こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

人生あっという間、私の時間もあと少し。
よりよく生きるにはどうしたらいい?

総裁選の討論会で自民党の層の厚さをみた

2021年09月18日 | 日々思うこと、考えること
 台風14号の大雨で山が霞んでみえた。午後になって温帯低気圧になったが、半日大雨だった。そのニュースをテレビで見ていたら、新宿駅前、渋谷駅前の様子が映っていて、結構な人出だった。どんな人がと思って見ると、ほとんどが若い人。

 こんな嵐をついて外出しようなんて、この歳になると思わないが、微かな記憶を辿れば台風で増水した多摩川を見に行ったことがあったのをはじめ、災害時でもあまり気にせず出かけていた。若い時は好奇心がいっぱいだったし、災害なんてまったく怖くなかった。こんなことだから、コロナ禍に自粛しろといってもそれを守ることができなかったのは想像に難くない。

 そんなわけで、大雨で外に出るのが億劫な年寄りは引きこもり。ちょうど自民党総裁選の日本記者クラブでの討論会をNHKが放送していていたので、4人の候補の弁を聞くことができた。それぞれ長らく自民党内で政権の中枢近くで仕事をしてきただけのことはあって、しっかりした見識と意見を持っているということがわかった。近い将来この中の誰かが総理大臣になるということで、興味深かったし、自民党の層の厚さというのがよくわかった。

 昨日の続きのようになってしまうが、こんなこと(自民党総裁選)をこの時期にやられてしまっては、野党は痛いところだろう。最後の質問者(橋本五郎)が、

”今の国会論戦は野党との罵り合いとなっている、それを改めるよう、辞めていく記者からのお願いとして聞いていただきたい。”

というようなことを言っていた。安倍さんのヤジはひどかったが、今回の候補者の方々はそのような感じではない。野党ともこうやっていけば受けて立つことができるにちがいない。野党としては、文句ばかり言っているような印象が強くなっては、ますます旗色が悪くなってしまいそうだ。
面白かった

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