2度の大型台風の跡も、過ぎてみれば、塩害で赤茶けた葉を残すばかりで、街角にはキンモクセイの甘い香りがお彼岸の過ぎたことを知らせてくれる。
あれほど暑かった夏も、帰宅困難者を出した台風もいつの間にか記憶から薄れつつある。喉元過ぎれば熱さ忘れる。都市生活者は自然災害を身体的感覚として捉えることができない。
先日、夜行バスで東日本大震災の被災地に行ったという小学生からの投書が新聞に掲載されていた。コロ健も福島のそれも沿岸部からはだいぶ離れたところに行って、そこでも少なからず揺れが大きかったことを実感したが、津波で何もかも流されたところにまで行く勇気はなかった。
テレビでは復興に向けて頑張っている被災地の光景をほとんど毎日みる。原発事故についてもそうだ。どれも忘れてはいけないことだ。大切なことを忘れずに注意深く生きることが身体的感覚を失ってしまった私たちができるせめてものことと思われる。
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