闇にまぎれて tyojin cine-archives vol.1333、34,35
1)リチャード・フライシャー監督の「海底2万マイル」をみて
久しぶりに懐かしい1954年の映画をみた。ネモ艦長はジェームズ・メイソン、カーク・ダグラス、ピーター・ローレも出ていたんだね。
はじめての時は夜目を光らせながら波を蹴立てて驀進するノーチラス号がなんだか怖かったのだが、いまみると全然そういうことがない自分にも、映画にも腹が立つ。
2)ノーラ・エフロン監督の「ユー・ガット・メール」をみて
実際は犬猿の仲なのに、それと知らずにSNSなどでお互いに本心を明かして肝胆相照らすことは、ままあることだ。
うまいところに目をつけたものだが、脚本、演出がしつこくて、途中でうんざりする。こういうのはもっと軽くやらないと。
3)J・リー・トンプソン監督の「ナバロンの要塞」
グレゴリー・ペックが大活躍して、独軍の要塞の大砲を爆破する。
が、これって本当の話なのだろうか。映画の中でさえ難しそうに思えるのだが。ジア・スカラがなんで内通したのか不明。されどいたく妖艶ずら。
こないだからずっと探している斎藤磯雄訳ヴィリエ・ド・リラダン「残酷物語」 蝶人