こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

人生あっという間、私の時間もあと少し。
よりよく生きるにはどうしたらいい?

昇降機・・・エスカレーターとエレベーター

2011年02月10日 | 通勤・交通・旅行
エスカレーターの終わり、もう少し乗っていたい、と思うことがある。


周囲を見渡しながら、だんだんと昇る。上の階には楽しいことが待っている。そんな気持ちが続いて欲しいと思う。

時々、エレベーターの終わりのところで、躓いたりしている人がいるが、我を忘れてもう少し乗っていたい、なんていう気持ちだったりするのだろうか?
それとも、そんなことを思うのは私だけか。

これに比べると、エレベーターはブラックボックス。

行き先階への瞬間(どの程度を”瞬間”というかわからないが)移動装置であって、何十階なんていうところにいつの間にか移動しているなんていうのはびっくりだ。

エレベーターで行き先階についたとき、目の前になにが現れるかと思うと、期待と不安がないまぜになる。

デパートのエレベーターを降りる時は、期待でいっぱい。
職場のエレベーターを降りる時は、誰が待ち受けているのかわからないので、不安でいっぱいになる。

よくわからない箱に乗り込んで、身を任せっぱなし、というのはちょっと怖い。
何人かで乗って、誰かが行き先ボタンを押したと思い込んで、誰も押していなかった、なんて経験ないだろうか。
なんとも言えない、浮遊感。


どちらも、移動という目的があって乗るものだから、叱られに行くということでなければ、利用するにあたって、そう嫌な気分はしない。
エスカレーターもエレベーターも事故には気をつけましょう。
乗る時も、降りる時も、乗っている時も。