告知を兼ねて。
やっとやりたいと思っていたことができます。ハードル練習会です。昨年度この時期から1年間定期的にやってきました。それぞれに必要なことをやっていく。かなり前からやりたいと思っていたのですが、途中気持ちが前向きにならなくて(笑)インターハイ入賞できるレベルの選手がモタモタしている状況もあって実際の行動に移しました。最近は毎回20人くらいは参加してくれるようになり、ある程度認知されてきたかなと。
来週からはもう少しステップアップを。中高に対しての練習会です。
これは既に中体連のWEBページに掲載されているのでここに上げても問題はないはずです。翌日が強化記録会なので人が集まらないかもしれないというのもありましたが、テスト週間にはいるというのもあってこのタイミングで第一回目をやっておきたいなと。やりたいという気持ちがあっても多くの人を巻き込むことになるので調整が難しくなります。競技力向上委員長のogw先生の力を借りながらやっとここまで辿り着けました。
今回は基礎的なことをやろうと思っています。走ったりとかハードルを跳んだりというのではなく、股関節周辺の強化だったりハードルの基礎的な動きだったりと「学校でもできる基礎」をやりたいと考えています。
目的のところにも書いていますが、中学3年生がきちんとこの冬にやってくれるかどうか。これも県としては大きな話になります。もっといえばハードルの導入段階から「正しい動き」を身につけてもらいたいと思っています。高校に入ってから修正するのではなく早い段階から「やりたい動き」を身につけてもらえる機会を提供するというのは必要だと思っています。
実際国体関係ではある程度結果を出せています。ヨンパは何年も決勝に残る選手が育っています。もちろんそれぞれの学校での取り組みも大きい。が、専門的な部分がある程度できるというのはアドバンテージだと思います。それをもっと早い段階からやっていければ差をつけられている山口県の競技レベルを引き上げられるのではないか。そう考えています。
まー別に偉そうなことをやろうという気はサラサラありません。多くの人の力を借りながらやっていこうかなと。記録会があるので参加者が少ないとしても、skyの選手には指導のサポートとしてやってもらおうと考えています。更にはnsy先生とhsm先生を呼び出す。また100mHで14秒5まで伸びた前任校の選手にも手伝ってもらう予定です。将来的には各地区でしっかりと取り組めるようにしていきたい。別に私がやらなくても良いんです(笑)
小さなことなのかもしれません。閉鎖的な山口県で何かをやると色々と言われるかもしれません。勧誘活動として捉えられるのであればそれはそれで甘んじて受け止めたいと思っています。もちろん力のある中学生が私のところで指導を受けたいと言ってくれればありがたいとは思います。が、別にそこだけを考えてやっていたら何も変化は生まれない。他の指導者が真剣に選手を育てて行くならどこでやっても良いという気持ちはあります。
小さなうねりを生み出すことができるかどうか。そこが大きな流れになれば良いなと考えています。実際にこの1年間やってきたことが形になって県体では多くの選手が納得できる走りをしてくれました。もっともっとやれることがあると思います。普段の練習に関してはまだ個別対応ができていません。こんな練習をこれくらいの頻度でやったら良いよというアドバイスも含めてやっていけたら良いなと。
批判もあるでしょう。まー仕方ないと思います。批判をする人の意見を気にして踏み出せないのであれば現状は変わりません。何かを変えないといけないと思います。
小さな一歩。何か変わると良いなと思っています。