森友学園、加計学園、それぞれの問題では、忖度だのナンダのという、それぞれの固有の問題以外に、役人の不正が問題となっている。
公文書の改竄というは、今あるこの国の歴史を捻じ曲げていることで、未来永劫この事がこの国の歴史として残ることになる。そんな過去を真実として受け入れなくてはいけない未来の人達は気の毒だ。でもそれは未来の人達の話で、今生きている私たちにとってはそれ以上に、そんなことをする役人とか不明瞭な土地代に税金が支払われているということが問題だ。あんな人たちのするあんなことに毎日必死になって仕事をした報酬の一部が支払われているかと思うと悲しくなる。
そして、今度は北朝鮮問題。昨日、”歴史的な”米朝首脳会談が行われたが、非核化に向けては韓国と日本でその費用を負担するべきだと、合衆国大統領は言った。そして、拉致問題は日朝間で解決すべきことでもあると。
核兵器を開発して振り回した結果、ついに国際社会から注目を浴びるに至った北朝鮮はいいことづくめだろう。でも、非核化は仲介、拉致問題は米国に丸投げだったことが判明してしまったのではないだろうか?さすがは元ビジネスマン、話題だけさらって、自分では何も責任を取っていない。
それにしても、北朝鮮の非核化になんで税金を使わなくてはいけないのか、全くわけがわからない。韓国の人達も同じ気持ちの人は多いのではないだろうか。そもそも、そんなことになるような話をしてもらうために、何度も渡米した費用、ゴルフの費用、そういったものも税金で支払われているのだ。
政治は成功ばかりではないだろうけど、必死になって日々働いているこっちの身のことも少しは考えて欲しいものだ。
それでも働かないと食っていけない