kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

与えられたこと

2022-11-08 | 陸上競技

前の記事が「かなり面白くない」と思います(笑)。良いんです。別にここまで来て自分自身を聞かざる必要もない。他者に合わせて自分のやりたいこと、やらないといけないと思うことを「やらない」というのも違うし。

 

20年前と違って今は誰もがSNSで情報を発信します。その内容に関しては賛否両論あると思います。万人に受け入れられる人はいない。誰かに良いと思われればその反動で誰かには嫌だと思われる。とらえ方は人それぞれ。元々万人に好かれようとは思ってませんし、そこに価値があるとは思いません。

 

以前から他校の選手にあいさつをされる部分は多いほうだと思いま。これは「特異」なのかなと思っています。練習会などで指導させてもらうのですがその延長線上でこういう関係が作れるのかなと思っています。基本的に「学校」というこだわりはそれほどありません。みんなで何かを作り出せたらと思っているので。

 

ある程度の年齢になってきました。何が残せるのかなというのも考えないといけないと思っています。コロナが蔓延することで多くのことができなくなってきていました。その中で何人かから「練習会はしないのか」「合宿はやらないのか」という言葉をもらっていました。以前は夏と冬に合宿をやっていました。宿泊を伴う合宿です。コロナによってそれができなくなり、転勤によってさらにそれができなくなりました。まだコロナは落ち着きません。そうなるといつまでたっても「合宿をする」というのは先延ばしになるのかなというのがあります。

 

どこまで求められるのか分かりませんが、新年に合宿をしたいなと思っています。これまで毎年やっていたtabe合宿を復活させることができたらなと。私の指導の原点はここにあります。この合宿の中で指導者として多くのことを学ばせてもらいました。技術指導だけではなくです。組織として「何が必要か」という部分があります。チーム作りの原点もここにあります。それを経験することがなくなってきている今の選手たちは本当にかわいそうな気がします。県外に行くというのも必要だと思います。が、「足元を固める」というのが重要なのではないかなと。

 

kjh先生が「今の選手はkanekoの練習をしたことがない」と笑いながら言っていました。私のことを知らない生徒も増えているのだと思います。別にそれは全く問題ないのですが(笑)。1年間に2回は一緒に練習をしていたのでそう感じる部分も多いのだと思います。それが良いのか悪いのかは分かりませんが。今勤務している学校は「中心校」です。本来であれば「中心校」が企画して合同練習などをやっていかないといけないと思っています。これまでは一度も開催されていません。県全体が停滞している現状では「練習の場」を提供することも必要なのではないかなと思っています。もちろん、あくまで私見なのでそれが「正しい」かどうかは分かりません。

 

合宿は「順位付け」の部分があります。一緒に練習をする中で「この選手には勝てるな」「このチームには勝てないな」と感じる部分。そこで「どうすれば勝てるか」を考えるようになるのだと思っています。そういう「場の提供」ができるだけで色々なことが変わってくるのではないか。この中で若い指導者の育成につながるのではないか。「学びたい」と考えている指導者がまずは近くで学ぶことができる場を提供することで県全体が変わるのではないか。

 

別に私は「県全体の強化」を考える立場にはありません(笑)。それでも「現状打破」をしないといけないと感じてはいます。逆に言うとどれだけの指導者が「もっとやらないといけない」と感じてくれているのか。若い指導者は少なくなってきています。自分たちの「経験」だけで指導する人もたくさんいます。しかし、このままでは間違いなく「凋落」するのは目に見えています。本当は他県から「合宿に参加したい」と言ってもらえるくらいの組織ができないといけないのではないかとずっと思っていました。まー実績も何もない私が言っても「絵に描いた餅」でしかないのですが。

 

ハードル練習会を続けています。これも何かしら「残せるもの」「伝えられるもの」があると思うからです。もちろん、そこまで「本気でやってやろう」という人が増えなければこれも私が辞めたときに終わってしまいます。高校の教員だけではなく中学や一般のクラブチームの指導者も巻き込みながら「何か」を作っていかないとだめになってしまう気がしています。

 

「目立ちたい」とか「認められたい」というのは殆どありません。そこに価値は見いだせないので。運営委員に入っていますが別に「運営がしたい」と思っているわけではありません。「強化したい」とは思っていますが。だから「運営委員」という立場にこだわりはありません。辞めてもいいと思っています。が、「強化」を考えるうえで「これが必要だ」と提案するためにはある程度の「立場」が必要になってくるのも事実です。国体スタッフという「立場」も色々な所で使えます。「権威主義」みたいな部分は往々にしてあるのでやりやすいところも出てきます。

 

持っているものをすべて使って「強化する」という役割を果たせて行けたらと思っています。学校へのこだわりはそれほどありません。目の前に選手がいて「強くなりたい」と思っているのであれば何かをします。学校はそれを目にする頻度が高いので関わる部分も増えるという感じではあります。選手を見ていてそれが感じられないのであれば別に「やる必要はない」とも思っています。自分の判断基準がそこにあるからです。

 

まとまりませんが。「合宿」をやれたらと思っています。宿舎は押さえました。セミナーパークでこれまでやってきたことをやる。それができる場面になるかなと。やれることを最大限やっていきたいと思っています。求められるかどうかは分かりませんが。

コメント
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