夜明けの時間が日を追うごとに遅くなってきた。起きてすぐに窓を開けると、遠くの方がほんのりとオレンジ色に光っていて、太陽が顔を出すにはもう少しかかりそうだ。まさしく暁、という表現があう。
近所の小鳥たちもこのぐらいの時間から起き出してくるみたいでうれしい。春から夏にかけては夜明けが早すぎて、朝寝坊の私は小鳥たちの会話を聞くことはできないが、今の季節、私が起きての犬の散歩の時間が夜明けに重なってそれができる。
今の時期はモズなのだろうか、鳥もやっぱり忙しそうで聞いていて楽しい。
朝食のことを話しているのか、それとも今日遊びに行くところの打ち合わせをしているのか。
散歩から帰って来る頃にやっと夜明け。雲に反射する日の光が美しい。今夜から明日にかけてはまた雨の予報。明日の夜明けは期待できそうにない。
小春日和が続きます