あまでうす日記

あなたのために毎日お届けする映画、本、音楽、短歌、俳句、狂歌、美術、ふぁっちょん、詩とエッセイの花束です。

クリスチャン・ジャック監督の「花咲ける騎士道」を観て

2013-02-13 09:04:27 | Weblog


闇にまぎれてbowyow cine-archives vol.400


糞真面目だった「赤と黒」とは打って変わって、イケメン、ジェラール・フィリップが楽しげに馬に乗ったり、チャンチャンバラバラしているが、そんなことよりイタリアの女優ジーナ・ロロブリジダの豊満な肢体に酔いしれることができる稀有な作品だ。

立身出世を夢見る兵士が知謀を尽くして王女の花婿になろうとぐあんばるお話だが、結局はルイ15世の掌にすっぽりとはまって、さいごはめでたしめでたし。罪も毒も無いのが結構毛だらけ猫灰だらけ。

原題は「Fanfan la Tulipe 」。映画の冒頭で悪漢に襲われたポンパドール夫人と王女を助けたジェラール・フィリップが、夫人から「ファンファン・ラ・チューリップ」という素敵な名前を頂戴したことにちなむ。


恥ずかしそうに咲いていました「スーパースタア」という名の赤きバラ 蝶人
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