闇にまぎれて tyojin cine-archives vol.1211、1212、1213
○ロバート・マリガン監督の「レッド・ムーン」をみて
1968年の製作のハリウッド映画。グレゴリー・ペックとなんとエヴァ・マリー・セイントが共演するインデイアンものの西部劇。アパッチに囚われていた子持ちの白人女性マリーにペックがずるずる深入りして命がけの戦いが繰り広げられるが、その気持ちはわかる。
○ガブリエレ・サルヴァトロス監督の「エーゲ海の天使」をみて
1991年製作のイタリア映画。第2次大戦中にイタリア軍の8名の兵士がエーゲ海の少島で現地人と楽しく夢のような3年間を過ごす話。たまにはこういう呑気な映画も悪くないなあ。
○マイケル・マン監督の「コラテラル」をみて
めずらしたトム・クルーズが根っからの悪人を演じるが、これがけっこう壺にはまってよろしい。ラストではようとうくたばるのだが、ちょっとブレードランナーに似ていて興味深い。
白血病余命二か月震災犬ジローはじっとホタルを見ている 蝶人