人にどう思われているかなどわかりはしない。
仮に、少しだけわかったとしてもその人のすべてがわかっているわけではない。だから、他人にどう思われていようがそれで自分の人格が規定されることはない。
しかし、あまり多くの人に嫌われていると、社会生活を営んでいく上で何かと不都合が生じるので、人には嫌われないように生きるのはそのような観点からは得策かもしれない。だから、少なくとも嫌われないように生きていきたい。
人に好かれる必要があるかというと、どうだろうか。
人に好かれるという場合、おそらくは自分のごく一部を好いてくれているだけで、全体を好いてくれるわけはない。したがって、多少チヤホヤされることがあったからといって、自分が人気者だとかいい人間だとか勘違いして自惚れないほうがいい。
こういうのは、自己評価の高い低いではない。そもそも他者の観点から自分を評価しようとするのが問題なのであるということを、理解しておく必要がある。
また、明日から職場に戻る。いろいろな人間関係が再開する訳だが、他人の考えに流されず、しっかりと生きていくことが自分の人生にとって必要だ。