こんな書き方をすると、どこかの学会参加とおなじようにみえるが、もちろん違う。
国連総会が9月26日~10月2日の間、開かれているとのこと。
第70回というのが日本の敗戦後の年数を無言のうちに表していて哀しい気持ちとなる。さて、テレビや新聞で国連総会における演説、議論に関することが連日報道されているが、これらを見聞きしていると、人間の営みというものが、大なり小なりみな同じようなことを考え、同じように行動しているるものだとわかる。
狭い地球の上でともに暮らしていて、仲良く過ごすことなど最初からできるわけない。仲良し、仲間はずれの合従連衡、妥協できることがあればいいものの、そうでなければ喧嘩になる。
妬みも嫉みもミクロレベルからマクロレベルまで。すなわち、諍いは家の中からはじまって、ご近所、町内会、市、県、国まである。このことは仕方ない。人間は利己的な存在なのだから。だが、あれこれは仕方ないこととあきらめ、人を憎み、恨むということだけはしないでいたいものだ。
人を憎むこと、恨むことが生み出す負のエネルギーは、莫大で、結局自らを滅ぼす。
これも、どのレベルでも同じこと。
ご近所から国まで。結局はこんな小さな世界で喧嘩をしても、仕方ないのに。