蝶人狂言綺語輯&バガテル―そんな私のここだけの話op.291
「生きる喜び」と書かないで、わざわざ「生きる歓び」とオシャレに綴る気持ちは分かるけど、なんだか字面が恥ずかしい。別に「生きる喜び」でいいじゃないか、と思いながら竹橋の熊谷守一展に行ったら副題が「生きるよろこび」になっていた。3/1
3月になったのに、太刀洗の3か所の産卵適地にオタマジャクシの姿は見受けられない。過去四半世紀で初めての緊急事態ずら。3/2
テレビで「選手たちの判断力」と言えばいいのに、「選手たちのジャッジ力」と喋っている馬鹿者がいたけれど。中野なんとかいう怪しい脳科学者も、テレビで同工異曲の換言コメントを乱発しているようだ。3/3
昨日ようやく太刀洗の第3現場にてアカガエルの産卵を確認。例年に比べてずいぶん遅いが、より温暖で産卵に適した第1、第2現場でいっこうにその痕跡が見られないのはなぜだろう。3/4
越路吹雪役が瀧本美織から大地真央、岩谷時子役が木南晴夏から市毛良枝、内藤法美役が長谷川純から吉田栄作に交代したテレ朝昼ドラの「越路吹雪物語」にいたく幻滅。交代前の役者のほうが遥に真に迫っていた。3/5
6月から不法民泊業者の取締が始まるようだが、いかにも遅すぎる行政の対応なり。ここらへんは完全な住宅街なのだが、半年前に突如中国人がヤミ民泊を立ち上げたので、朝な夕なに様々な国籍の観光客がスーツケースを引きずってウロウロしている。3/6
朝日新聞のスクープで安倍蚤糞内閣の屋台骨が揺らぎ、平昌五輪の直後、板門店で南北首脳が会談するなんて、いったい誰が予想しただろうか。3/7
踊りの本質は「重力からの解放」です。踊り手と共に、それを見る人も、その解放を体験する瞬間があるのです。坂東玉三郎 3/8
「今度天地が開けたら、草木も、人民も、山も海も光輝いて、誠にそこら中がキラキラ致して、楽もしい世の穏やかな世になるぞよ。是が誠の神世であるぞよ。」出口なおの「筆先」1903年旧6月4日 3/9
米朝首脳会談決定の報に驚く暇もなく飛び込んできた佐川辞任のニュース。だんだか詰まらない世の中が、少しは面白くなってきたぞ。高杉シンサク3/10
財務省が仕方なく公文書の書き換えを認めることにしたそうだが、ではなんで今まで言を左右にして出し渋っていたのか? その理由を明らめるなかで、麻生安倍夫妻阿呆莫迦トリオの世紀の大陰謀が暴かれていくことになるだろう。3/11
あやべ、で九ちのたけぞさんのやしき、てんしとなるわいな、すいりょ、すいりょ。
あやべ、で九ちのすみさんのやしき、てんしとなるわいな、すいりょ、すいりょ。
あやべみやことなるぞよ。うしとらのこんじん、なおのうしろみをいたすぞよ。出口なお「筆先」3/12
「天網恢恢疎にして漏らさず」とはこのことか。一時は誰もがもう終わったと天を仰いだはずの森友問題が、漸く逃げ切ったと安堵していた安倍蚤糞夫婦の脳天を、多くの人々の恨みを呑んだブーメランのように襲う。いやあ人世まだまだ捨てたものではないずら。3/13
テオドール・クルレンツィス&ムジカエテルナのチャイコフスキー交響曲第6番を聴く。なにこれ? 悲愴というより歌舞伎か新派のギョロ目の悲愴ゴッコ。ただ無暗にかっこつけて粋がっているだけで、詐欺師のこけおどしの超駄盤ではないか。口直しに急いでムラヴィンスキーを聴いてやっと安心した。3/14
森友新旧文書を比べ読みすると、やはり安倍蚤糞極右夫人の登場以降、急激に財務省当局の対応が迅速丁寧かつ特別なものに変化していったことが紙背を徹して読み取れる。そこで問題になるのは眼光の有無と法的証拠、証言であろう。3/15
おととしに続いてアレルギー性鼻炎になってしまった。去年は被害軽微だったのに。ベルリンフィルの醜いビオラ奏者そっくりのブタブタに太った内科医が出してくれたザイザル錠を寝る前に1粒飲んだら、今朝はすっきり。ベルリンフィルが良かったのか?3/16
いくら指揮者の広上淳一が、懸命にバーンスタインの真似をして踊っても飛んでも、N響の音は弾まない。さすがは日本一官僚的な冷感症のオーケストラだ。3/17
妻が森友に加担していることが関係者全員に認知されているがゆえに、例外的な土地払い下げが実現したのだから、妻の政治的関与は明白。公約通り安倍蚤糞は辞任せよ。3/18
財務省公文書の改竄の理由は、絶対権力者とその妻及び有力政治家に対する、官僚たちの森友に関する特例措置に関する忖度である。忖度の存在が証言されたとき、安倍蚤糞一派の少なくとも間接的な関与が証明されるだろう。3/19
アッキーが足を運べば役人が忖度せぬと誰が思うか 蝶人
悪賢い安倍蚤糞は、役人どもの卑屈な忖度を見越したうえで、己が代理人の妻を現地に派遣し、本邦初のファシズム学園立ち上げに協力しようとしたのだ。3/20
北朝鮮、ロシア、中国、アメリカ、シリア、トルコ、サウジアラビア、カンボジア、スーダン、ジンバブエ、ギニア、そして日本。恐ろしいことに、気がつけば世界中で独裁者が跳梁跋扈している。3/21
若い時はコンクールで賞を取って、その勢いで海外オケのシェフになり、しばらくあちこちさすらっているうちに、賞味期限が切れそうになるので、急いで故国のオケに潜り込む。それが大方の日本人指揮者の定番コースという訳だ。3/22
母死して16年。あれからいろいろなことがあったが、永遠の相から見れば、世界も私もなにも変わっていないともいえる。地上をしばらく生きてすぐに死ぬ人世とは、まことに単純なものだ。3/23
13年3月、「2年で物価上昇率を2%に上げてみせます」と偉そうに公言したが、丸5年経ってもてんで実現できない嘘吐きで無能な元財務官、黒田東彦を、罷免するどころか、日銀総裁に再任する。安倍蚤糞の無為無策ここに極まれり。3/24
右翼大好きの首相夫人が、本邦初のファシズム学園創立に血道を上げたので、「総理のためにはエンヤコーラ」と、官僚共が超法規的にひと肌もふた肌も脱いだ、というのが森友事件の本質。すべての犯罪の根源は、「安倍蚤糞夫婦の言動と存在そのもの」に起因している。3/25
「初恋はいつですか?」「スケートに恋したのは3歳の時なので、3歳ということにしておきます」。子供の質問に対する小平奈緒選手の当意即妙の見事な答え。久しぶりに「ユーモアとウイット」という言葉を思い出した。3/26
佐川選手、予想通り公文書改竄の目的や理由、経緯については「捜査中」を隠れ蓑にして徹底的に証言を拒否し、すたこらさっさと遁逃するつもりだな。3/27
KGBの元工作員が大統領の国では、大使館員全員がスパイであってもおかしくないが、安倍蚤糞はどないするねん。3/28
いっけん華やかに映る外交のやり取りの中に、この国の民主主義の根幹を汚染腐敗させている内政の大問題を埋没させてはならない。3/29
3月は別れの季節。福祉施設の息子の担当者がまたしても交代。それでなくても人材不足なのに、トップがどんどん新規事業に挑戦しているので人事異動が頻繁になり、その都度利用者へのサービスが影響を受ける。なんとかならんものか。3/30
中学生の藤井聡太選手と貴乃花親方とどっちが大人か、火を見るよりあきらか。やっぱり親の躾の問題かしら。3/31
百害はあれども一利なき男豚の顔にてぺらぺら語る 蝶人