kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

道具を使いながら

2022-11-20 | 陸上競技

金曜日。この日もバタバタ。が、ふと水槽を見てみるとエビ水槽に変化が。

 


分かりにくいですが稚エビが2匹発見されました。何度も全滅の危機に瀕しながらです。なんどやってもエビ水槽は上手くいきません。ヤフオクで少しずつ購入し続けながら。このことはまた別に書けたらと思うのですが(笑)。ろ過装置について考えたり。水草の配置について考えたり。この稚エビがきちんと育つだろうか。ここは本当に分かりません。試行錯誤

 

練習に関してはこの日も別メニューということで。内容的には火曜日と重なる部分もあります。道具の準備などがあるのであまり変えると処理能力が追い付かなくなるかなと。多くのことをやるというのは目先を変えるという意味で大きな意味があると思っています。与える情報も「多く与える」と指導者側は「こんなことも知っている」という満足感を感じることができます。が、実際にはそれが「伝わる」か「伝わらない」かです。少し予定が変わるだけでも対応困る部分が見られる選手たちなのでしばらくは「安定してできる」ということが最優先かなと思っています。

 

上半身下半身をやりました。動きがいまいちでした(笑)。あとで聞いてみるとどうも「全身バキバキに筋肉痛」だったようです。火曜日のトレーニングと木曜日の練習で。逆に言うとこれくらいで「動けないくらいの筋肉痛」になるのであればやはり戦えないなと。前任校の女子はこれくらいのことは「平然」とやっていました。特別なことではありません。それがあるから「中学時代から比べると力が上がる」のだと思います。中学時代は「特に何もしなくても走れる」という状況があります。そのままの感覚で高校もできるだろうと思っていたら記録が伸びなかったというのはよくある話です。

 

それもあるので「半強制的」にでも身体づくりはやるべきだと思っています。「追い込む」ことだけを求めるつもりはありません。必要最低限のトレーニングをやっていく。今年の結果を踏まえて「自分が何を選ぶか」だと思っています。どれだけやっても「100%の練習」ができないのであれば「そこまでの選手」ということです。きれいごとは並べられても「厳しさ」を目の前にすると「力を抜いてしまう」というのであればやはり「同じことの繰り返し」になると思っています。そうであればわざわざ私が時間と労力を使って練習に付き合う必要はない。本当に「やりたい」と思ってくれる選手と一緒にやるほうがこちらも楽しいですから。

 

そこから間髪入れずに中臀筋補強。姿勢を維持するために必要な筋群です。そこを使えるようにしたいと思っているので練習の最初に刺激を入れておく。ここも重要なことだと思っています。そこからは簡単なドリルとスプリント練習。走るメニューをするときにはこの部分は最低限やっておきたいと思っています。走りの基礎をどのように身に付けるかですね。選手に話をしましたがこれだけでは間違いなく足りません。練習の合間に自分自身で「膝締め」や「足運び」を徹底的にやる。歩いて帰るときに膝締めや接地を意識した動きをする。これを自分自身でどれだけできるか。ここは「強くなりたい」という意識が高くなれば勝手にやり始めます。まだ言われても継続できない状況。まだまだ。

 

この日はB走とDM走をしっかりと。20-30-40-50で。バーを持って走る、DMを持って走る、何も持たずに走る。この3段階が1セットです。それを各距離で実施していきます。距離短いのでそれほどではないと思っていますが。加速段階から中間につなぐ部分までをひたすら繰り返します。腕が使えないことで「体幹」を保たないと進めません。ごまかしがきかない状況を作ってから走ることで自分に必要な動きを「身体」で覚える。技術的な要素もたくさんあります。が、これまで見てきて「まずはやってみよう」のほうがいいかなと。「技術的なこと」を後付けで身に付けさせることも必要かなと思っています。あれだけ「走りの基礎」をやっても動きの変化があまりないのであれば別のアプローチでやっていくしかない。これも今までは経験したことがない部分ですね。

 

休まずにT走の50mを2本とスプリントを2本。ここが本日のメインという感じでしょうか。量的にはそれほど走りません。が、そこに至るまでに様々な負荷をかけています。走る「量」で負荷をかけるのではなく、「事前に疲労させておく」ことで実際の走りに落とし込んでいく感じでしょうか。ここが上手くできるようになると故障の予防にもなります。もちろん「タフさ」も必要になるのである程度本数を走る練習も必要だと思っています。しかし、毎日毎日「ひたすら走る」というのでは故障に繋がりますし、悲壮感が漂う練習になるのかなと。これも以前ならそうは思わなかったと思います。「ひたすら同じことをやる」ので十分ですから。が、今の状況では「飽きさせない」ことと「まずは動いてみること」が優先かなと思っています。

 

他の練習会でも「楽しい」と言ってもらえるようにしています。陸上競技の練習は地味です。面白くはありません。その中に「面白さ」を入れていくことができれば「飽きずに取り組める」のではないか。スマホなどで多くの情報を得ることができる時代になっています。そうであればそれに応じてこちらも変化する必要があるのではないか。そう思っています

 

走り終わってから今度は女子用補強。男子はウエイト器具を使ったトレーニングをしています。女子は「太くなる必要はない」と思っているので細く強い筋肉を獲得させたい。その部分も踏まえてですね。今の形で週3回練習をさせてもらえるのであれば別にこの「女子用補強」はなくてもいいかなと思っています。別の形で十分な負荷をかけることができていますから。それよりは他の足りないことをやっていくほうがいいんじゃないかなというのもあります。ここも時間があるときにしっかりと考えてみたいと思っています。

 

2時間20分くらいで終わったでしょうか。色々なことを含めてこれくらい密度が高くできればいいなと思っています。楽はできません。時間を省略するのが目的でもありません。それでも時間に余裕があるほうがいいなと思います。がむしゃらに走り続けていくだけではなく「メリハリ」がある練習にすればいいのかなと。これは今後の自分自身の「指導スタイル」にも生きてくるかなと思います。どこでどのような形で指導するかは分かりませんが、自分自身の中で「核」になるものが作れたらいいなと思っています。

 

まずまず。まだまだできることはあるなと思いながら。

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ひたすら身体づくり

2022-11-20 | 陸上競技

木曜日。この日もかなりバタバタしていた気が。まー基本的に落ち着いている時がないというのもあるのですが。何をやっていたのか。授業を担当している生徒が「計算問題がわからない」といっていたのでその「解説文書」を作っていた気がします。これが案外時間がかかる。「授業準備」は必要です。当然ですが。他のことも複雑に絡み合ってくるので「ちょっと一休み」という感じにならない。「仕事だから当然だ」と言われるのは当たり前です。が、朝と昼に面接練習が入って放課後もバタバタというのはやはり微妙な気がします。何なんでしょうか。

 

練習に関しては「女子メニュー」をやることに。元々木曜日はミーティングをやって終わるくらいの感じでした。感覚的には身体を動かしても問題ないと思っているので、練習を実施することに。週3回の別メニューですからこの日もしっかりと「身体づくり」をしたいなと思っていました。すでに筋肉痛になっている可能性はありますがここに関しては関係なし。「順応」するまではある程度の負荷をかけていかないといけないと思っています。シーズン中は「やりたいなと思うことの半分」くらいでしたから「負荷をかけられる」というときにはしっかりとやっておきたい。この形がいつまでできるかも分からないので。

 

バランス系とアップサーキットは男女一緒に。ここから別メニューということで。股下くぐりをやって体幹の柔軟性と使い方を覚えるメニューを。できません(笑)。陸上競技は「身体を使う」種目です。ここが不足してくると何をやっているのか分からなくなります。自分の体がどのように動いているか、やりたい動きがあって実際に自分がどうなっているか。ここは最低限分からないといけないと思っています。自分の体のコントロールができるかどうかは様々な種目で必要なことだと思っています。

 

で、ずっとやりたかった手押し車を。身体の軸を意識して行うメニューです。体幹を締めた状態で手足を動かす。走るときには必須だと思っています。体幹強化をするといっても単純に筋力を上げればいいわけではありません。自分が走るために必要な使い方が重要です。体幹を固めるというのはどこでもやりますが、その状態で手足が動くというのができるかどうかは大きな部分だと思っています。慣れないので時間がかかりましたが。さらに倒立歩行、ワニウォーク、エビジャンプも。ここに想った以上に時間がかかりました。面倒なので今度やるときには土の上でやればいいなと思います。他の活動を待つ時間がもったいないので。できるだけ休まずに。

 

そこから腸腰筋を使う練習を。股間周辺を強化するためにです。かなり補強をやっていはずなのですが、ほとんど強くなった気がしません。ひょっとしたら「他校と比べたら」という話になるのかもしれませんが、勝負することを考えると「必要なレベル」まで引き上げないといけないと思います。すぐに休んでしまいます。さらに「セラバンド補強」を。学校には「セラチューブ」しかないので負荷的に弱いかなというのもあります。導入段階ということで。故障した選手にはずっとやらせていました。が、走れるようになったらやらなくなります。この部分ももっと考えておくといいなと思っています。必要だからやる。故障者のリハビリのためにやっているわけではないですから。

 

補強をしたら今度は動きの中で身体を動かす。ハードル股関節バリエーションとリズム抜き。この日は大きく使いたいと思って8足長にしていました。高校生が慣れてきたら8足長くらいで大きく動けるのではないかなと思っています。もう少し狭くして速く動くというのも必要かもしれません。この部分も自分の中で錆び付かないように見ておかないといけないと思っています。

 

大きく動かしたら今度は少し進むように。走るというのではなく「スキップ走」で身体を前に進める感覚を。B走とDM走をやります。これは腕が使えない状況です。そうなると「足の引き出しで進む」だけになります。意図的に股関節周辺に刺激を入れていますから、刺激を入れたところを使って走る&前に進むという感覚作りです。ひたすら補強をすればいいのかというと私は「NO」だと思っています。走るために必要なものを色々な形で身に付けていくというのができるかどうか。ここは重要だと思っています。意図的に腕を使わないというのも狙いです。

 

最後にシャフトトレーニングを。昨年は「シャフトK」という形で練習に時々入っていました。上半身と下半身の連動を図るための練習です。今年に入ってからは全くやっていません。そのこともあって週に1度は「強化」と「連動」をつなげていきたいなと思っていました。男子もやっていないということなので急遽男子も一緒にやることに。「時期的にやる」練習もあると思います。こういう練習は「継続的にやる」ことで「効果」が出てきます。最低でも週1回はやってきたいなと思っています。すぐに成果は出ないかもしれませんが、「鍛える」ことと「使える」ことは同時展開でなければいけません。

 

最後に各自で60mを2本走って終わり。下半身をほとんど使っていません。「走る練習」で下半身を使うので「体幹」を重視した練習にしました。これが正解なのかどうかは分かりませんが。木曜日にはこのメニューをやるというのを決めて実施していきたいと思っています。これまでの補強などと比べると強度は高くなっていると思います。それでも必要だからやる。そこの部分は外せないと思っています。目指す場所はどこか。こちらが「譲歩」しすぎるのは避けたい。

 

走りませんでしたが負荷は掛けました。十分かなと。また書きます。

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ハードルを跳ぶ

2022-11-19 | 陸上競技

水曜日。この日も恐ろしいほどバタバタ(笑)。前日が息子の病院に付き添うというのがあったので何もできていませんでした。そこの反動が翌日へ。更には「やっておいてほしかったこと」が進んでいないことが発覚して、結局自分自身でやることに。分担とかというのはなかなかできないんだなとよくわかりました。授業がない時間にその処理をしたり相談ごとに乗ったりとあったので本当に疲れました。これで元気に過ごすというのは難しいなと痛感しています。

 

練習は全体で。走る練習の時には男女関係なくやっていくことになっています。場所の関係もあるので。ハードル走をやるということになっていましたが、やはりなかなか準備が進みません。誰かがやってくれるという感覚があるのか。何かを変えないといけないとうるさく言っています。特定の人間だけが準備をしたり予測を立てて動くというのでは「本人の成長」はありますが、それ以外の成長はありません。本当に強くなりたいのであっればその部分も含めてです。相変わらずハードルを並べるのに時間がかかりました。

 

アップサーキットをやってからハードルを使っての動き、連続引き出しをやってからハードル走へ。ハードル走は全員実施します。昨年やったときに「これは効果がない」と感じる部分もありました。ハードルを怖がってまともに走れないからです。ある程度のスピードの中でやっていくことに意味があります。今回は3パターン準備。10.5m、11.5m、12mです。12mは12.2~4に設定しようと思っていたのですが、こちらも上手く伝わらず少し狭くなりました。仕方ない。

 

実際にハードルをやってみると今年は比較的全員が跳べます。ジョグみたいになる者がいない。これにより意味が出てきます。元々3本1セットになっていたようですが、逆足もということで4本に。ヨンパ組は両足でしっかりと跳ぶ練習になります。こういう場面では3歩ハードルよりも5歩ハードルのほうがスピードが出ます。

 

ハードル走をすることでひたすら「前に進む」ことができます。上手いとか下手ではなくてきちんと踏み切って前方向に進むというのができるようになります。ハードリングなどを考えるのではなく、「進むためにどうするか」とうのがメインになります。高さは低めに設定。高くしてしまうと別の要素が生まれてきます。特に男子にヨンパの高さを跳ばせる必要はないと思います。あくまで「ハードルを使ったスプリント練習」です。

 

こういう場面で様々な「可能性」を感じる部分もあります。将来的にハードルへの移行を考えてもいいんじゃないかなという選手もいます。勝つことを考えたときに一番可能性のある種目を選択するというのも必要なことだと思っています。「好きだからやる」というのももちろん重要です。しかし、やるからには少しでも上のレベルで勝負できる種目を選んでいくことも重要だと考えています。

 

その後少し休んで120m。短短は120m×3本。短長は120m+100mを3本。せっかくなのでヨンパ組は折り返しの100mを5歩ハードルにしました。疲れてきてからハードルを越えていくための良い機会になります。ランダムハードルでもいいなと思っていますがまずは「正確にハードルを越える」という回数を増やしてやることが重要かなと。ヨンパは2年生女子がかなり気合が入っています。このまま息切れせずにやっていくことができれば面白いのですが。なんとか保てたらと思っています。

 

終わってからサーキットへ。男女スタート地点をずらしてから開始。まずまずの取り組みか。まだまだ足りない部分はありますが、何人かは「兆し」があります。男女に分ける機会を作ったことで「より細かい指導」ができる部分もあります。声掛けをする機会も増えるので間違いなく相乗効果は生まれます。女子に関しては「勢い」が付けばあとは勝手に流れていくと思っています。そこまでをどうするかなのかなと。

 

まだまだやらないといけないことがあります。それをどうやって継続していくか。課題が多いということはそれだけ改善の余地があるということ。追い込み切れない部分に対してもアプローチの仕方でずいぶん変わってくると思っています。できることをしっかりとやりたいと思っています。

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動き続ける

2022-11-18 | 陸上競技

ここ最近、まともにblogを更新していません(笑)。そのためアクセス数も低下気味。別に構いません(笑)。が、なぜか昨日は増えていました。いつもの倍くらいでしょうか。理由は分かりません。地味に続けていきたいと考えています。

 

少し練習のことを。火曜日から練習再開となりました。わがままを言って週に数回、男女別々に課題をもって練習をする日を作ってもらいました。見ていてもう少しここができたらいいなというのもあったので。これがどれくらいまでやれるか分かりませんが、集団を小さくして細かく見ていくことでこれまでと違った部分も出てくると思います。

 

多分、初めてやるような練習が増えるので選手も戸惑うと思います。これまでやってきたノウハウを生かしながら今できる最大限のことをやりたい。どこまで貢献できるかは分かりませんが。

 

アップは最初からバランス系。身体の軸を意識して。そのまま「体幹強化」へ。前任校でやっていた「上半身下半身」をできる種目を選択して若干作り直しました。ほとんどサーキットです。普段学校でやっているのは「アップサーキット」でその場だけでやります。そのほうが意識が上がれば負荷は高まると思います。が、なかなか効果が出ない。多少動きながら強化するほうが今はあっているのかなと感じたので「上半身下半身」を。実際にやってみると「フロント&バックプレス」ができません。シャフトのみでやってもです。筋力強化に取り組んできましたが、基礎的な筋力が向上していない。まずはここを徹底的に改善できるといいのかなと。20分程度の補強になります。

 

ある程度、補強をしたのでそこから「ハードル股関節」を実施して大きく動かす。鍛える→使うという流れの中でやっていきたいと思っています。最大出力が上がらないというのもあるので、「休まずに動き続ける」というのをやりたい。全身持久力を高めながら「マルチスプリンター」を育てていければと思っています。

 

ドリルも簡単に。本当はもっと丁寧にやったほうがいいと思います。この夏にかなりやっています。丁寧にやる部分だけで上手くできなかった。普通ならこの動きをやるだけで「かなり進む」ようになるのですが。ここも「別の形のアプローチ」が必要かなと考えています。実際の走りにつながらないというのは「何か」理由があるのだと思います。そうであれば「一定の練習」をやる中で進むことを覚えてもらうほうがいいのかなと。間違っているかもしれませんが、見ていて感じた部分です。ワンステップハードルで13足長まで。届かない選手もいます。ということは「重心移動」ができていないということ。足運びが全く「進む」ことにつながっていない。初めての経験です。だからこそ「進む」というのをやっていくほうがいいのかなと。

 

スプリント練習として「腰押し」と「チューブ5歩」「二次加速スティック」「前半マーク」を。これも前任校でやっていた内容です。走るために必要な要素を抜き出して「スプリント練習」をやるときには必ずやるようにしていました。本数は少なくなりますが「確認したい要素」は常にやる。

 

男子は砂場でジャンプ系をやっていました。これはかなり必要なことだと思います。女子は「最初の重心移動」ができない選手が多いので「加速段階T走」としてタイヤを使って最初の数歩の練習を。タイヤを引っ張って5歩バウンディング、タイヤを外して5歩バウンディング、タイヤを重くして10mダッシュ、タイヤを軽くして10mダッシュ。大したことはできていません。が、「重い」から「軽い」に替わることで感覚的な変化が生まれると思っています。「あ、楽に進むな」という部分が感じてもらえると何かが変わるのではないかと。

 

ここからは所用によりグランドを離れました。バトン走の20-30-40-50を。これは20m地点でバトンを渡して10m走るというものです。30mでバトンを渡して110m走るというようにひたすら最大スピードで走り続けます。単純な競争よりも「離れられない」というプレッシャーを与え続けながらです。これを2セット。セット間はMD投げのフロントバックをやる。基本休みません。

 

終わってから補強サーキット。2週間前にやっている内容です。道具の設置場所なども自分たちで考えて「どうすれば効率よくできるか」を工夫していました。もちろん、まだまだですが。無駄な移動をなくしてできるだけ連続でできるようにする。種目間で歩いていると時間もロスですし、心肺機能への負荷はかかりません。きついところでどれだけ身体を動かせるかだと思っています。

 

最後に60mバトンを数本入れておきました。走って終わる。

 

走る本数的にはそれほどではないかもしれません。「予備負荷」をどれだけかけて走るかだと思っています。試合の時にフレッシュな状況で走れるというのはほとんどありません。ある程度疲れていても最大スピードを出せるようにならないと総体路線では戦っていけないと思っています。そうであれば実際の練習でも「動き続ける」ことは必要だと思っています。色々な負荷をかけながらそれを「走り」につなげていく。

 

何とかできたらと思っています。自分にできることを。

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救われる

2022-11-17 | 陸上競技

なかなかの余裕のなさです。よくわかりませんが、「面接練習をして欲しい」と言ってい来る3年生もいます。色々な条件の中で活動しています。練習計画のこともあるので放課後に面接練習が入ると難しくなる部分もあります。そうなると朝と昼休みにやるしかなくなる。小中学校の先生方は給食指導もあるので全く持って時間に余裕がないのではなと思います。本当にそんな生活でやっていけるのか?!恐ろしい話です。

 

あまりにも連続で何かをやるので余力が全くありません。授業準備や検定の準備もあります。これくらいのことをやり続けると正直、「枯渇する」感じもあります。いつもいつも元気いっぱいで活動するというのは自分の中で不可能です。先日はあまりにも疲労しているのと「おかしいやろ」と思うこともあってテンションが駄々下がりでした。授業に行きますがプリントを配布するだけで数分間。いつも通り配っているつもりですが、話をする気持ちが出てこなかったので黙々とプリント配布を。

 

授業が終わってから担任をしている生徒が他の先生に「kanekoに何かあったのか」と聞いてきたようです。私も普通の人間です。24時間エネルギーにあふれた活動はできません。それでも生徒からすれば「何かあったのか」という感じになったようです。昨日は直接生徒が「先生、あの日はあまりにも元気がなかったけど何かあったのか」と聞いてきました。必要のない心配を生徒にかけているのかなというのもあって申し訳ない気持ちになりました。自分自身の行動や発言が周囲に影響する部分もあるなと。反省させられました。

 

繰り返しになりますが、色々あって余力がなくなっています。いつも元気に過ごせるほどではありません。年齢的にも数年前と比べると「ダメージが残る」感じになっているのかもしれません。若いころと同じように常に元気よくやっていくというのは難しいんです。それでも「何かあったのか」と気にかけてくれる人がいるというのはありがないなと思っています。枯渇しつつある状況にエネルギーを注いでもらっている感じがあります。ありがたい。

 

今やっていることを見てくれている人も複数名いるんだなと感じる部分があります。応援してもらえているな、と。そういう一言一言が「やらないといけないな」という気持ちにさせてくれます。少し休みたいなという気持ちもあります。それが正解かどうかは分かりません。いつもいつも全力で進むにはもう若くないのかもしれません。限られた時間の中で自分自身が何をするのかを常に考えていきたいなと思っています。

 

一人ではできないこともたくさんあります。それでも「何か」をやらないと何も生み出さないというのだけは確かです。スタンス自体は今も昔も変わっていないと思っています。自分自身がそう思っているだけでひょっとしたら全く別の価値観になっているのかもしれませんが。今の自分を5年前、10年前、15年間、20年間の自分が見たらどう感じるでしょうか。なりたい自分に慣れているのか。全く違う自分になっているのか。ここもわかりません。自分では気づけない部分も多くあるからです。

 

疲れているのだけは確かです。これから先も同じような生活が続くのかもしれません。そうなると精神的にも肉体的にも「しんどいな」と感じることが増えていくのかもしれません。多分、我々の年代の人の多くが感じていることなのかもしれないなと思っています。それでも「大丈夫ですか?」「何かありましたか?」と声をかけてくれる生徒がいてくれるのはありがたいなと思います。通常では経験できない感覚です。

 

教員になったころに言われたのは「若いうちはそれだけで生徒が寄ってくるから楽なんだ」「自分の子供より年下の生徒になった時には寄っても来ない」という部分。多分そうなんでしょう。今、生徒が懐いてくれているのかどうかは分かりません。少なくとも「敵意」をもって接してくる生徒はいないと思います。激怒することもほぼありません。だから距離が近くなるのかもしれないなとは思います。とはいえ、スタンスはこれまでと何も変わらないのですが。

 

救われた部分があります。ありがたいなと。多くの人に支えられて活動しているなと思います。何が自分に求められているのか。ここは大きな部分だと思います。自分で役割を見つけるというのも必要なのかもしれない。

 

まとまりません。少し気持ちが楽になったなと思う部分があったので記録しておきます。少しですが。

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何が必要か

2022-11-16 | 陸上競技

色々と。

 

記録会が日曜日にありました。この日は私は検定の試験監督などがあったので記録会には参加せず。雨が降りなかなか微妙な状況だったようです。記録的にはもう一つという感じでしょうか。他のチームではベストを更新している選手もいるので一概に「条件が悪かった」とは言いにくいのかもしれません。風が向かったり追ったりと安定しない感じだったようです。仕方ない。

 

これでシーズンは終了。今年度の結果を踏まえて「これからどうするか」について色々と相談させてもらいました。今後の自分の身の振り方も考えながら。どこを目指すかという部分もあります。特に女子に関しては満足ができるシーズンではなかったと思っています。昨年の冬季練習に入る時に「このままでは強くなれない」と話をさせてもらいましたが、結果的にどうだったか。

 

女子を何とかしないといけないという部分が自分の中にありました。前任校までも女子を中心に指導をしてきました。男子も指導してきましたが、タイプ的に女子の指導のほうがあっているのではないかと思っています。そのノウハウを生かしたいなというのはずっとありました。きれいな練習というよりも若干泥臭い練習になるかもしれませんが。それでも「何かを変えないと現状は変わらない」と思っています。それを「必要だ」と思ってもらえるか、「必要はない」と思われるか。分かりません。skyにいるのであれば何かをしないといけないなと。

 

お願いをして週に何回かは男女別に練習をさせてもらうことにしました。学校によっては男女一緒にやってどちらも強化できるチームもあります。今は「力を出し切れない」というのがあるので、男女別にやって「より細かく指導する」ということを提案しました。これが良いことなのかどうかは分かりません。色々と調整をしながらやっていかないといけないと考えています。

 

これまで見てきて「技術的な理解」をどれくらいしているのかなというのがありました。かなりの時間をかけてやってきましたが、「走りの基礎」に対する理解がそれほど進んでいない気がします。中学時代は「勢い」で競技をやっていたと思います。その中に「陸上競技」の知識を詰め込んでいます。飽和状態なのかもしれないなと。見ていて「分かっていない」と感じることが多くありました。そうであれば「やりながら理解する」ほうが手っ取り早いのではないかという想いがありました。

 

理想的には「頭で理解する」ことでそれを「どうすれば体現できるか」という繋がりを生み出す部分があります。「やりたい動き」があってそれを理解して「意識的にその動きをする」という部分です。が、今目の前にいる選手たちはそれができていない。なんとなく言われていることをやろうとしている。そうであれば「やりながら理解する」というほうが早いのではないかなと。

 

男子はまずまずの記録を秋のシーズンに出しました。女子はそこができていません。400mHで春先に65秒で走った選手、それ以後は67秒しか出せません。できれば秋に63秒と考えていたのでこれは物足りないどころか「危機的」な状況だと思っています。来年度インターハイを狙うには厳しい。中国地区の女子の400mの6番目の記録が現時点で57秒3くらいだったと思います。今のままでは58秒台ではインターハイには届かない。そうなると間違いなく400mHに流れてきます。63秒を切るくらいでないとインターハイには行けないと思います。

 

そのことを本人に伝えて、「この冬にどれだけできるか」というのを考えさせました。余裕を持った練習ではなく「全身持久力」を上げながらショートスプリントもロングスプリントも走れるような選手になってもらわないと戦えないと思います。そのためには女子は「別の形」を選択するというのも必要なのではないか。なんとかしてインターハイに進ませてあげたい。原石のまま終わるには勿体ない。練習の中で「厳しさ」を感じてもらいながら勝てる選手になってもらいたいと思っています。

 

私自身は道具を使いながら「感覚の変化」を感じ取ってもらう練習スタイルが好きです。やっているうちに「こういうことか」というのが分かるようになるスタイル。「一歩目の重心移動」ができないのであれば「できるようにする」という感じです。進まないのであれば進ませる。腰を押したりチューブを使ってリズムを作ったり。意識するポイントも伝えますが、「考えるより動かそう」という感じでしょうか。

 

男子は力を出し切ることができます。女子はそこが苦手です。そういう意味でも「別にやる機会」があるほうがプラスになるのではないかなと考えています。「休まずに動き続ける」ことで色々なことができるようになると思います。男子はこの部分をやると上手く力が出せない気がしています。一気にやってしまう感じでしょうか。女子は「やり続ける」ほうが良いかなと。これは「感覚的」な部分と「経験的」な部分からです。目指すところが同じであってもアプローチを変えてやると結果も変わってくるのかなと。もちろんすぐに結果が出るとは思っていません。少し時間はかかると思いますが、数か月後に変化が生まれると。

 

週に3回程度は男女別々になるかもしれません。それ以外は男女一緒に。中途半端な形になるのであれば元の形に戻してもいいと思っています。「何か」を変えなければ現状打破はできない。何とか今いる選手たちの「力」を最大限に伸ばしてあげたい。それができるかどうかだと。

 

顧問が複数いるメリットを最大限に生かして「それぞれに必要な練習」を導入する。相乗効果が生まれると思っています。私が選手に受け入れられるかは別にして「何とかしたい」という気持ちだけはあります。より細かく個性に合った練習をしていくことで何かが変わると思っています。それができれば私が存在する意味も多少なりと出てくるのかなと。

 

今自分に何ができるか。何が必要か。ここも含めて考えていきたいと思います。上手くまとまりませんが。

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第1回中高ハードル練習会4

2022-11-14 | 陸上競技

ここでは感じたことを率直に記録しておきたいと思います。この感覚も重要だと思うので。

 

ここも何度も書いていますが、「誰も来なかったらどうしようか」という不安がありました。どれだけの人数が来てくれるかというのは分からない。実際には15人近くの中学生が来てくれました。比率としては男子が5人くらい、女子が10人くらいです。もう少し色々な方法で告知したら違ってくるのかもしれません。

 

この人数が来てくれたことで「ニーズはある」というのを実感できました。今は「クラブチーム」が増えています。今回の私の取り組みは「お金を取って練習を教える」というものではありません。高体連などからサポートしてもらっていますから。できれば国体の強化部企画として「持続可能」になればいいなと思っています。中学生、高校生の強化は必須です。「協会」が存在するのであれば「強化」はやっていかないといけない。それができないと組織そのものの根底を覆すことになるからです。これが「跳躍」や「投擲」に派生していくと面白くなるだろうなと考えています。ハードルに対するニーズがある程度あるなら他の種目に対してもあると思うからです。意味のある第一歩だったかなと。

 

後は「ハードル選手」が集まってくることでしっかりと練習ができるという部分があります。中学校や高校では「ハードル選手」は各学校に1人か2人くらいしかいません。そうなるとハードルの準備なども大変です。色々なバリエーションのある練習をしようと思ってもハードルを並べるだけで多くの時間を要します。それが人が増えることで「省略」できる。練習の時間の確保ができます。中学生は「どんな練習をしたらいいのか分からない」というのもあると思います。そうであればみんなで集まって「この練習をしよう」とやっていくほうが効率も効果も高くなると思います。

 

一番感じたのは「中学生のために」と思っていた練習会が「高校生の成長の場」になるということ。中学生はまだまだ分からないことが多い。基本的なドリルをやっていたとしてもそれが何かは分からない。高校生は何度も練習会を実施しているので「こうやってやったほうがいいよ」と教えることができます。自分がやっていることの再確認にもなる。中学生と高校生の交流というのは今のご時世殆どありません。世代を超えたかかわりを作り出すことで「新しい何か」が生まれるのではないか。そう感じました。

 

高校生が中学生に丁寧に教える。普段であれば話すことはありませんが、一緒のグランドで話をする。今は中学校まで競技をやっていても高校になる時点で辞めてしまう子が多い。「競技人口」自体が大きく減っています。山口県のような人口が少ない県ではこの部分は致命的なことだと思っています。こういう繋がりを作っていくことで「高校に行ってもやってみよう」と思ってくれる子供たちが増えるのではないか。その「きっかけ」を作る一端を担うことができるかもしれないなと思っています。

 

あとは「保護者」が練習を見る機会を提供できるというのも大きいのかなと。今回は「保護者」の引率で練習会に参加した選手も多くいました。顧問が引率するという部分がこれから先減ってくるのではないかと思っています。日曜日に練習会をやると休む機会がなくなります。土曜日の午後に入れることで「休みも作る」ことができます。保護者が引率して連れてきてくれる形になれば、「練習をするかどうかを選択する」というのもできます。「やりたくない」と言われたら来なければいいだけのこと。「やりたい」と思うなら保護者にお願いして連れてきてもらう。「行くのが当たり前」という状況から変わりつつある今だからこそこういう「選択」ができるのかなと。

 

ありがたいことに選手たちは「笑顔」で練習に取り組んでくれていました。こちらも最大限に気を使いながらやっています。選手が「楽しくない」と思うような練習会であれば「次に行きたい」とは思わないからです。この部分に関しては私が思っているだけなので選手たちが「楽しい」と思ってもらえたかどうかは分かりません。今は昔と比べると「時代」と「価値観」が変わってきています。10年前の感覚で練習ができるかと言われたらできないと思います。子供たちを取り巻く環境が著しく変化しているからです。

 

その中で「退屈しない」という要素も必要なのかなと思っています。「幕の内弁当」のように「適切な量」が「バランスよく」配置されているのを見ると「食べてみよう」と思えます。苦手な料理が入っていてもそれ以外の料理で楽しめる。以前のように「同じことをひたすらやる」というのは中学生には受け入れられない感じがあるのかなと。そうであればこちらも「工夫」をして「意欲的に競技に取り組む」ことができる環境を整える必要があるのかなと。この部分も間違いなく自分の中での変化だと思いますね。これは高校でも同じだと思いますね。これまで通りではなく「今にあった形」を選んでいけたらいいなと。

 

別に「大きなこと」をやろうという気はありません。「みんなが強くなればいいな」と思う中で「どうすればそれができるか」を考えているだけです。これから競技指導をしていく中で「ハードルをやるために高校を選びたい」と言ってくれるようになると最高です。やっとスタートラインに立てました。が、これから先も同じように中学生や高校生が来てくれるかどうかは分かりません。不安はありますができることをやっていきたいと思います。

 

とりあえずまとめておきます。

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第1回中高ハードル練習会3

2022-11-14 | 陸上競技

続きを。

 

とにかくたくさんのことはできないと考えていました。高校生と中学生では「情報量の処理」が全く違います。学校で「専門的なこと」を言われることは少ないと思います。逆に「専門書に書いてあること」のような知識を身に付けてもらっても困ります。実際に必要な動きと教科書に書いてあることは違ったりします。私自身も陸上競技に関する書籍はかなり読んでいます。が、それが全て自分の目の前にいる選手に適用できるかどうかは別問題です。そうであれば「経験的に必要なこと」をしっかりとやるほうがいいと思っています。



最初の段階で「本当に必要な要素」について講義形式で話をしました。かなり多くの保護者の方がいらっしゃってくれていましたが、動画を撮られていました(笑)。いや、そこまでの話ではないのですが(笑)。こうなると恥ずかしいですね。話をしただけで中学生は理解できないかもしれません。そのために資料も準備しています。保護者や顧問の先生方と一緒にこの部分を確認してもらえると話が早いかもしれません。

 

その後、同じ場所で「抜き足のためのストレッチ」を。よく教科書には「股関節・膝・足首」がそれぞれ90度になるようにという感じで書かれています。この動きは「ハードルの空中フォーム」の切り取りなのだと思います。が、実際にそのレベルの動きでストレッチをしていても効果は少ないのではないかなと考えています。別の形でのストレッチを伝えています。私は「抜き足をコンパクトにする」ことが重要だと思っています。子のストレッチの形だと「大きく動かす」ことにならないか。実際の動きの感じに近いストレッチをするほうがいい。よく「股関節が詰まる感覚」という話をしますが、股関節が窮屈になるくらいの抜き足の動きをしたいなと思っています。そのために必要なストレッチです。

 

段階を追って。簡単なストレッチをしてから今度は壁を使っての「股関節回し」です。これも「動的な柔軟性」を高めるとともに「抜き足を立てる」動きの基礎になります。ハードルドリルなどをやるとハードル上で「抜き足を寝かす」感じでやっている選手がいます。これも「教科書通り」なのだと思います。しかし、実際の動きの時には少し体が倒れています。ハードリングで身体が立ちすぎていると上下移動が大きくなりすぎるのでそれは避けないといけない動きだと思っています。それなのに「ハードルドリル」では身体が起きた状態で抜き足を運びます。実際のハードリングのような「抜き足の動き」を真似る。だから「ドリル」と「実際」の動きのギャップが生まれるのだと思っています。間違った動きを最初からやり続けると結局それが「癖」になって残ってしまう。避けたい動きです。

 

ここまでは「マスク着用」で実施しました。こういう状況ですから何かを言われたら面倒なので。高校生と中学生がペアになって教える。高校生は何度か練習に参加してくれているのである程度のことは伝えられます。細かい部分ができないとしても「動きの真似」はできます。「股関節回し」では膝が脇の下に来るように直線的に立てて持ってくる。この状態が「股関節が詰まる」状態です。初めにハードルに足を載せて「立てる」という感じを作りました。この動きをやる時に「後ろから回して持ってくる」選手も出てきます。ここは細かく見ておきたい部分です。「立てて直線的に」というのを徹底したいなと思っています。重要。

 

ここまでで「股関節」に対しての刺激を入れています。そのまま「ハードル股関節バリエーション」を。これは股関節の柔軟性を高めるためにやっています。細かくいうと「接地位置の確認」や「膝締め」なども含まれてきますがこれは後ほどでいいと思っています。1つのことで多くの情報量を詰め込むのは無理。「教えたい」というのがあった頃にはその部分が自分の中にありました。が、色々と経験を積む中で「今はこれだけ」と我慢できるようになりました。私自身が成長させてもらっている部分もあります。ありがたい話です。これも高校生のお手本の中でやっていきました。

 

そこから「リズム抜き」を。これはハードルを並べてその間を大きく股関節を動かしながら抜いていく動きです。「速さ」を求めるのであれば膝を締めてコンパクトに持ってくるほうが良いので「狭く」設定しますし、「大きく」股関節から動かしたいと考えるのであれば「広く」設定します。「これくらいならできるだろう」と思って設定したのですがなぜか届きませんでした。ちょっと手間取りました。狭く設定して実施。中学生女子は「低く狭く」して、「股関節を大きく使う」というのを最優先事項にしました。慣れない動きなので最初はできませんが、やっていくうちにできるようになります。

 

この日の練習の初めに中学生には「できなくてもいいよ」と話していました。最初からできるわけがありません。「できない」が「できる」になるのが練習だと思っています。その部分も含めて「やっていくうちにできる」ようになる。恥ずかしがってやらないのではなく「できるようになるまでやる」というのが重要かなと。

 

このあたりですでに中学生はかなりきつかったと思います。ほとんどやっていませんが。それでも「今までやったことがない」というものをやるだけでストレスです。大きな負荷をかけてしまうと故障にもつながります。無理のないように抑えながら。

 

少し休憩を挟んで「ハードル軸ドリル」を。これもどこでもやってそうな練習です。その場でハードルを越えていく。重心移動がない中でやるので比較的やりやすい内容です。ここがベースになるので。サイドの歩行→リズム、前後の歩行→リズム。本当は何セットかやりたいのですが中学生に合わせて1セットだけ。この辺りで活発に話ができる子は「このあたりがやばい」と股関節をお尻の辺りを触っていました。これだけで今回の練習会の意味があったなと思います。この手の動きをやるだけで「股関節周辺の強化」ができます。ハードルを跳ぶというだけではなく「足が速くなる」ためにも必要な要素です。大きな動きを入れるのはここまでかなと。

 

最後に負荷がかからないように「壁ハードル」を。これは「アプローチ」と「抜き足」です。かなり股関節周りに来ているので本当に「基礎の基礎」だけで終わってしまう感じになりますが。ハードルを一切跳ばない中で「ハードル練習会」を行うというのはどうなのか(笑)。とはいえ、必要な事はやっておかなければいけない。それが「アプローチ」と「抜き足」です。

 

壁の広さに限界があるので「段差」を使った「アプローチ」の練習にしました。倒れかかって我慢できなくなったら足を出す。その時にハードルを跳ぶために必要な姿勢を作る。見ていると最初の段階では半分くらいの選手が「足だけ」になるという部分に気づきます。股関節が開いたとしても重心が後ろに残っている状況での姿勢。これではハードルにはつながりません。ここも丁寧に。アームの使い方も指示しながら。途中訳の分からない話をしましたが、ノリで付き合ってくれる高校生もいるのでなんとなく明るくなる(笑)。

 

抜き足は金網のところまで行って手をついて実施。「前まで持ってくる」というのを徹底。この辺りは何人かでやるという感じでしょうか。3人1組になるので。今回の練習会で気を付けていたのは「全員にきちんと指導する」という部分です。競技力が高い選手だけではなく「これから本格的にやってみよう」という選手に対しても教えていきたい。何度も書いていますが「勧誘のための練習会」ではないからです。ここを間違えると本当にめんどくさいことになります。完全に平等とはいかないと思いますが、できない子に対してもきちんと関わるようにしていました。重要なことかなと思っています。(当たり前)。

 

最後に「きんにくん腹筋」をして終わり。2セット。高校生は20秒運動10秒休憩、中学生は10秒運動20秒休憩です。中学生はあまり補強をしないかもしれません。成長段階であればそこまでやらなくてもよいのかも。が、必要最低限の部分はやってもいいと思っています。身体作りの部分も含めてが練習会だと思っています。走る量を増やすのではなく「色々なことやる」というのが重要なのかなと。

 

この中から「山口県を代表する選手」が育ってくれるといいなと話しました。本当にそう思っています。

 

やったことの概要はこんな感じです。感じたことに関してはまた別に書きます。長いですね(笑)。

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第1回ハードル練習会2

2022-11-14 | 陸上競技
ハードル練習会のことを。今回は初めて「正式」に練習会をすることになりました。これまでは何となく「やりたいんだけど」という連絡をしてそれを各高校の顧問に一斉メールで送ってもらう形でやっていました。今回は各方面に話をして筋を通してからの実施。協力してもらえたことは本当に大きなことだと思います。

本当に中学生の参加者がいるのかどうか不安な部分もありましたが、15人程度の参加がありました。これは予想以上に大きな話だと思います。本当にありがたいことです。参加者が1名とかになる可能性もあると思っていたからです。元々は3年生が春までに身体を動かすきっかけになればと思っていました。が、長いスパンで考えたときには中学1・2年生に対してもアプローチしておく必要があります。きちんとした動きを身に付けてもらうのはやはり早いほうが良い。そう思っています。高校生も含めて30人超の人数となりました。

最初にogw先生のほうから「開始式」のようなものを。いつもの流れでやると中学生は戸惑うだろうということで。まー普段は適当な流れの中で始めていますから(笑)。かなり真面目な話をしてくれました。いや、真面目(笑)。かなり緊張感が高まったので私が適当に始める(笑)。「練習会」ですが、「軽い感じでやりたい」と思っています。今回は「第1回目」ということで「正式な形」で始めました。これはこれで重要なことだと思います。次はどうなるか分かりませんが。

今回はnsy先生、hsm先生、okn先生に手伝ってもらいました。更に前任校のハードル選手にも。一人で何かをやるというのは不可能です。様々な形で協力をしてもらいながらやらないとできません。せっかく選手に来てもらっても「十分な指導」ができないというのであればやる意味がなくなってしまうからです。「やることに意味がある」という部分は少なからずあります。しかし、どうせやるなら「効果の高いことをしたい」と思っています。この部分は外せません。個人的な感覚の部分もあるかもしれません。中学生に無理をさせないためにも様子を見ながらやっていくという感じでした。

最初は「ハードルの課題」について話を。これも数年前に作った資料を配布しました。様々なカテゴリーがありますが、「高校生に必要な基礎的な部分」という感じでまとめたものです。もっとレベルが上がればそこを求めていく必要もあると思います。しかし、我々が目の前で指導しているのは中学生や高校生です。トップ選手がやるような動きはできません。段階的にそこに近づいていけば良いのかなと思います。それも長年様々な形で高校生や成年選手の指導をさせてもらった部分だと思います。本を読んでとか動画を見てとかではなく「現場で必要だと感じたこと」です。

まずはその部分を資料を使いながら説明させてもらいました。リード足、抜き足、踏切etc.最近特に思うのは「知識過剰」になることを避けないといけないなと思っています。難しい理論的な話をしても中学生や高校生には分からない。その中で指導する側が「理論的な理解」を求めても飽和状態になって選手が混乱します。シンプルに「必要なこと」をやっていく。できるようになってもっと細かい部分が必要になってきた際に「なぜそれが必要か」を考えていく。指導者向けの講習会であれば細かい部分も必要かもしれません。しかし、「中高生」ですから、「やってみる」ことが重要です。とはいえ、「何でそれをやるのか」については少しでも理解してもらわないといけません。

なかなか分かってもらえない部分ですが、ハードルを跳ぶ時の「リード足」を最初から伸ばして跳ぼうとする選手がいます。ハードルの写真などを見ると「空中動作」の場面が載っているからです。ハードルを跳ぶ時には「リード足を伸ばす」というのが「当たり前」だと思われます。リード足を降ろす時には確かにリード足が伸びます。が、踏み切ってからハードルに向かうまでにリード足が伸びてしまうと「持ってくるのが遅くなる」のです。「大きなもの」を振り回そうとするよりも「小さなもの」を動かすほうが力も小さいですし、速く動きます。見た目の動きと比べて実際に意識してほしい動きは違うのです。それを細かく話しても理解できないと思うので、できるだけシンプルに。抜き足も同様。保健体育の教科書に書いてあるような動きをしても抜き足はスムーズにならないと思っています。大きく動かすことになりますし、股関節が使えない状況を生み出すからです。また、どうしても「ハードリング」に着目してしまいますが、実際は「踏切」の瞬間にある程度のことは決まってしまいます。ハードリングの基本はきちんと踏み切ることです。ここができるかどうかも大きい。多くの要素があります。だからこそ「基礎基本」は大事です。この部分を早い段階で身に付ける。もちろん時間はかかります。そうであれば尚更、「正しい動き」について理解しておく必要があります。

うーん。少し長くなりそうです。また別に書けたらと思います。多分。
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第1回中高ハードル練習会

2022-11-13 | 陸上競技

土曜日。この日の午後、以前から計画していたハードル練習会を実施できました。何度かblogにも書いていましたが「このままでは・・・」というのもあって実施することに。中学校の部活動が「地域移行」が声高に叫ばれています。この流れはもう止められないのだと思います。中学3年生は7月の通信陸上で引退。大半の選手がそこで競技から距離を置きます。運動する機会がない。これは由々しき問題だと思っています。

 

以前から「学校の部活動」を離れて活動することを考えている部分があります。私がやりたいのは「部活動」なのかどうかというのもあったので。現時点でクラブチームを作って何かをするというエネルギーはありませんでした。そこまでの余力がないというか。無名の私が何かをしたところで参加してくれる選手も少ないでしょうし。そうなると「本末転倒」みたいな感じになってしまいます。それは避けたい。現時点で何ができるのかを考えてきました。春からこの状況を打破するために練習会を実施したいなという話をしていました。本当はもっと早い時期にやりたかったのですが、日程などを含めて大会が終わってからかなと。中学校と高校の両方にお願いして要項を回してもらい、参加者を募るという形です。

 

ここに至るまでに色々な葛藤もありました。「国体スタッフ」として競技指導をするという部分。肩書があるというのはそれなりに認知されます。が、「国体スタッフ」として「練習会」をやるといっても練習場所が高校のグランドになる。これにより「勝手なことをしている」「勧誘活動をしている」と批判する人も増えるのではないかと思います。ここに対して「違う」と言っても実際問題、中学生に指導する部分なので何かを言われるとは思います。これは最高に面倒な話です。

 

ここを避けるために「高校の部活動」を離れて「クラブチーム」でやるほうが早いなと思っている部分もあります。クラブチームで中学生や高校生を指導することにすれば「勧誘活動」をしていると余計なことを言われなくて済むし。そうすれば大会の審判もやらなくてよくなるし(笑)。こういう部分は「価値観」だと思っています。私は「競技力を上げる」という活動をしたい。それが結果的に「勧誘」となるのかもしれません。が、何もないところでやるよりはある程度指導ができるところでやるほうが「競技力向上」にはつながります。高校生向けのハードル練習会をやってきました。このことに対して「勧誘活動」といわれることはありません。当然ですが。元々「競技力向上」の部分が最優先で考えられています。県全体のレベルを上げない限りは戦える選手は育ちません。元々人口が多くない県の中で「自分のところにだけ選手がくればいい」という感じで考えたからもう「戦えない」状況が悪化するに決まっています。

 

「小さなこと」を言っていたら手遅れになる。本当はもっと早くやらなければいけないことだったと思います。もちろん、それぞれの「カテゴリー」で思うことはあると思います。中学生を指導するのは「越権行為」だと中学校の指導者に思われるかもしれません。そうなると「敵を増やす」ことになる。私自身は「選手が強くなる」のであれば誰が指導しても構わないと思っています。私以外の人が「練習会をやる」といって選手が集まって練習をするのであってもそれが選手にプラスになるのであれば全く問題ないと考えています。「自分でなければいけない」とは思わないので。それでも「言われるのは面倒だ」というのが大きくあって二の足を踏む感じではありました。あれこれ言われるのであればやらなくていいなと(笑)。

 

それでもここまで危機的な状況になっているというのはどうにかしないといけない。それをやるのは私の「仕事」ではないですが、誰かが動き始めないと何も変わらないなというのもありました。淀んでいる流れが誰かが何かをすることで「勢いよく流れ始める」可能性はあると思います。ファーストペンギンになる。別に偉そうなことを言うつもりも全くありません。でも何もしないで「強くならないな」と評論家のような話をしているよりも、何かアクションを起こして「流れ」を生み出すほうが良いのではないか。そう思っていました。

 

どれくらいの人が参加してくれるか分からない状況。翌日が「記録会」ということもあって参加者が増えないのではないかという不安も。高校生はすでに1年間くらい継続してやっていますからどのようなことをやるのか分かってくれています。が、中学生にはこの部分は伝わらない。私自身がどのようなスタンスで考えているのかもわかってもらえないというのがありました。中学生にとっては「何をやるか分からない」部分に対して大きな不安はあると思います。ましてや、全く知らない高校の指導者から指導を受けるというのはストレスだと思います。実際問題、中学生の参加者が1人でも来てくれたらいいなと思っていました。ニーズがあるかないかも分からない。「やりますよ」と切り出しても誰も参加しないという練習会であれば意味がなくなります。

 

繰り返しになりますが、別に「勧誘活動」をする気はありません。高校生に指導してきた内容をもっと早い段階で中学生にもやってもらいたいだけです。間違った技術的なことを覚えてしまうとその後、修正するのが大変になります。癖づいてしまうと難しくなるからです。実際、指導に飢えている中学生は多いのではないかなという部分もありました。「ハードルをやりたい」と思っていてもどうやってやったらいいのか分からない、何が必要なのかわからない。そこの部分を克服するためには「本当に必要なこと」をやっていかないといけないと思っています。自分自身が評価されるためにやるというのではなく、「強くなりたい」と思う子供たちに「必要な情報」を提供できるかどうかだと思っています。

 

実施に至るまでの「経緯」を記録しておきます。こんなことを書いたらまた「批判」の対象になるかもしれませんが(笑)。SNSで情報を発信するというのはそれなりにリスクもあります。それをある程度理解したうえで言葉を選びながら書いています。まー記録しておきます。記録。実際の練習の様子などはまた別に書けたらと思います。

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