こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

人生あっという間、私の時間もあと少し。
よりよく生きるにはどうしたらいい?

相手を許し、相手に謝る

2014年07月30日 | 日々思うこと、考えること

仕事は実際立て込んでいたけれど、自分を失うほどではなかった。それなのに、昨日一昨日と立て続けに怒ってしまうことがあった。

どれも、原因は相手のミスだったり、能力のなさ、努力不足で、私と関わりがなければ私が怒ることはなかったし、その時点では私に失う物は無かったように思えた。だからだろう、余計に嵩にかかって相手を責め立ててしまった。

今日は朝から気分が冴えない。私が相手に対して言ったことは、ある視点から見たら、ほぼ正しく、「少し言い過ぎた」といえばその程度なのだと思う。けれども、ミス、見込み違い、能力不足を認めている相手にあれほど言うべきだったかといえば自信はない。立場が逆だったらどうだったろうと思うと相手のことが気の毒にもになる。

少々のこと言われても平気な人がほとんどだろうけど、深く傷つく人だっている。覆水盆に返らず、言い過ぎた言葉は戻ってこない。相手にとって、私は」”そういう人”になってしまった。

今になって、私は大切な物を失ってしまったということに気がつく。

責め立てる言葉は暴力に近い。今、こうした思いをするのであれば、初めから言い方を考えるべきだった。今度会ったら、言い過ぎたことを謝ろう。

そして、相手を許し、相手の思いを汲み取ってあげたらいいだろうか。

 

私という奴は・・・
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