こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

人生あっという間、私の時間もあと少し。
よりよく生きるにはどうしたらいい?

少しずつ、痛んでいく

2011年02月08日 | 家族のこと
人間ドックを受診した。

2年ぶりに、胃の内視鏡を飲んだ。生検は行われなかったが、日頃の診断、一生懸命やらないといけないと、改めて自覚した。

さて、小生47歳。今年の内視鏡はなんだか辛かった。早期発見のためとはいえ、この先、毎年これを繰り返すかと思うとちょっと辛い。こうやって、毎年検査をしていれば、ある時、なにか見つかってもそれなりに受容できるだろうか。
あと、何年生きるのだろう。生きている限りは、こうして人間ドックを受けるのか、それとも、定年くらいが目安のなのか。定年までとしてもそれまで10数回はやることになる。
大腸ファイバーもそのうちやらないといけなくなるだろうし(一度やったことがある)。

体重はなかなか減らないし、腹囲も芋洗坂係長。
暴飲暴食、とまではいかないが、夜9時前に帰宅することはまずなく、夕食は10時過ぎ。ビールの1本も飲みたくなる。嫌なことがあったりすると、酔うまで飲むので、酒量も増える。そして翌朝は6時前に起きる。
(都内に勤めるのに、鎌倉なんぞに住んでいる、というのがまあいけないわけだが、職住分離という考えがあってもいいだろう。)

内視鏡の画像できれいな胃粘膜を見たときは、我が胃粘膜に感謝の念すら感じてしまった。


体は少しずつ痛んでいくのだろう。そして、ある日突然壊れる。
私たちは、死に向かって生きているということは分かっているのだが・・・
どうやって、受け入れていけばいいのだろう。