったことに気づきます。水槽内の環境を守り続けないといけないと考えています。

レッドビーシュリンプ。たまらなく愛おしいです。ツマツマ動いている姿は本当に癒されます。時間があっという間に過ぎてしまいます。何とか成長させて抱卵→孵化させてみたいです。

勉強したいと思います。





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

植物の成長

2022-05-03 | 陸上競技
記録として。

先週の木曜日に教室にひまわりを植えました。気になっていたのですが休みの日も水やりだけはしていました。で、月曜日に生徒から言われて気づく。




すでに芽が出かけています。いや、早い。時期的なものもあるのかもしれません。数日間で芽が出るというのはなかなかありませんでした。気温が上がっているのも影響していると思います。この勢いですぐに双葉が出てくるのは間違いないかなと。時間が経過しているのを感じとることができますね。

更に栽培しているトマト。




こんなに育ちました。植木鉢で育てているので限界があるのかもしれませんが。元々小さなパックで育つトマトというウリでしたが、増えたので植え替えていました。大きな植木鉢にら栄養剤も入れています。あっという間に大きくなる。添え木が必要になるくらいかもしれません。

更に苺。これもどれだけ間引いたら良いのか分からないまま育てています。少し前がこんな感じ。



今朝撮影した苺がこちら。


かなり育っています。これまで何度も苺を育てるのに失敗してきました。今度こそはという気持ちがあります。連休ですがこまめに気にかけています。まだ株が多いのかもしれません。どれだけ間引いたら良いのか。この植木鉢にどれくらいの株が適しているのか。全く分かりませんが。

植物の成長は見ていて楽しい。瞬間瞬間では変化はありませんが、時間をかけて確実に成長している。人の成長も同じかもしれません。内面の変化は周りからはわかりませんが、確実に起きている。起きないというのであればそれは「止まっている」のです。私自身色々と考えることがあります。競技とどのように向き合うかも考えながら。

植物成長日記として残しておきます。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ハードル練習会をする

2022-05-01 | 陸上競技

陸上競技のことに関して。ほとんど書いていません。「指導の在り方」について自問自答しています。これから陸上競技に関わるか。高校の指導をするのか。クラブチームを作るのか。それとも退くのか。世の中には「優秀な指導者」がたくさんいると思います。自分なりに勉強してきたつもりです。考えても来ました。が、それに何か意味があるのか。そういう感情が自分の中で大きくなりつつあります。結構まじめに。

 

4月30日の土曜の午後。ハードル練習会をしました。継続的にやってきました。これも意味があるのかどうかは不明。自己満足なのかもしれません。毎回参加してもらえる選手も複数名います。これもありがたいことです。必要とされているのか、指導者が半強制的に連れてくるのか。ここも微妙なところではありますが、「何かやろう」と思うときには「半強制的」な部分が必要だと持っています。最初は「よくわからない」のです。それでも「虎の穴」に押し込まれたら「やるのが当たり前」になっていきます。自分なりにやるという部分から抜け出せるかどうか。派手さはないかもしれませんが。

 

この日も基本的なことを少し。1年生が参加してくれている学校もありました。これは継続的にやってきた部分と異なるので難しいのかもしれません。見よう見まねでやっていく中で分かることもあると思います。知識偏重になって「技術的なこと」をやるだけではなく、「やってみる」ということも重要なのかなと改めて感じています。もちろん負荷がそれなりにかかりますからこちらも様子を見ながらかなと。

 

いつもと流れを変えてやる部分も。小さくコンパクトに動かす。これが必要だと思っています。が、動的な柔軟性などを考えるとアップの段階では大きく動かすことも必要。ハードルを使って大きく動かす。筋力的なことにもつながっていくと思います。ある程度のことをやる。そこからハードル連続抜きやワンステップハードルも。やりたい動きができないという選手もいます。が、数本やって終わりではなく「本数」をある程度やることできちんと狙いとする部分ができるようになります。ありがたいことに来ている選手は「なんとかしたい」と思ってやってくれている雰囲気があります。あまりにもモチベーションが低下しきっている私にとってはこういう場面はありがたいですね。本来の「指導」の在り方かなと思っています。

 

そこから一歩ハードル。ここも負担は大きいかもしれません。が、しっかりと踏み切って前方向に進むというのは必要です。ドリル的な動きもしますが「なんとかしていこうとする」というのが必要かなと思っています。「できない」「届かない」ではなく「どうすればいけるか」を考える必要があります。今まで感じていた部分ですが、「技術指導さえすれば強くなる」というのではない気がしています。何も指導をされていない選手でも結果を残すことはあります。「きれいに跳ぶ」ことを求めるのではなく、「ロスなく進む」ことができればいいのかなと。抜き足に関してはしっかり前にもってきて落とす。ここができない選手が多い。これに対してどのようにアプローチするのが良いか。探求心は尽きませんがこれが「継続的な思い」として自分の中に保てるかというのが今の一番の課題です。

 

そこから3歩ハードル。タータンを使って12台をセッティングしました。「専門的な練習」という位置づけでハードル練習会をやっています。100mH、110mH、400mHとそれぞれに必要な技術もあります。が、支部大会が終わってもう一度「何が何でもやる」という機会が必要ではないか。一人ではできない練習でも同じ種目をやっているライバルたちと一緒にやることで「やりとおす」というのができる気がしていました。そこで男女ともに400mHの高さでセッティングして12台。これを5分おきくらいに5本。珍しい練習ではないと思いますが。それでも「最後まで3歩で維持する」というのが難しい部分がある。特に最後の4台くらいでピッチが保てなくなります。そこをどう対応するか。

 

「最後まで行く」というのを求めました。間が跳べなくても次のハードルは越える。何度もハードルを越える練習です。途中で止めてしまう選手がいない。こういう状況で練習を見させてもらえるというのはこちらとしては救われます。ずいぶん気持ちが楽になりました。元々、「強くなりたい」と思う選手に対して「何とかしてあげたい」というのがあります。その「根本」の部分は忘れたくない。これができないのであれば「指導」する意味さえないかなと思っています。

 

更に5歩ハードルを3本。これも届かないようであれば6歩にしてもよい。男子は7台、女子は8台です。ある程度の距離をピッチを保ちながら走る。スピード練習というよりは「維持する」ための練習になり案す。こういう部分を繰り返すことで走りにもつながっていくと思っています。ピッチが上がらない選手や、ストライドの確保が苦手な選手はこういう形で「道具」を利用しながらやっていくと良いのかなと。前任校でよくやっていた「タタタ」も極端なことをいえば120mくらい置いてやっていくことで最後までピッチを維持することができる。100mミニハードルを置いてひたすら走るという練習をしているところもある。京都のrkn高校はミニハードルをかなり並べて動き続ける。この中で「正確な動き」であったり、「ピッチの維持」ができるようになるのだと思います。

 

表情としてはかなりいい感じの表情でした。こういう姿を見ると「指導する」ことの意味があるなと思います。これから先、ハードル練習会を継続するのかどうかは不明です。もう終わりにしてもいいかなと思っています。が、こうやって一生懸命にやろうとする選手がいるなら何らかの形で「陸上競技」に関わるのもありかなとは思います。必要とされているかどうかは分かりませんが。

 

少しだけ。本当に少しだけですが「指導」の意味を感じました。「やりたい」と思う選手たちに対してどう力になれるか。ここだと思っています。まとまりませんが。記録しておきます。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする